妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋 作:ikkun
sideカゲチヨ
今日はユカに誘われて豪華客船に乗っていた!
ユカ「妖精王の森で試験的に作った豪華客船フェアリーテイル号での世界一周にようこそ!」
ヨ―メイ「豪華客船まで作れるなんてすごすぎますよ・・・」
ヨ―メイの言う通りだな・・・
ユカ「いえいえ、最終的には異宙の海すら渡れる船を目指してますから。」
スケールデカいな・・・!
フィーア「それにしても凄い設備の数ですね・・・」
ヒサメ「こんな船が貸し切り状態なんて夢みたいだね!」
カンナ「レストランに映画館にプールまでついてるなんて・・・」
ユカ「それにサウナもありますし鉄板焼き屋やリサイクルショップもあるんですよ!」
ヨ―メイ「後半の奴はいらないと思いますけど最高の船ですね!」
シディ「皆楽しそうだな。」
カゲチヨ「じゃ、じゃあ友達とか呼んでもいいか!?」
ユカ「まぁ、これ試験航海で色々終わればいいですけど。何人くらい?」
カゲチヨ「ちょ、ちょっとツアー会社と相談させてくれ・・・」
ヒサメ「お金取る気でしょ!?」
sideヒサメ
カンナ「今から世界一周なんだよね!」
シディ「俺はいろんな国の寿司が食べてみたいぞ!」
ヨ―メイ「それは他の国じゃなくていいんじゃ・・・」
ヨ―メイちゃんの言う通り日本は本場だよ?
ヒサメ「でもさ、世界一周旅行ってかなり時間かかるんじゃない?」
カゲチヨ「確かにそんな長い間休んだらやべぇ気がする・・・」
私とカゲが言うと・・・
ユカ「大丈夫!この船は風の力を操る異宙人の参考にエンジンを作ってるから世界一周にかかる時間はたったの二時間です!」
え・・・?二時間?
sideカンナ
ユカ「きゃああ!早い!すごい海風!」
ユカは船の先端に括り付けられていた・・・!
カンナ「どこにもよらず二時間で世界一周って何!?」
フィーア「もっと楽しませてください!」
カゲチヨ「ツアーでキャンセル料発生するところだった!危ない危ない・・・」
ヒサメ「それは自業自得なんじゃ・・・」
皆ものすごい怒ってるね・・・
ユカ「飛んでるみたいです!!」
シディ「しかしユカの今の体勢は映画で見たことがある気がするんだが・・・」
ヨ―メイ「映画のタイタニックですね。主人公のジャックが船の先端で愛するローズを後ろから抱き支える感動的なシーンですよね。」
カンナ「状況は全然違うけどね。」
ちなみにタイタニックは実際の沈没船の話を基に撮られているんだよね。
フィーア「シディさん!なんとかして船にブレーキを掛けましょう!」
シディ「うぬ・・・だが船の操縦なんて知らないぞ?」
フィーア「船のスクリューを壊せば動きはゆっくりになるはずです!」
カゲチヨ「おいおいそんな無茶したら・・・」
sideヒサメ
ユカ「案の定沈んで浸水し始めましたね。」
フィーア「すみません・・・」
どうするの!?
シディ「だが海水が暖かいぞ?」
カゲチヨ「多分鉄板焼きやの鉄板とサウナの熱で温められて良い感じの温度になってんだろうな。」
カンナ「足湯みたいで気持ちいいね!」
ヨ―メイ「早く肩まで浸水して欲しいですね~」
そんなこと言ってる場合じゃないでしょ!
ユカ「取りあえずお父さんに連絡してもらいますので早く外に!」
そうして脱出したんだけど・・・
カンナ「皆バラバラになっちゃったね・・・」
ヒサメ「板を掴んだけどそれもいつまでもつか・・・」
カンナ「・・・ヒサメちゃん、タイタニックでもジャックとローズは木の板に捕まって一命をとりとめる、でもジャックは愛する人のために自ら木の板を離れて海に沈むの・・・・」
ま、まさか、カンナちゃんダメ・・・
カンナ「今までありがとう、ヒサメちゃん。」
カンナちゃんー!!!
カンナ「え?アーシ研究所でヒサメちゃん助けたし今度はヒサメちゃんが手を放してくれるんじゃないの?」
何で交代制なの!?っていうか・・・
ヒサメ「カンナちゃん泳げるんだから離してよ!」
そう言っていると・・・
シディ「皆!助けにきたぞ!」
シディ!
カンナ「こんなゴムボートがあったんだね!」
ヨ―メイ「リサイクルショップのことは大体把握してますからね!私が見つけました!」
ヨ―メイちゃん凄い!
カゲチヨ「リサイクルショップが役に立ったことに俺は衝撃を受けてるぜ・・・」
フィーア「まぁこれで・・・世界一周行っちゃいましょうか!」
懲りないね!!?