妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋   作:ikkun

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ぼったくりバーに潜入

sideカゲチヨ

俺とフィーアはとある理由で繁華街を歩いていた・・・

 

店長「お兄さん、お姉さんちょっと!」

 

俺はサングラスをかけた客寄せの男に引っかかった・・・

 

店長「二人ともカップルですか?実は安い店案内してますよ!おつまみもドリンクも良いのを用意してますから!」

 

そうして俺たちは店に入った・・・

 

sideフィーア

 

店長「お客さんたちラッキーですよ!3000円ポッキリで飲み放題なんですから!」

 

そうして店員を見てみると・・・

 

フィーア「可愛いですね・・・」

 

カゲチヨ「そうか!?」

 

クラゲのような異宙人が接客していた。

 

店員「お兄さんたちこういうお店初めて?」

 

カゲチヨ「はい・・そうっすね・・・」

 

フィーア「露骨のテンション下がってますね・・・緊張してます!」

 

でも、こういうところってテンション上がりますね!

 

フィーア「カゲチヨ!飲みますよ!私は酒豪を目指してるんです!もろ酔いを100杯飲みますよ!」

 

カゲチヨ「いや、お前弱いんだからまずは二杯を目指せよ・・・」

 

何ですってー!!

 

sideカゲチヨ

 

フィーア「ここの机の材質高級そうですね~!割って本物の木か確かめて良いですか?」

 

やっぱりテンション高くなった!?

 

店長「お兄さんは全然飲んでないじゃないですか!」

 

カゲチヨ「あんま喉乾いてなくて・・・」

 

店長「ささ、これもどうぞ!」

 

なんか怪しげな見た目な飲み物が来た・・・

 

カゲチヨ「頼んでないっすけど・・・」

 

店長「恐怖の地獄ジュースっす!サービスっす!」

 

カゲチヨ「これをサービスに選ぶセンスえぐいっすね・・・」

 

店長「恐縮っす!」

 

褒めてないんですけど・・・

 

店員「アタシにもちょうだい。」

 

そういえば・・・

 

カゲチヨ「女の子のはいっぱいまでセット料金に含まれるって言ってましたよね。」

 

店長「そうっすよ。」

 

ならいいんだけど・・・

 

店員「喉乾いちゃった~!」

 

何でこの店員俺に絡んでくるんだ・・・フィーアの方が乗ってきやすいだろ・・・

俺は拒もうとしたが・・・

 

店員「どこ触ってるのよ!」

 

なんか体のどこかを触ったらしく怒られてしまった・・・

 

フィーア「カゲチヨセクハラですかー?っていうかクラゲが沢山いますけどおつまみですか?」

 

店員たち「ひぃ!?」

 

フィーア・・・ナチュラルにこえーよ・・・

 

結局フィーアもべろんべろんだったので会計にしたのだが・・・

 

店長「ありがとうございます!20万1000円になりまーす。」

 

なっ・・・高い・・・!

 

カゲチヨ「初回3000円ポッキリって言ってたじゃないすか!」

 

店長「全部正規料金っすよ。」

 

カゲチヨ「氷代2万円とかもおかしいしおつまみも頼んでないっすよ!」

 

フィーア「そうですよ~!せめて値引きで20万円引きにしてください~!」

 

店長「それ千円じゃねーか!ふざけるなよ。楽しむだけ楽しんどいて払わないっていうなら・・・」

 

フィーア「カゲチヨ~!酔い覚ましに運動したいんでこの店長の顔ジャガイモにしてもいいですか~?」

 

フィーア・・・それは・・・

 

カゲチヨ「良いんじゃねーか?」

 

店長「あぁ!?舐めてんじゃねーぞ!」

 

店長は殴りかかってくるけど・・・

 

フィーア「おぉ!スローモーション!」

 

フィーアは酔拳みたいにつかみどころのない動きで躱して・・・

 

フィーア「お願いです~千円ははらいますからー!」

 

ズガァン!

 

店長「ぎゃぁああ!?」

 

店長の顔面に一発入れて気絶させちまった・・・

 

sideヒサメ

 

私たちはカゲとフィーアちゃんのいるお店に目的を達成したので行った。

 

カゲチヨ「こっちも無事完了したぜ。」

 

カゲの言う通り店長と思われる人は完全に拘束されていた。

 

店長「お前ら・・・何ももんだ・・・」

 

店長は鼻が陥没した状態で話す。

 

カゲチヨ「俺たちはカレコレ屋、何でも屋で依頼で来てたんだ。」

 

カンナ「ま、依頼人から奪った者はもうこの通り手元にあるよ?」

 

店長「なぁっ!?」

 

カンナちゃんが見せたのは腕時計だった。

 

フィーア「その場で払えないと金目の物奪って換金するまで店に置いてるのは知ってましたので。」

 

私が渡した酔い覚ましで完全に戻ったフィーアちゃんが言う。

 

ヒサメ「警察が来るまでここで放置でいいんだよね?」

 

カゲチヨ「あぁ、店員もフィーアの拳の威力に完全に怯えてるしな。」

 

店員たち「あばばば・・・」

 

フィーア「お恥ずかしい・・・」

 

哀れだね・・・

 

そうして依頼人に時計を返した。

 

依頼人「お金だけだったら泣き寝入りしていたかもしれません・・・でもこの時計は祖父の形見で・・・本当にありがとうございます。」

 

カゲチヨ「金より大切なものあるよな。その時計いつまでも大切にな。」

 

依頼人「はい・・・!」

 

そうして私たちは帰り道を歩いた。

 

ヒサメ「カゲも偶には良いこと言うじゃん。」

 

カゲチヨ「たまには余計だっつーの!」

 

フィーア「あーあ・・・また二杯行く前に酔っぱらっちゃった・・・酒豪になりたいのに・・・」

 

カンナ「無理でしょ・・・」

 

まぁ、フィーアちゃんも大活躍だったよね。

 

カゲチヨ「あぁ!?初回料金で払った二人分6000円・・・回収するの忘れてた!」

 

カンナ「ふふふ・・・アーシがそんなことに気が付かないと思った?じゃじゃーん!」

 

なんとカンナちゃんが六千円持っていたの!

 

カゲチヨ「カンナ流石だぜ!」

 

カンナ「じゃあお金で買えないもの友情を深めにこの六千円で本当の格安店にレッツゴー!」

 

カゲチヨ「うぐぅ!?依頼人にいいこと言った半面取り返しにくい・・・」

 

カンナちゃん策士だね・・・

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