妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋   作:ikkun

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13日のキャンプ場

sideカゲチヨ

今日は自然公園のキャンプ場でキャンプに来ていた!

 

シディ「楽しみだな!」

 

フィーア「テントを張ってご飯を作りましょう!」

 

カンナ「アーシは冷凍チャーハンかな!」

 

ヨ―メイ「リサイクルショップから充電式の電子レンジを持ってきました!」

 

いやキャンプの風情!

 

カゲチヨ「人の事言えないけどお前らキャンプの良さがわかってねぇな・・・」

 

ぶるるる!ぶるるる!

 

ん?スマホのバイブみたいな音が・・・

 

カンナ「ちょっと携帯の電源なんて切っといてよ。」

 

ヨ―メイ「キャンプの良さがわかってませんね。」

 

お前らが言うなよ!

 

でも誰の携帯が・・・

 

ヒサメ「うぅう・・・!」

 

ぶるるる!

 

違った!ヒサが怖がって震えてる音だった!

 

シディ「どうしてそんなに震えてるんだ?」

 

ヒサメ「私たちは・・・今日このキャンプ場に来ちゃダメだったの!」

 

フィーア「何でですか?」

 

ヒサメ「今日は・・・13日の金曜日!ジェイソンが出る日だから!」

 

ジェイソン?

 

ヨ―メイ「ジェイソン・・・確かにその名前と13日の金曜日のフレーズは聞いたことあるけどどういう作品なのかはあんまり知らないですね・・・」

 

フィーア「確かホラー映画ですよね?カンナちゃん説明お願いできますか?」

 

カンナ「了解!ジェイソンは映画13日の金曜日に出てくる怪人でキャンプ場に来た若者を次々と殺していく有名な悪役だね。」

 

なるほどな・・・

 

ヒサメ「前に映画見ちゃって覚えてたんだよね・・・もしかしたらここはジェイソンが出るタイプのキャンプ場かもしれないの!」

 

カゲチヨ「出るタイプって・・・管理人さんに聞けばいいだろ?」

 

馬鹿にされるとは思うけど・・・

 

sideカンナ

 

管理人「そういう人は今までみたことないですね。」

 

シディ・ヒサメ・ヨ―メイ・フィーア「良かったー!」

 

いや、その人ホッケーマスクとチェーンソー持ってるし・・・

 

カゲチヨ「管理人さんが怪しすぎだろ・・・」

 

そうだよ・・・

 

シディ「二人ともそんなこと言っちゃだめだぞ。」

 

フィーア「私が聞いてみます!管理人さんの名前ってもしかしてジェイソンですか?」

 

直球すぎない!?

 

管理人「名前は教えられないなぁ・・・でもイニシャルはJだからみんなからはJ(ジェイ)さんって呼んでるよ。」

 

変な呼び方が浸透してる・・・

 

フィーア「でもジェイソンではなかったですね。」

 

カンナ「ジェイソンもイニシャルはJだよ。」

 

カゲチヨ「それにジェイソンにトレードマークは白いホッケーマスク。アイツもつけてるぞ。」

 

ヒサメ「Jさんのホッケーマスクの色って白ですか?」

 

だから直球だって!

 

Jさん「これは白じゃなくてオフホワイトのホッケーマスクだよ。」

 

ヨ―メイ「白じゃないですね・・・」

 

オフホワイトはほぼ白だから!

 

sideフィーア

 

そうしてキャンプの準備も終わって夜になりました・・・

 

カンナ「絶対管理人さんがジェイソンだって・・・」

 

シディ「確かに少し怪しいがマスクが白ではなかったぞ?」

 

カゲチヨ「あれはほぼ白だからな・・・?それにチェーンソーも持ってただろ?」

 

ヒサメ「キャンプ場なら木も切るしね・・・」

 

カンナ「確かに映画では持ってなかったけど・・・」

 

あれ?そういえば・・・

 

フィーア「ヨ―メイがいないけどどこに行ったんですか?」

 

シディ「あぁ、さっきカゲチヨさんもカンナさんも警戒しすぎですよ!ちょっとトイレに行ってきます!って言って森に入ったな。」

 

カンナ「ホラーものでの死亡フラグじゃん!」

 

ヒサメ「ひぃいい!」

 

確かに戻ってくるの遅いですね・・・

 

くくく・・・かははは・・・

 

フィーア「なんか不気味な音が・・・」

 

カゲチヨ「これもジェイソンが現れる音だ!」

 

俺たちはヒサ以外戦闘態勢に入る!

すると出てきたのは・・・

 

ヨ―メイ「ううう・・・なんとか助かりました・・・」

 

なんと髪が一部斬られたヨ―メイでした!

 

シディ「どうしたんだヨ―メイ!髪が切られてるぞ!」

 

ヨ―メイ「異宙の食中植物に髪から食われそうになったんですよ・・・」

 

カゲチヨ「想像とはまた違ったピンチ!?」

 

カンナ「でもよく無事だったね。」

 

ヨ―メイ「助けてもらったんですよ・・・」

 

誰にですか?

 

Jさん「私だよ。」

 

背後から来ました!怖い!

 

ヨ―メイ「Jさんがチェーンソーで髪の毛を切ってくれたんです!」

 

ヒサメ「食虫植物の方を切れば良かったんじゃ・・・」

 

Jさん「異宙の植物だからね、どんな能力を持ってるかわからないよ。」

 

確かにそれもそうですね。

 

カゲチヨ「でもこんな夜遅くに何してたんっすか?」

 

Jさん「それはね・・・」

 

くくく・・・かははは・・・

 

まさか・・・

 

Jさん「木切るっしょ?」

 

明日の仕込みでした・・・

 

sideヒサメ

 

ふぅ・・・何もなくて良かったよ・・・・

 

カンナ「まぁ、楽しめたしいいんじゃない?」

 

それもそうだね・・・

 

Jさん「また来てね。ウチは13日の金曜日だけ営業してるから。」

 

ヨ―メイ「変わりすぎじゃないですか!?」

 

カゲチヨ「だから勘違いされるんすよ・・・」

 

Jさん「勘違い?何のことだい?」

 

シディ「いや。ここがジェイソンの出るキャンプ場じゃなくて良かったということだ。」

 

Jさん「うん、ウチは絶対ジェイソンは出ないね。」

 

ヒサメ「ジェイソンは?」

 

Jさん「普通に怨霊や地縛霊は出るね。」

 

あの声幽霊たちの声だったのー!!??

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