妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋 作:ikkun
sideヒサメ
今日の依頼人は女子学生だったんだけど・・・
「私の友達に呪いをかけた犯人を探し出してほしいんです。」
「呪い?」
現代社会ではありえなさそうだけど、異宙の技術なのかな・・・?
依頼人の話では依頼人と合わせて仲良しの五人組がいてある日
呪いのペンをみつけたみたい。
そして依頼人はそのペンを私たちに見せてくれた。
「なるほど・・・これが呪いのペンか。」
シディが呪いのペンをとってみている。
「すごく興味深いな~!」
カンナちゃんもすごい興奮してる・・・
オカルト大好きだもんね。
「なにをすれば呪いがかかるんだ。」
カゲが方法をきく
ペンと一緒にあったという説明書によると
まず呪いたい人の名前を紙に横書きにして名前を書いたしたに
相手の名前の一番左の一文字を呪に変えて書く
さらにそのまた下に左から二文字目も変えたものを書く
これを繰り返していって相手の名前をすべて呪にしていくことが一つ目みたい。
すると
「なるほど、で、次は。」
「そうだよ!早く教えて!」
なんとシディとカンナちゃんが一枚紙を用意してカゲの名前で実践していた。
「おい!おまえたち何俺の名前でやっとんじゃ!」
「一応試しといたほうが良いかと。」
「うん、効果はちゃんと検証しなきゃ!」
「いいんだよ!シディはともかくほんとサイコだな!」
「二人ともやめておきましょう。」
そしてその髪を赤か黒のインクで塗りつぶしたら終わりと書いてあった。
「で、友達が呪われたって?」
呪いの方法が分かったところで私は事件の詳細をきく。
「最初私たちは怖くなってペンを五人だけが知る場所に隠したんです。
けど友達の一人が倒れて私がこれを見つけて・・・」
そういって依頼人は名前が呪に変えられた髪をみせた。
「呪いの手順通りですが完成していませんね。」
フィーアちゃんは冷静に分析する。
「これを見つけた日にイーコは倒れたんです。」
「ということはまだ匂いが残ってるかもね!シディ大丈夫そう?」
「ああ、まだ匂いは残ってるぞ。」
「どういうことですか?」
「シディさんは鼻が利くんですこれで書いた本人に直接聞いてみます。」
「まぁあの四人のうちの誰かわからないから一人一人当たるか。」
カゲの発言を合図に私たちは容疑者四人のもとに向かった。
sideフィーア
まず最初にあたったのはディーミさん、異宙人で被害者のイーコとは一番の仲良しだったみたいです。
「何でこんなことに・・・」
ディーミさんは涙を流しながらそう言った。ホントに仲良しそうですね・・・
シディさんの鼻にも反応していませんが話を聞きます。
「イーコさんの呪いの件で思い当たることはある?」
ヒサメちゃんにがきくと
「無いですよ・・・私たちの中の誰かが犯人なんて・・・あっ、そういえばペンの説明書に呪いをかけた人の手で紙を破れば呪いは解けるって。」
「「・・・」」
カンナちゃんとカゲチヨは何か考えてるようだった。
「説明書にはそんなこと書いて無かったよね・・・?」
「あぁ・・・ってことは誰かが切り取ったてことになるな・・・」
「でも本当ならなおさら犯人を見つけないと!」
ヒサメちゃんの言う通り呪いの効果が死を招くかどうかもわからないし
早くしなければいけません。
次に訪ねたのはシイカさん被害者のイーコさんと同じバドミントン部で彼女が倒れてから
試合に出れるようになったみたいです。動機的には候補ですけど・・・
シディさんの鼻にも反応してないんですよね・・・
「はぁ!?私のこと疑ってるの?」
「そういうわけじゃないんですけど・・・」
「まぁ全員に聞きたいと思いまして・・・」
ヒサメちゃんとカンナちゃんが苛立つ依頼人をなだめます。
最後はビイナさん、被害者のイーコさんの恋人のことを好きだった子です・・・
そしてついにシディさんはうなずた。
「な、なんなんですか?あなたたち?」
「これ見覚えあるよね?」
ヒサメさんがきくと
「い、いや・・・それは・・・」
じどろもどろだったが犯人で間違いなさそうだ。
「そんな・・・!?ビイナがやったの・・・?」
依頼人も驚いた様子でやってきた。
どうやら自分が好きだって言った人とイーコさんが付き合ったからという理由らしいです。
「なんで呪いを最後まで完成させなかった?」
カゲチヨがきくと
「途中で怖くなっちゃって・・・」
そしてビイナさんに紙を破らせたそして
「ビイナ・・・ひどいよ・・・!!」
「ごめん・・・エチカ・・・」
「これで呪いが解けなかったら私・・・私・・・許さないんだから!!」
依頼人の一喝で事件は収束したかに見えましたが・・・
「ねぇみんな、協力してほしいんだけど・・・」
「俺からも頼む・・・」
カゲチヨとカンナちゃんが本当の真実にたどり着いたみたいです。
sideヒサメ
「本当にありがとうございました!あとは回復を待つだけです!」
依頼人は笑顔だけど帰り道カゲとカンナちゃんが語ったことが真実なら・・・
そんなことを考えていたときカゲは言う
「回復なんてしねぇんだろ?」
そうカゲは笑顔でいう。
「えっ?」
「まだ呪いは解けてないしね。」
カンナちゃんも続く。
「そもそも途中までの呪いに効果はない。」
「でも、イーコはビイナの呪いのせいで!!」
「あれ~?アーシたちも同じ方法でカゲチヨ呪ったけど効果なかったよね?」
「あ」
そうシディとカンナちゃんはビイナと同じ方法でカゲにかけていたが効果はなかった。
ペンで塗りつぶさないと途中の作業だけでは効果がない。
「つまり考えられる可能性は二つ一つはイーコが倒れた原因が呪い以外の可能性。」
「もう一つは別の誰かが呪った可能性。」
カゲとカンナちゃんが推理を語る。
「それが私だとでもいうの!?」
「そういうわけじゃないですよ。でもこれをシディさんに嗅がせれば一発です。」
カンナちゃんがなだめつついう
「シディ」
そういってカゲは赤い紙をシディに渡した。
「うむ」
「そんな呪いの紙は・・・!」
依頼人はポケットをまさぐってしまった。
「!?」
そして墓穴を掘ったことに気づいた。
「これはただのインクで塗りつぶした紙だ。」
「拾ったもので効果があやふやだからまだ持ってるとおもったよ。」
「かまをかけたの!?」
「この紙をみてその反応をするってことは心当たりがあるってことだよね?」
「なかなかの名演技でしたけどざんねんでしたね。」
私とフィーアちゃんも追い詰める。
「動機は何か知らねーけどアンタはビイナが書いた出来損ないの紙を見つけたのでビイナに擦り付ける計画を思い付いた。」
「そして仕立て上げるためにアーシたちを利用してうまくいったてところかな。
そして必要のない呪いの解除部分を切り取ってアーシたちに見せたんでしょ。」
「解除方法はディーミの口から初めて聞いたしな。」
「どうしてこんなことを・・・?」
シディがきくと
「イーコの恋人は私の幼馴染だったの!!私のほうが昔から知ってて昔から好きだったんだもん!それをイーコが盗んだから・・・!!」
「そんな身勝手な・・・!」
私はくだらない理由に怒ろうとしたけど
「ま、動機はどうでもいいや。」
「そうですね。あなたが紙を破けば全て解決なので。」
「は、はい・・・」
こうしてカゲとフィーアちゃんの脅しで呪いは解除され数日後
イーコちゃんは元気になったようだった。
「ホントに良かった~」
「それはよかったな!」
「また華麗に解決しちゃった!」
シディとカンナちゃんと喜んでいたけど・・・
「誰がこのペンをばらまいたんだろうな・・・」
「また続かないといいですけど・・・」
カゲとフィーアちゃんがそういうとおり
まだこんなことが起きないことを願うのでした。