妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋 作:ikkun
sideフィーア
フィーア「カゲチヨ!お願いです!カンナちゃんにリベンジしたいんです!」
カゲチヨ「うーん・・・」
今日はカゲチヨにお願いをしています・・・
ヒサメ「カゲに相談なんてどうしたの?」
シディ「カンナと何かあったのか?」
えぇ・・・あったどころじゃないですよ・・・!
フィーア「カンナちゃんポーカーでイカサマしてお小遣い奪って行くんですよ!」
ヨ―メイ「あー・・・カンナさんってギャンブル強そうですもんね。」
ヒサメ「なるほど・・・」
だからこっちも一度でいいから騙してやりたいんですよ!
カゲチヨ「うーん・・・ならこのカチカチ山を参考にしたらどうだ?」
確か兎が狸を騙して復讐する話でしたよね・・・
シディ「だがどうしてカチカチ山というんだ?」
ヒサメ「確か兎が狸の背中に火をつけるとき火打石の音をごまかすためにここはカチカチ山って名前だからそういう音がするってごまかすんだよね。」
フィーア「それは狸もアホすぎると思うんですけど・・・」
ヒサメ「それを言ったらおしまいだけどさ・・・」
でももしカンナちゃんに同じことをしたら・・・
フィーア「あの長い髪はさぞかし派手に燃えるんでしょうね・・・!」
ヨ―メイ「その通りですよ・・・!」
二人ともメチャクチャあくどい笑み・・・
ヒサメ「私は反対だよ!?」
シディ「うぬ・・・」
sideヒサメ
ヒサメ「ダメだよカゲ!カンナちゃん死んじゃうよ!」
カゲチヨ「大丈夫だって。フィーアの怒りを鎮める作戦はあるからよ。」
あ、二人とも来た!隠れないと・・・
フィーア「いやーカンナちゃんありがとね!シュゴ―!公園に来てもらって!」
ヨ―メイ「火炎放射器構えてますよ!」
思ってたよりヤバい状況だった・・・!
カンナ「変わった名前だね・・・あれ?さっきから背中でシュゴー!って聞こえるんだけど?」
フィーア「それはこの公園の名前がシュゴ―!公園だからだよ!」
カチカチ山と同じだ!
カンナ「あれ?でもここって第一公園じゃなかった?」
フィーア「そ、そうでしたか・・・?」
カンナ「何で急に名前変更したんだろ?」
シディ「気づきそうだな・・・」
フィーア「えーっと・・・年一で変えてるみたいですよ・・・」
苦しいね・・・っていうか何で振り向かないの!?
フィーア「前向いててくださいね。」
ヨ―メイ「まずいですよ!」
カゲチヨ「ヒサ!火炎放射器を凍らせろ!」
了解!
バキッ!
フィーア「くっ・・・火炎放射器の発射口が凍らされました!」
これで安心だ・・・
sideシディ
フィーア「実は今日カンナちゃんを呼び出したのは日ごろのお礼にボートに乗せてあげようと思ったんです!」
ヨ―メイ「きっとカチカチ山みたいに泥のボートに乗せる気ですね・・・」
フィーア「さぁ、好きなのに乗ってください!スワンボートとモーターボート!」
カゲチヨ「ハイクオリティなの作ったな・・・」
うむ、泥なのに凄いな!
フィーア「どれにしますか?」
カンナ「フィーアちゃん選んでいいよ。一緒に乗るよね?」
フィーア「え?私は遠慮しますよ・・・」
カンナ「えー!アーシ一人なんてハズいし寂しいし一緒に乗ろうよ!」
ヒサメ「カンナちゃんの方が一枚上手だった・・・」
フィーア「ひ、広場行きましょう!」
ごまかしたな・・・
sideヒサメ
フィーア「はぁ・・・はぁ・・・どう!」
カンナ「助けてー」
フィーア「さっきこの広場の名前ザクザクズボっ広場って言ったけどそれはカンナちゃんに落とし穴を悟らせない嘘だったんです!」
よく騙されたね!?
フィーア「これに懲りたらもう悪戯するのは辞めることですね!」
カンナ「ごめんなさいー。」
フィーア「素直でよろしい!」
そう言ってフィーアちゃんは去っていった・・・
ヨ―メイ「まぁ、一件落着ってことですかね・・・」
カンナ「助かったよカゲチヨ。」
カンナちゃんが火車の能力で浮かび上がってきた。
カンナ「カゲチヨに言われた通り復讐されて正解だったね。スッキリした顔になってたし。」
カゲチヨ「カチカチ山でも復讐の終わった狸とウサギは仲良くなるパターンもあるしな。」
シディ「やっぱりカゲチヨは優しいな。」
流石カゲ!
カンナ「ん?メールだ。何何・・・」
ーカンナちゃん今日はやり過ぎてすみません・・・でも仲直りしましょう。今度本当に一緒に遊びましょう。ひゅーんぐさ!公園で待ってますー
フィーアちゃんまだやる気だ!?
後日罠に嵌められたのはフィーアでした・・・