妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋   作:ikkun

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カゲチヨ幼児退行

sideフィーア

カゲチヨ「うわーん、うわーん!」

 

フィーア「おぉ、よしよし・・・」

 

ヨ―メイ「な、何が起きてるんですかこれは・・・」

 

ユカ「カゲチヨさんが赤ちゃん帰りしてる・・・」

 

私は二人の言う通り幼児退行した赤ちゃんをあやしていた・・・

 

シディ「実は午前中に催眠術師から練習台になってくれと依頼があってな一番かかりにくそうなカゲチヨが赤ん坊になるという催眠術を掛けたんだ。」

 

ヨ―メイ「それでこの状態というわけですか・・・」

 

フィーア「幼児化したら結局カンナちゃんは寝込んじゃうしで苦戦してたところなんです・・・」

 

ヨ―メイ「カンナさんが幼児化した皆さんが苦手になったのはカゲチヨのせいってことは結局自分で自分の首絞めてるってことじゃないですか・・・」

 

フィーア「ユカ、催眠術系の異宙人で解除することはできないんですか?」

 

ユカ「催眠術って結構複雑ですからね。上書きでさらにひどくはできても元に戻すのは術者本人から方法を聞くのが一番確実なんですよ。」

 

シディ「そうなのか・・・」

 

フィーア「というわけで昼ごはんは私たち二人で作りますので二人にはカゲチヨの世話を手伝ってもらいますよ。」

 

ヨ―メイ「拒否権無しですか・・・まぁごはん食べれるなら良いですが・・・」

 

ユカ「ヨ―メイちゃんとお昼ご飯・・・もはや同棲してるといってもいいイベント!シディさんの作る食事というのは不満ですけどいいでしょう!」

 

よし、やる気にさせることには成功しましたね・・・

 

sideユカ

まずは泣いているカゲチヨさんをなんとかしないといけませんね・・・・

 

ヨ―メイ「ネットで検索したら高い高いするのはどうでしょうか?」

 

フィーア「なるほど!定番ですね。」

 

シディ「よし!高い高い!」

 

バキッ!

 

カゲチヨ「うわーん!」

 

シディ「これもダメか・・・」

 

ヨ―メイ「首がバキっていきましたよ!」

 

ユカ「カレコレ屋の天井の狭さとカゲチヨさんの体が変わってないのも相まって激突しましたね・・・」

 

フィーア「他には・・・くすぐってみましょう。こちょこちょ・・・・」

 

カゲチヨ「うぇえ!うううう!」

 

さらにひどくなってませんか?

 

ユカ「もうこうなったらラリラリの能力で魂を抜いて催眠が無くなるまで放置するしか・・・」

 

フィーア「いやもっと他に方法ありますよ!」

 

ヒサメ「ただいまーって何この状況!?」

 

sideヒサメ

 

ヒサメ「なるほど催眠が時間差で・・・それでユカちゃんの暴走を止めてたんだね。」

 

ユカ「さっきからカゲチヨさん、ヒサメお姉さまから離れようともしませんよ。」

 

フィーア「赤ん坊になっても変わってませんね。」

 

ヨ―メイ「お熱いことで・・・」

 

何の話!?

 

ユカ「ここはリサイクルショップからおもちゃを持ってきてカゲチヨさんに与えて警戒心を解きましょう!」

 

フィーア「賛成です、このままヒサメちゃんが一番なつかれるなんて子供好きの名が泣きます。ヨ―メイ、ダッシュです。」

 

ヨ―メイ「結局パシリですか!?」

 

そう言ってヨ―メイちゃんはリサイクルショップへと行った・・・

 

ヒサメ「ダメだ、催眠術師さんと連絡取れないよ。普通の赤ちゃんならともかく中身だけ赤ちゃんだから抱っことか簡単にできないし・・・」

 

フィーア「私なら簡単にできますよ!それよしよし!」

 

カゲチヨ「うわー!」

 

フィーア「どうやら態度を改めさせる必要がありそうですね・・・」

 

ヒサメ「何する気!?」

 

カゲがあからさまに態度を変えるのでフィーアちゃん切れそうになってる!

 

シディ「ごはんができたのだがカゲチヨはどうする?」

 

ユカ「消化器官は大人なんですし普通のでいいんじゃないですか?」」

 

そうして私はカゲに食べさせる。

 

ヒサメ「ご飯は普通でも大丈夫っぽいね。」

 

フィーア「私とユカがあげようとすると拒絶するってホントマセガキですね・・・!」

 

ユカ「私たちは首折ってるとはいえ流石ヒサメお姉さまですね。」

 

シディ「うむ、俺たちは嫌われてしまったな・・・」

 

ヒサメ「どういうこと!?」

 

食事は終わったけどカゲの服汚れちゃった・・・

 

ユカ「ヒサメお姉さまは休んでいてください!私が洗います!」

 

バッシャ―ン!

 

カゲチヨ「ぶくぶくぶく・・・!」

 

フィーア「リヴァイアサンの能力で洗浄ですね・・・」

 

ヒサメ「カゲ―!!?」

 

そういうことするから嫌われるんだよ!

 

sideヨ―メイ

そうして私はおもちゃになりそうなものを持ってきました・・・

 

カゲチヨ「あぶあぶ・・・」

 

ヒサメ「カゲ!口に入れたらだめだよ。」

 

ヨ―メイ「いえ、赤ちゃんが口にもの入れるのは探求心の現れらしいですから見守って大丈夫だそうです。」

 

ユカ「流石ヨ―メイちゃん!博識!」

 

そんなにキラキラした目を向けないでください・・・」

 

ボティス「何じゃ騒がしいのぅ・・・」

 

カゲチヨ「まんまー・・・」

 

ボティス「や、やめんかー!」

 

ヒサメ「あれは止めた方が良いんじゃ・・・」

 

ユカ・フィーア「いやほっときましょう。」

 

ヨ―メイ「息ピッタリですね・・・」

 

理由はなんとなくわかりますけど・・・

 

しばらく私が持ってきたおもちゃで遊ぶとカゲチヨさんは疲れて寝てしまいました・・・

 

ヒサメ「遊び疲れたんだね。」

 

フィーア(ナチュラルに膝枕とか流石二人ですね・・・)

 

シディ「赤ん坊は寝るのは仕事だからな。ヨ―メイの持ってきてくれたおもちゃのおかげだ。」

 

ヨ―メイ「いえいえ、それよりお昼ご飯は・・・」

 

ユカ「それがカゲチヨさんが全部食べちゃったんです。なんなら私が作りましょうか?」

 

ヨ―メイ「いえ、今回はシディさんのでお願いします!」

 

シディ「うむ、作り直すから待っていてくれ。」

 

ユカ「うぅうう・・・」

 

ごめんなさい、それでも食べたいものは食べたいんです・・・

 

ヒサメ「依頼のメールがあったから確認しないと・・・」

 

カゲチヨ「うぅうう・・・」

 

ヒサメ「離れたらだめってこと?」

 

シディ「すっかり母親だと思ってるな。」

 

図々しいですね・・・

 

シディ「出来たぞヨ―メイ。」

 

ふわぁあ!やったー!

 

ユカ「せめて私がアーンしてあげます!」

 

これくらいなら日常茶飯事なので良いです!

 

カゲチヨ「ふわー・・・」

 

ヨ―メイ「起きたんですね・・・」

 

依頼人「すみません、依頼をしたものなんですが・・・」

 

これってまさか・・・

 

フィーア「ヨ―メイ、ユカ、カゲチヨのこと見ててください。」

 

ユカ「了解です!」(赤ん坊のカゲチヨをヨ―メイちゃんと二人であやす!もう夫婦の営みですね!)

 

ですよねー・・・

 

カゲチヨ「ぶーん!ぶーん!」

 

ユカ「あたたかな公園の中子供が走り回りその近くでは大人の女性二人がその光景に笑顔する・・・まさに夫婦・・・」

 

ヨ―メイ「カゲチヨが子供でもいいとか相当ですね・・・」

 

今の私は色気より食い気ですよ・・・

 

あれ?あのコインのおもちゃどこかで見た気が・・・

 

sideフィーア

 

ようやく依頼が終わりましたね・・・

 

ヒサメ「それじゃあ二人に連絡を・・・」

 

ヨ―メイ「た、大変です!」

 

ユカ「厄介なことになりました!」

 

いきなりどうしたの?

 

ボティス「今日はカン子が寝てるのに騒がしくてしょうがないの!!」

 

私たちが行ってみると・・・

 

カゲチヨ(巨大化)「ぶーん!ぶーん!」

 

フィーア「何がどうなったらカゲチヨがデカくなって報道のヘリをおもちゃにする事態になるんですか・・・」

 

ヨ―メイ「カゲチヨがずっと首からかけてたメダルは巨人のメダルと言って日光を浴びると身に着けてるものを巨人化させるアイテムだったんです・・・」

 

ヒサメ「そんなのおもちゃで持ってきちゃダメでしょ!」

 

フィーア「貴方って人は!」

 

ぐりぐり!

 

ヨ―メイ「ぎゃぁああ!クレ〇ん的ぐりぐり!」

 

ユカ「元に戻すにはメダルを手放せばいいんですけどここまで人が集まると霊槍の能力だと巻き込みかねないですし今のカゲチヨをボコボコにするのもあれなのでご足労いただいたんです・・・」

 

フィーア「でもカゲチヨメダルきにいってるみたいで結構ガッツリ握っちゃってますよ。方法があるとすれば他に興味あるものを囮にして力を緩ませることが出来れば・・・」

 

シディ「ヨ―メイあのメダルに対抗できるもの・・・小人になるメダルかもう一個同じものはないのか?」

 

ヨ―メイ「!あります!巨人になれるのが一人だけだと暴走した時対抗できないからと巨人になれるメダルはもう一個あります!」

 

ヒサメ「後は興味のあるものを巨大化させれば・・・そうだ!」

 

sideヒサメ

 

カゲチヨー「あーあー!」

 

ヒサメ「カゲ―!」

 

ユカ「貴方の興味のあったウナギのおもちゃですよー!!」

 

ボティス「誰がウナギじゃー!!」

 

あの時カゲはボティスさんに興味深々だったから・・・

 

ボティス「こっちじゃー!」

 

カゲチヨ「あー!」

 

よし!カゲが追いかけて手が緩んだ!

 

ヒサメ「よし!キャッチできたよ!」

 

私がメダルを取るとカゲは縮んだ・・・

 

ユカ「よし、あとはマスコミを処理すれば万事解決ですね。」

 

ヨ―メイ「ボティス様を囮あつかいなんて怖いもの知らずすぎます!」

 

フィーア「タダ飯食べてるんですからこれくらいは当然です。」

 

フィーアちゃん厳しいなぁ・・・

 

sideユカ

 

シディ「元に戻って良かった。」

 

夜には術者が来て催眠を解いてくれましたしね。

 

ユカ「はい、ヨ―メイちゃんアーン!」

 

ヨ―メイ「あーん・・・やっぱりシディさんの料理は良いですね!あれ?食べさせてくれる人がいるってことは私結構恵まれてる?でもユカさんは女で・・・」

 

ボティス「混乱しておるな・・・」

 

カゲチヨ「ぎゃぁああ!」

 

カンナ「あははははは!!」

 

元に戻ってテレビ見るなりあぁなってますね・・・

 

カゲチヨ「何だよこれ!俺の赤ちゃんプレイが全国民に晒されてるー!!」

 

フィーア「ユカがマスコミをある程度おさめてこれ以上追及しないことにしただけでも上出来なくらいの騒ぎだったんですよ。これくらいは我慢して下さい。」

 

ヒサメ「大変だったんだよ。私からしかご飯も食べないし膝枕でしか寝ないし・・・」

 

カンナ「流石カゲチヨ!赤ちゃんになってもヒサメちゃんのこと好きすぎでしょ!」

 

カゲチヨ「うっせー!ほとんど寝てたくせに!」

 

ボティス「そうじゃぞ!貴様が今回他人を笑える立場にあると思うなよ!」

 

カンナ「えー!そもそも気絶してたのも元をたどればカゲチヨのせいじゃん!」

 

ヨ―メイ「そうですよ、カンナさんの言う通り反省してください。」

 

カゲチヨ・ボティス「何でこうなるんだー(じゃー)!」

 

 

 




二人はボティスのこと嫌い?

フィーア「嫌いではないですけど居候にしては態度でかいので酷い目にあってもしばらく放置ですね。」

ユカ「ヨ―メイちゃんを下僕扱いしようとしてるんですよ!?死んだらいいと思いません?」

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