妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋 作:ikkun
sideカゲチヨ
今日は妖精王の森を畑に来ていた・・・
カゲチヨ「今日はゼノン世界での煮汁や美味しい出汁の取引をヒサたちや妖精王にバレてしまったので報酬を取り上げられない代わりに農業で美味しい野菜を献上するということになりました!」
ヨ―メイ「え~・・・めんどくさいですね・・・」
シディ「だが自分の手で野菜や果物を作って食べるというのは楽しそうだな。」
ミナヅキ「ん、私たちはお金をキープできてクリスたちは美味しい野菜が食べれる・・・まさにWIN-WIN・・・」
そういうことだ!
カゲチヨ「さぁ!真面目に仕事してる場合じゃないぞ!」
ヤヨイ「これカゲチヨは依頼サボりたいだけじゃないですか?」
sideヨ―メイ
というわけで畑を耕して種を植えて一週間たったわけなんですが・・・
デカいカブ「ちくしょー・・・」
ヨ―メイ「とんでもない大物が育ってますよ!」
ハヅキ「しかもなんか顔があって喋ってます・・・」
どうしてこんなことに・・・
デカいカブ「そこの狐女が変な肥料を与えたせいだよ。」
ヤヨイ「早く大きくなればいいと思って試作段階の呪術肥料を掛けてしまいました。」
カゲチヨ「お前のせいかよ!」
ミナヅキ「でもカブはカブだし抜こう・・・」
ヨ―メイ「でもこんな大きいの抜けるんですか?」
シディ「名作の大きなかぶでも皆の力を合わせればきっと抜けるさ!」
まぁ、そうですね。
私たちはカブを抜こうとしますが・・・
ヨ―メイ「うーん・・・!!」
シディ「ふっ・・・」
ミナヅキ「ふぬぬ・・・」
ヤヨイ「とおお・・・!」
大きなかぶ「あぁああ!頭がもげて中身が飛び出るううう!!」
カゲチヨ「気持ち悪い言い方するなよ!!」
嫌なカブですね・・・
ハヅキ「それでもカブは抜けません・・・」
今度こそ抜きますよ!
カゲチヨ「うんとこしょ!」
ハヅキ「どっこいしょ!」
大きなかぶ「本当に抜くのか?あ~故郷の母さんは今何してるんだろうな・・・母さん、どうか俺の分まで・・・今まで育ててくれてありがとう・・・」
シディ「抜くのは中止だ・・・このカブにも育ててくれた家族がいるんだ・・・」
ミナヅキ「ん・・・その通り。」
ヤヨイ「いやここまで育てたのは私たちですよ。」
ミナヅキ「そうだった・・・」
ヨ―メイ「ていうか説得の仕方が刑事風ですね・・・」
でも全く抜けないですよ!
大きなかぶ「もう私を抜くのは諦めろ!さもなくば女の子をお母さんと呼ぶ呪いをかけてやるぞ・・・」
もう諦めた方が良いんじゃ・・・
カゲチヨ「ダメだ!名作の大きなかぶでもお爺さんがお婆さんを、お婆さんが孫娘を呼んで人数が増えたからだ。俺たちも人数を増やすんだ!」
sideゼクス
というわけでカゲチヨに呼ばれたのだが・・・
ゼクス「とんでもないな・・・」
スズキ「喋るカブってレアすぎだろ・・・」
ヨ―メイに呼ばれたスズキも驚く。
サトウ「こりゃ腕がなるぜ!」
シディが呼んできたサトウもわくわくしてるしな・・・
アハト「僕眠いんだけど・・・早く終わらせよう・・・」
おそらく昼寝中にヤヨイに呼び出されたであろうアハトが言ったので俺たちはカブを引っ張った・・・
カゲチヨ「いくぞ!」
ヨ―メイ「うんとこしょ!」
シディ「どっこいしょ!」
ミナヅキ「だんだんと抜けてきてる!」
ヤヨイ「本当にデカいです!」
スズキ「でもこれは・・・」
あぁ・・・
ゼクス「長すぎだろ!!」
サトウ「カブとは思えねぇ長さだぜ・・・」
大きなかぶ「ちくしょー・・・」
そうして大きなかぶは大人しくなってしまった・・・
ハヅキ「やっぱり呪いの類はなかったですね。」
カゲチヨ「でも育てた俺達からしたらこの大きさはむしろ誇らしいな!」
ゼクス「ほとんどチート肥料のおかげだろ・・・」
スズキ「ていうかこれ妖精王たちに献上するんだよな?カブ料理だけじゃヒサメ以外流石に飽きられるだろ・・・」
確かにな・・・
ヨ―メイ「そこは心配ご無用です!ちゃんと美味しいカブカレーを作るために・・・他の野菜も収穫しましょう!」
隣にデカいジャガイモと人参、玉ねぎが・・・
アハト「もう僕たちを頼らないでよ・・・」
それから協力して抜いて美味しいカブカレーを作った・・・