妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋   作:ikkun

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家庭教師になったら

sideカゲチヨ

今日の依頼人はオーナーだった・・・

 

ヒサメ「オーナーの知り合いの娘さんが家庭教師カフェインセンターってところのエリートコースでバイトしてたんだけどそこがものすごくブラックで精神的に追い込まれたんですね。」

 

シディ「悪事を暴いて欲しいということか。」

 

具体的な方法は・・・

 

オーナー「潜入に決まってるだろ。」

 

なんか厄介そうだな・・・

 

フィーア「私たち女性陣で家庭教師として登録するんですよね。」

 

ヨ―メイ「で、男性陣は幼児化して生徒として勉強するみたいです。」

 

カンナ・カゲチヨ「何でわざわざ!?」

 

俺たちは驚く。

 

オーナー「生徒側の状況も知っておきたくてな。指導料も高額らしい、なんでカンナも驚いてるんだ?」

 

カンナ「幼児化する必要性は!?」

 

シディ「小学生の塾だからな。仕方ない。」

 

カンナが顔を青ざめさせている・・・

 

ヨ―メイ「何で男性陣が生徒側なんですか!?」

 

カンナ「オーナーも分かってるでしょ!幼児化したみんなは獣だよ!まとまるはずがないよ!」

 

カンナ以外(失礼すぎる・・・)

 

オーナー「考えて見ろ・・・この二人の指導力は壊滅的だ。」

 

こうして俺とシディは幼児化することになった・・・

 

sideカンナ

 

あー・・・嫌だ・・・

 

社長「本日は家庭教師カフェインセンターをご利用いただきありがとうございます。」

 

オーナー「この二人の成績を上げたいんだが。」

 

社長「まず簡単な腕試しをしましょう。こちらの問題から。」

 

プリントに書いてあるのは連立方程式に英文・・・中学生レベルだね。

 

社長「あーあ・・・全然ダメですね。このままでは落ちこぼれまっしぐらだ。」

 

オーナー「こいつらは小学生だ。難しすぎるんじゃないか?」

 

社長「何を言いますか!今時の小学生はこれくらいできて当たり前なんです!」

 

確かに小学生でデジタル教育してる学校もあるけど・・・

不安をあおってるところだね・・・

 

結局一般コースで2人30万になった。

 

そしてそうして翌日アーシたちは面接を受けて契約書にサインをした。

 

フィーア「契約書分厚くてまるで辞書並みでしたね・・・」

 

これでもし不満が来ても潰せるって算段だね・・・

そうして制服を着たんだけど・・・

 

ヨ―メイ「何でこんなにスカート短いんですか!」

 

アーシは別に良いけどこれで羞恥心なくして社畜にするって寸法だね。

 

カンナ「っていうかこれバイト代出ますか?」

 

社長「これは採用テストです、担当生徒の学力を上げてください。テストで合格点に達していたらエリートコースの家庭教師とします!」

 

一気に懐に潜り混めるけど・・・

 

社長「出るわけないでしょ。」

 

フィーア「冗談はそのメガネだけにしてください。」

 

カンナ「そうですよ。メガネかけ器」

 

社長「この二人失礼すぎませんか!?」

 

ヨ―メイ・ヒサメ「す、すみませんー!!?」

 

こうして家庭教師の日々が始まった・・・

 

sideフィーア

 

じゃあやっていきましょう・・・

 

フィーア「シディさん!楽しいパズルがあるんですけどやってみませんか?」

 

シディ「うぬ!楽しいプリントだな!この式を使えばこれが解けるのか!」

 

ヨ―メイ「フィーアさん意外と理論的に楽しい問題のプリント作ってますね・・・」

 

あの塾にあった問題本や書類をもとに作ってみたんですよ。

 

フィーア「それに子供は遊びの要素があったら楽しんでくれますから工夫を凝らして質と量で勝負すればシディさんも行けるはずです。」

 

ヨ―メイ「凄いです!スパルタと熱血の指導を織り交ぜてる!フィーアさんの本領は指導だったんですね!」

 

なんかヨ―メイに褒められると照れますね・・・

 

それに比べて・・・

 

カンナ「ここはこの式をガッと入れて足し算で何とかなるの!で、この問題はこの単語の意味を思い出してシュっと合わせれば・・・」

 

カゲチヨ「うぅ・・・厳しいしわかんない・・・」

 

ヨ―メイ「うわぁ・・・」

 

フィーア「教え方が下手な人のそれですね・・・」

 

昔からカンナちゃんって感覚で何とかしてきたから指導も感覚派なんですよね・・・

 

ヒサメ「カンナちゃん落ち着いて!カゲごめんね・・・」

 

熱いのかヒサメちゃんが胸元を緩めると・・・

 

カゲチヨ「う、うん!頑張る!」

 

まぁ、ヒサメちゃんがいれば大丈夫でしょう・・・

可愛いシディさんのためにも頑張りましょう!

 

sideヒサメ

カンナちゃんの指導下手もあって色々大変だったけどご褒美(ロケット鉛筆)も上げて

エリートコースになった私たちだったんだけど・・・

 

フィーア「エリートコースの待合室・・・やせ細った人が多いですね・・・」

 

ヒサメ「大丈夫ですか?」

 

職員「エリートコースの人は点数が落ちるとペナルティで給料を天引きされるんだ。」

 

ヨ―メイ「違法ですよそれ!」

 

社長「とんでもない契約書にも書いてありますよ。パソコンにも保存してあるのでこれでぼろ雑巾のように働いてもらいますよ!」

 

ヨ―メイ「とうとう正体表しましたね!全て録音させてもらいました!今のをネットに晒したらどうなると思います?」

 

流石ヨ―メイちゃん!

 

社長「ならば・・・」

 

社長は契約書を破ろうとするけど・・・

 

フィーア「無駄ですよ、目の前に出した時点で私に奪われるのは確定しています。」

 

社長「は、早・・・!」

 

ヒサメ「証拠を消すのは無理だったみたいだね!」

 

カンナ「じゃあ屋上につるし上げでいいかな?」

 

私がパソコンに氷のバリゲードを張りカンナちゃんが社長を取り押さえてこの事件は幕を閉じた。

 

sideカゲチヨ

 

カゲチヨ「あの社長は捕まって慰謝料地獄か・・・」

 

ヒサメ「オーナーが慰謝料と授業料合わせて倍の金額にしたんだって。」

 

こえぇ・・・

 

ヒサメ「じゃあ、勉強再会だね。」

 

カゲチヨ「了解。」

 

ヒサメ「なんかやけに素直だね?」

 

カゲチヨ「カンナのスパルタ感覚授業戻ってても記憶残っててヒサの指導のありがたさ

わかったわ・・・」

 

ヒサメ「なるほどね・・・」

 

あの擬音はこりごりだぜ・・・

 

 

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