妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋 作:ikkun
sideクリス
俺の名前はクリス。
ヒビキ?「貴方たち誰?」
クリス「どうなってんだこりゃ・・・」
カゲチヨのトラウマを刺激することに内心ため息出すことになる王様だ。
何でこうなったかというと数分前俺たちはいつも通りトッププレデターの施設を壊滅させていた。
クリス「何の施設か知らないけどろくでもなさそうだし秒速で死んでくれ!」
ぐざっ!
研究員「リフジン!?」
九条「人の気持ちを考えられないサイコパスめ!地獄で閻魔が待ってるぞ!」
ぞしゅ!
研究員「ヘルッ!?」
小峠「妖精王を舐めたこと地獄で後悔する?」
ザシュ!
傭兵「サキタタズ!?」
そうして研究所を壊滅させた後で何か情報が無いか探っていたのだが・・・
「貴方たち誰?」
そう言って廊下の奥から出てきたのは大体小学生くらいの女の子だった・・・
けれど俺はその少女を見て度肝を抜かれた・・・
クリス「まんまヒビキじゃないか・・・」
そう、カゲチヨの初恋の人にしてレイナとアザミによってゾンビに変えられたはずのヒビキが幼くなって喋っていたのだ・・・
小峠「旦那、とりあえずこの子の事情を聞く方が優先かと。」
小峠の言う通りだな・・・
クリス「それで名前は?」
ヒビキ「ヒビキ、貴方カレコレ屋知ってる?お母さんに言われて私そこに行かないといけないの。」
まさか名前まで一緒とは・・・
九条「どうする?連れて行くのか?」
クリス「いきなりヒビキ似の少女が現れたらカゲチヨが困惑するだろ。とりあえず森に・・・」
ヒビキ「嫌!行くの!」
しまった!帰るとき用のワープゲートに・・・
sideカゲチヨ
俺がいつも通りカレコレ屋を出ようとしたら突然ゲートみたいなのが現れて・・・
ヒビキ「ついた!カレコレ屋!」
クリス「カゲチヨ・・・とりあえず落ち着いてね・・・」
九条「遅かったか・・・」
小峠「厄介なことになりそうだ・・・」
ゾンビになったはずのヒビキが幼い姿で生きてて・・・なぜかクリスたちも一緒にいた・・・
sideクリス
まぁ、来たものは仕方ない・・・
ヒサメ「つまりトッププレデターの施設を壊滅させたらこの子がいたってこと?」
俺はヒサメたちに訳を話した。
カンナ「でもなんでいきなりカレコレ屋に?」
ヒビキ「ママがここに行けって。それでこの人たちに違う場所連れて行かれそうだったから逃げてここに来た。」
クリス「いや、とりあえず事情聞こうとしただけだって・・・」
まるで誘拐犯みたいな言い方だな・・・
ヒビキ「一か月後に迎えに来るって言ってた。」
フィーア「しかしなんて立派なんでしょうか!ちゃんと泣かずに事情を話せるなんて!」
ヒビキ「このお姉ちゃんもしかして子供好き?」
よく気づいたな・・・筋金入りだぞ・・・
クリス「カゲチヨ、彼女はヒビキとは別人でクローンの可能性もある。下手な希望は自分を傷つけるだけだぞ。」
カゲチヨ「あぁ・・・名前まで同じなのは気になるけどな・・・」
会ったのは仕方ないし・・・
クリス「取りあえず協力してこの依頼に当たろう。この子がいれば鈴の吸血鬼にもつながるかもしれない。」
シディ「わかった、色々と準備しないとな。」
それなら大丈夫!
クリス「発信機に変えの服に絵本とかもあるよ!」
カゲチヨ「用意周到すぎだろ!?」
カンナ「その服のポケット四次元にでもつながってるの?」
九条「いつも驚かされるな・・・」
小峠「ユカのお嬢にも連絡しないと・・・」
こうして俺たちはヒビキを預かることにした。
sideカゲチヨ
俺たちカレコレ屋はヒビキと遊び妖精王率いる自警団たちは周りで警護ということになった。
ー公園にてー
ヒビキ「凄い早い!もっとスピード出して!」
シディ「うむ!行くぞ!」
ボティス「キモの据わったガキじゃのう。」
フィーア「シディさんとニケツ・・・なんて羨ましい!」
久我「姉貴は体デカいから乗れないんじゃ・・・」
セキノ「久我さん、お口チャックした方が良いですよ・・・」
ーカレコレ屋でー
ヒビキ「ヒサメさんさーもっとお肌に気遣った方が良いんじゃない?」
ヒサメ「え!?」
ヒビキ「せめて化粧水くらい塗りなよ。」
カンナ「よっしゃ!今日は美容品買いに行こう!」
ヒサメ「今から!?」
高砂「いいじゃないー!レッツゴーよ!」
ハツキ「完全に置いてけぼりですね・・・」
まぁ、皆すんなり受け入れてたけど・・・
ヒビキ「カゲ君ーおんぶー」
カゲチヨ「うおっ!いきなりすぎだろ!」
ヒビキ「こんな子供にドキドキしちゃったのー?」
してねぇよ!
ヒビキ「可愛いー!」
そうして二週間たつと・・・
クリス「なんか育ち過ぎてる気がするんだけど・・・」
そう・・・クリスの言う通り俺たちと同じくらいになっていた・・・
シディ「これが成長期という奴か?」
フィーア「だとしても突っ込みどころ満載ですよ。」
カンナ「こりゃますます本物じゃない感じがするよね。」
カンナの言う通りこんな成長の仕方おかしい・・・でも大きくなったヒビキはまさに俺が知っているヒビキそのものだった・・・
ヒビキ「大きくなっちゃった。」
ヒサメ「病院に連れてった方が良いのかな?」
カゲチヨ「病院でもわからねぇだろ・・・」
ヒビキ「大丈夫ですよ。痛いところもありませんから!それにママが来たら何かわかるはずです。」
シディ「どうする?」
クリス「オーナーと技術班で調べる準備くらいするから様子見だね。」
カンナ「取りあえず運動して体を慣らして来たら?」
ヒサメ「そうだね。公園くらいならいいんじゃない?」
クリス「まぁ、今日護衛の二人にも伝えるから・・・・」
カゲチヨ「俺が行くよ。」
クリス「おいカゲチヨ・・・」
カゲチヨ「大丈夫だって・・・」
ということで俺はヒビキと歩くことにした・・・
ヒビキ「カゲ君とデートしたかったのになー!見張りの人来たら台無しじゃん。」
カゲチヨ「マセガキが・・・」
ヒビキ「もうガキじゃないもーん。」
どうだか・・・
ヒビキ「チューしてあげようか?」
っ!?わかってるしクリスにも言われてるのに・・・俺は・・・
ドンっ!
ヒビキ「いたっ!」
カゲチヨ「ちょっと飲み物買ってくる!」
俺はヒビキから距離を取って駆け出していた・・・
noside
そうして一人取り残されたヒビキだったが・・・
不良「いやー課外授業とかだるいと思ってたけどこんなかわいこちゃんがいるなんてなー」
ヒビキ「何ですか?」
不良「オーこわっ!」
不良「おねーさんさー俺達の保険体育の授業に付き合ってくれよ。」
ヒビキ「・・・」
不良「何無視してんだよ!」
不良たち二人がヒビキに近づこうとしたその時だった。
「おいお前ら何やってる?」
「その人はアンタたちが絡んでいい相手じゃありませんよ?」
二人の男女が不良に声をかけた。
不良「な、なんだ!お前らは!」
南雲「俺は妖精王の森で2番目にフェミニストな南雲だ。」
ユカ「私は女性のためなら火の中水の中まで行くユカです。」
そう、今日見張りとして来ていたのは女性好きな南雲とユカであった。
不良「あぁ!?この女がどうなっても!」
ヒビキ「あぐっ!」
不良「うぎゃ!噛みついてきやがった・・・」
ヒビキが不良にかみついた次の瞬間には・・・
南雲「女の子を泣かそうとしたんだ、覚悟はできてるな?」
ユカ「二名様地獄にご案内~!」
不良「あ・・・」
ズガッ!グシャ!メキっ!
南雲とユカは不良二人に拳をめり込ませていた・・・
南雲「真ん中の足を切ってオネェになるか?」
ユカ「保険の問題です。この場合の応急処置について答えなさい。」
不良「救急車ぁ・・・」
不良「止血ぅ・・・」
ヒビキ「凄い・・・」
不良を一瞬で制圧した二人にヒビキは驚きの声を漏らしたが次の瞬間だった!
不良「うぅうう・・・がぁあああ!」
不良「ちょ・・・噛むな!ぎゃあぁあ!」
急にヒビキの噛んだ不良がもう一人の不良に嚙みついた!そして・・・
ゾンビ「うぅぅうう・・・!」
南雲「おいおい・・・マジかよ。」
ユカ「これってゾンビですよね・・・」
ヒビキ「なにこれ・・・」
そういきなりゾンビと化して立ち上がったのだ・・・