妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋 作:ikkun
sideシディ
俺はカレコレ屋に向かっていたのだが・・・
シディ「ん?名無し?」
カレコレ屋のポストに手紙が入っていた・・・
sideカゲチヨ
シディがポストに入っていたという手紙を持ってきた。
シディ「私は胸が大きいのですがそのことで苦労も多いです。でも皆その苦労を分かっていないので苦労があるということを分かって欲しいです!聞いていただけないでしょうか?」
なんか怒ってるようにも聞こえるけど・・・
シディ「これがカレコレ屋の前にあったんだ。」
ヒサメ「依頼なの?」
シディ「名無しだった。」
フィーア「センシティブな内容ですし恥ずかしかったんでしょうね。」
まぁ、フィーアの言う通りだな・・・
カゲチヨ「っていうかよく漢字読めたなシディ。」
シディ「全部ひらがなだったからな!」
カゲチヨ「何?差出人爆乳小学生?」
カンナ「でも差別するわけにはいかないでしょ?」
わかってるけどさ・・・
カゲチヨ「俺アドバイスなんて出来ねーよ?」
ヒサメ「素直な意見だけ言ってくれればいいから。」
じゃあ・・・
カゲチヨ「おっぱいがみたいです。」
フィーア「とりゃ!」
ズガっ!
ですよね・・・
sideヒサメ
シディ「最初はまず似合う服が少なくて大変です、らしいぞ。」
結構気を使うんだよね・・・
カンナ「そう!ダボっとしたのは太って見えるしタイトめにしすぎるとラインが出すぎて面倒だし!」
カゲチヨ「カンナが叫んでる・・・」
それだけ大変ってことだよ・・・
シディ「ヒサメやカンナはタイトめなものに緩めのものを着ているな。」
カゲチヨ「フィーアは鎧着てるから参考になんねーだろ。」
フィーア「失礼な!鎧を着てればいざというとき急所を守れますし体のラインもある程度隠せるんですよ!」
シディ「うむ、治安の悪くなったこの世界ではいいファッションだな。」
確かにそうかも・・・
カゲチヨ「まぁ、何を着ても自由だろ。それで本人が害を被るような社会は間違っている!」
カンナ「カゲチヨが珍しく社会派な名言を!」
カゲチヨ「だから中学で、包帯と鎖を巻いてた俺をあざ笑ったアイツ等は間違ってるんだ~!!」
ヒサメ「誰にでもあることさ、涙拭けよ。」
私はそっとカゲに肩を置いて慰めた。
sideフィーア
シディ「次は肩が凝って大変です、だそうだ。」
ヒサメ「単純に重いっていうのはあるよね。Fカップで片胸800グラムあるって言うから。」
カンナ「両胸だと小玉メロン二個分なんだよ。」
カゲチヨ「しんどそうだな・・・」
フィーア「筋トレの時も邪魔ですし猫背にもなるしでいいことないですよ。」
全く、トレーニングしてて姿勢が悪くなるとか冗談じゃないですよ!
シディ「楽しい楽しい運動ができないなんてかわいそうだ・・・そうだ!俺が常に後ろから支えてあげよう!」
ヒサメ「やめて捕まる。」
でもシディさんに支えられるならスタイルが良いのも悪くないですね・・・
カンナ「なんかまたいやらしいこと考えてる顔だ・・・」
sideカンナ
シディ「次は汗が胸に溜まって夏場かゆくなります、だそうだ。」
カンナ「あせもにもなるしお肌の大敵だよ!」
カゲチヨ「またカンナの切実な叫び・・・」
ヒサメ「でも私がいるから部屋にいれば皆温度調節できるでしょ?」
確かにそうだけどさぁ・・・
カンナ「アーシの能力なんて悪化させる能力だからなぁ・・・」
フィーア「走って汗を吹き飛ばすのはどうですか?」
フィーアちゃんそれまた汗溜まるループにハマるから・・・
sideカゲチヨ
シディ「胸が大きいと可愛い下着が少ないです、と書いてある。」
そうなのか?
ヒサメ「ダサい下着しかないからね・・・」
シディ「その感覚俺にはわからないな・・・」
はっ!
カゲチヨ「アイデア降りて来たぜ!俺達で胸が大きい人用のイケてる下着を作ればいいんだよ!需要もあるし、女性に貢献したことでカレコレ屋の名声も高まるぜ!」
カンナ「どんなのにするつもり?」
こうだ!
ヒサメ「何でヒーロー見参させてるの変身なりきりブラか!」
シディ「カッコいい・・・」
フィーア「シディさん・・・流石にないですよ。」
そうして最後の相談になった・・・
シディ「最後は男の人に変な目で見られてムカつきます!!だそうだ。」
やっぱり怒ってる?
ヒサメ「胸が大きいと色々イメージがつくみたいだよ。エロいとか軽い女とか。」
カゲチヨ「全部迷信だけどな。」
まぁ、あるあるだよな・・・
シディ「わからんな、この世界にはもっと変わった姿の奴らが沢山いるのに。」
フィーア「シディさん・・・流石です!」
二人とも相変わらずだな・・・
カゲチヨ「俺は・・・正直興味あるよ。視線が行っちゃうときもあるしでもそういう悩みもあるのか・・・不快な思いさせないように気をつけないとな・・・」
カンナ「おー!カゲチヨ紳士!でもカゲチヨはアーシたち以外の女子とは視線が泳いで胸見れないし大丈夫だよ!」
カゲチヨ「ヒデぇ!?」
ヒサメ「目線泳いでたら別の問題が発生しそうだけどね・・・・」
そうして相談は終わった・・・
sideヒサメ
シディ「それにしてもこの手紙の差出人は誰だったんだ?」
え!?それは・・・(手紙を書いた人)
カンナ「誰でもいいでしょ・・・」(シディでも読めるようにひらがなにした人)
フィーア「女性ならあるあるですし・・・」(カレコレ屋のポストにシディが来る時を把握していれた人)
シディ「ん?このにおいは三人の・・・」
カゲチヨ「もうこの話は終わりでいいだろ。な、三人とも。」
ヒサメ「うん、猫背気味だから直さないと!」
カゲ、ありがとう!