妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋   作:ikkun

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恋人に服従?

sideヨ―メイ

今日はバイトをしていたのですが・・・

 

ヨ―メイ「ん?絶対恋人になる薬?相手の好みを聞いて飲むだけで理想の彼女に!彼もメロメロ間違いなし・・!?」

 

私はこれをキープしたままリサイクルショップからカレコレ屋に向かいました!

 

っていうか好みってどう聞けば・・・

 

テレビ「今日の最下位はしし座のあなた。理想の人には出会えないかも。」

 

フィーア「この占いは外れてますね。シディさんにはもうとっくに理想の人がいますし。」

 

シディ「理想の人か・・・」

 

ナイス占い!

 

ヨ―メイ「シディさんの理想の女性ってどんなんです?」

 

シディ「あまり考えたことがないな。」

 

ヨ―メイ「それは困ります!!なんかあるじゃないですか!」

 

カゲチヨ「あいつどうした?」

 

カンナ「またなんか企んでるんじゃない?」

 

ヒサメ「全く・・・」

 

シディ「うぬ・・・笑顔が可愛い人だろうか?」

 

フィーア「もう該当している私がいるので出番はないですよヨ―メイ。」

 

どんだけ自信家なんですか!確かにクールな笑顔だとは思いますけど・・・

 

ヨ―メイ「私だって!うおおおお!」

 

ぐびぐびっ!

 

ま、マズイ・・・!!

 

カンナ「おー!もしかして一発芸!?伝説のゲリラ芸のヨ―メイちゃんだ!」

 

ヒサメ「違うと思うけど・・・」

 

あ、あれ?体が動かない!!

 

sideカゲチヨ

 

突然飲み物を取り出して飲んだヨ―メイだったが次の瞬間にはソファーに倒れこんだ・・・・

 

カゲチヨ「涎たらして痙攣してるぞ!」

 

フィーア「さては叶わないと思ってアルコールでも一気飲みしたんですね。」

 

ヒサメ「フィーアちゃんのその自信はなに!?何飲んだのか確かめないと!!」

 

ボティス「だらしない顔じゃの~!」

 

そうして起き上がると・・・

 

ヨ―メイ「にぱ~!」

 

なんかとんでもないほど明るい笑顔になっていた・・・

 

シディ「おお、良かった。大丈夫みたいだな。」

 

カンナ「いや明らかに情緒不安定じゃん。」

 

フィーア「なんかヨ―メイがやると違和感がすごいですね・・・」

 

俺たちは急いで瓶を見ると・・・

 

ヒサメ「好きな相手に絶対服従して理想の彼女になる、だって!」

 

ボティス「いかにも愚かな人間らしいくだらん薬じゃな。」

 

しかも効果が切れるまで離れられねぇって書いてあるし・・・

 

カゲチヨ「説明読まずに飲んだなアイツ・・・」

 

ユカ「こんにちはー!ヨ―メイちゃん仕事終わったと思うので寄りましたーって・・・」

 

シディ「ヨ―メイすまんが離してくれないか?」

 

フィーア・ユカ「・・・・・」

 

二人が人殺しの顔になってる!!

 

ヒサメ「ユカちゃん落ち着いて!事情を話すから!!」

 

カンナ「フィーアちゃんもこれくらいで取り乱さない!!」

 

ヒサとカンナが止めながら事情を説明する。

 

カゲチヨ「つまり今のヨ―メイはシディの命令しか聞かないみたいだ。」

 

シディ「しかし離れてくれないぞ。」

 

ヒサメ「何か命令の仕方があるのかな?」

 

カンナ「取りあえず鞭で叩いて命令してみる?」

 

ヨ―メイ(私はMじゃないですよ!!)

 

シディ「困ったな、実はトイレに行きたいんだが・・・」

 

マジかよ・・・

 

フィーア「任せてください、ヨ―メイの腕を脱臼させてまた戻せば解決です。」

 

ヨ―メイ(確実に痛いじゃないですか!)

 

ユカ「大丈夫ですよ。アムビスのテレポートでシディさんだけ異宙にテレポートさせれば。」

 

ヒサメ「トイレごときでテレポートさせるの!?」

 

ボティス「どっちにしても面白いのぅ!」

 

カンナ「フィーアちゃん脱骨術にも詳しいんだ・・・」

 

二人とも発想が怖すぎる!!早く法則を見つけねぇと・・・そうだ!

 

カゲチヨ「シディは最初笑顔が可愛い人が好きって言ったよな・・・そしたら可愛い笑顔になった・・・つまりなんとかが好きって言えば・・・」

 

シディ「なるほど・・・ヨ―メイ俺は仕事に戻るお前が好きだ。」

 

よし!離れてリサイクルショップに戻った・・・

 

ヒサメ「取りあえずこれで一安心かな。」

 

カンナ「どうせリサイクルショップのものだろうしオーナーに連絡しよう。」

 

フィーア「全く、オーナーの苦労が目に浮かびます。」

 

ユカ「あの人に頼るんですか!!」

 

そうして依頼を終えたんだがオーナーはもう店を閉めたというのでリサイクルショップに行くと・・・

 

ヨ―メイ「いらっしゃいませー・・・リサイクルショップに・・・」

 

カンナ「なんかすごいげっそりしてる・・・」

 

ユカ「ヨ―メイちゃぁあん!!何をされたんですか!!」

 

オーナー「何故私が何かした前提なんだ・・・」

 

フィーア「大方シディさんに仕事に戻るように命令されてからずっとリサイクルショップを離れてなかったんじゃないですか?まあサービス残業でお金もらえて良いじゃないですか。」

 

ヒサメ「シディ。命令してあげて!!」

 

シディ「あぁ、ちゃんと仕事を終わらせるお前が好きだぞ。」

 

ヨ―メイ「お疲れ様でした・・・にぱー・・・」

 

フィーア「もう耳を切り落とせば解決じゃないですか?」

 

フィーア落ち着けって・・・

 

ユカ「それより解除薬はあるんでしょうね!」

 

オーナー「販売終了しているからな・・・伝手があるから掛け合ってみるが・・・」

 

ユカ「おそらくヨ―メイちゃんは私への愛が不足していたせいでこんなことに・・・元に戻ったら一週間くらいヨ―メイちゃんの部屋にお泊りしちゃいますよ!」

 

ヨ―メイ(いやぁあああ!)

 

まぁ、自業自得だな・・・

 

sideヨ―メイ

 

というわけで私への罰が決定して今日はシディさんの部屋に泊ることになりました・・・

 

シディ「・・・」

 

あれ、なんか様子が・・・まさか部屋で座ってるから・・・すみません・・・

 

シディ「なんだか素直なヨ―メイも調子が狂うな。」

 

この笑顔で元が取れたので良しとしましょう!!

 

結局部屋でお泊りできて楽しかったんですが・・・

 

ユカ・フィーア「・・・・・・」

 

そのせいで二人が無機質な目で見てくるのが一番精神を削っています!今日は公園で散歩していますが完全に修羅場です!!

 

シディ「歩いて薬の効果を発散できればと思ったんだが・・・二人とも付き合ってくれて良かったのか?」

 

フィーア「流石シディさん、合理的ですね!でもヨ―メイが薬の副作用なんかで暴走したらいけないので大丈夫ですよ。」

 

ユカ「そうですね。ヨ―メイちゃんがシディさんにキスしたりしようものなら私が間に割り込みます!」

 

完全に散歩デートを邪魔しにかかっています・・・

 

ヨ―メイ「にぱー・・・」

 

そう考えると笑顔しかできないのはむしろラッキーかも・・・

 

女性「きゃぁああ!ひったくりよー!!」

 

シディ「くっ!公園で真昼間にか!」

 

フィーア「私たちの目の前とは運がないですけどね!!」

 

ユカ「一撃で仕留めてやります!!」

 

え・・・ちょっと待って・・・まさか池を突っ切るつもりじゃ・・・

 

sideフィーア

 

私たちは池に浮いている石を飛び移って一気にショートカットして・・・

 

シディ「そのバックはあの人のものだ!」

 

フィーア「貴方は運がなかったです。就職探しならカレコレ屋で請け負ってあげますよ。」

 

ユカ「その前に刑務所での刑務作業をこなしてください!」

 

ひったくり犯「ひぃっ!」

 

ずがっ!ぼごっ!

 

ひったくり犯「あかかかか・・・」

 

当然この最強クラスのメンツに敵うはずもなくひったくり犯はズタボロにされました・・・

 

通行人「あの人たちスゲー!!」

 

通行人「しかも美男美女!!」

 

まぁ、当然ですね。

 

ユカ「あれ?そういえばヨ―メイちゃんは・・・?」

 

通行人「あれ?誰かおぼれてないか?」

 

ん?あそこって私たちの渡った池・・・

 

ヨ―メイ「がばばば・・・にぱががが・・・」(何で私シディさんと同じルートを・・・)

 

 

 

ユカ「ヨ―メイちゃーん!!!」

 

フィーア「しまった、すっかり忘れてました・・・」

 

シディ「今助けるぞ!」

 

 

そうして助けたのですが・・・

 

ヨ―メイ「にぱー・・・」

 

フィーア「おぼれても笑顔ってサイコパスですか・・・薬の効力半端ないですね・・・」

 

ユカ「ヨ―メイちゃん・・・」

 

シディ「ヨ―メイ・・・もう笑わなくていい・・・こんなのはヨ―メイじゃない。人形のように自由を奪われて死にそうになって・・・絶対服従なんておかしい。取り繕って笑うよりもいつものヨ―メイが良い。自分の心に素直なお前が好きだ。」

 

シディさん・・・

 

ぽすっ

 

ん?ヨ―メイちゃんが積極的にシディさんに胸を・・・

 

ヨ―メイ「私だってこんな薬を使わずシディさんの方から私を求めて欲しいのに・・・」(何言ってるんですか私!!?)

 

ユカ・フィーア「はい?」

 

ユカ「まさか素直なお前が好きっていうのを・・・」

 

フィーア「なぁぁあ!あれじゃついてきた意味なく甘い雰囲気じゃないですか!!」

 

ヨ―メイ「・・・・・・」

 

ふっ・・・でも完全に灰になりましたね。

 

カゲチヨ「おーい!解毒剤あったってよ!」

 

フィーア「ナイスですカゲチヨ。」

 

ヒサメ「無事で良かったよ。」

 

シディ「あぁ、助かった。」

 

どうやら今のは聞いてなかったみたいですね。

 

ヨーメイ「体の自由が戻ってきました・・・」

 

シディ「池に飛び込んだときはどうなるかと思ったぞ。」

 

カンナ「笑顔で池に飛び込むなんて・・・あの薬そんなに効くんだ・・・今度大量注文してヒサメちゃんとカゲチヨに・・・」

 

カゲチヨ・ヒサメ「何する気!!?」

 

やっぱりですか・・・

 

シディ「そうだ、ヨ―メイ。さっき何か言ってただろう?カゲチヨ達に気を取られて聞いてなかった。もう一度言ってくれないか。」

 

ヨ―メイ「そ、それは・・・」

 

ユカ「はーい!ヨ―メイちゃんは罰として私と1週間同棲生活開始ね!」

 

フィーア「シディさん!ひったくり犯捕まえて疲れたからこの公園の名物のソフトクリーム食べましょう!」

 

シディ「あ、あぁわかった。」

 

ヨ―メイ「ぎゃぁああ!」

 

させませんよ・・・

 

カゲチヨ・ヒサメ(とんでもない連携だ・・・)

 

カンナ(アーシよりあの二人の方がよっぽど怖いと思うけど・・・)

 

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