妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋   作:ikkun

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ショートストーリーを基に作りました。


ヒビキとの思い出

sideカゲチヨ

今日はヒビキのクローンとユカたちが遊びに来ていた・・・

 

ユカ「いやー!ヒビキさんと話すのは楽しいですねー!!」

 

ヒビキ(クローン)「ありがとー皆がにぎやかで私も楽しいよー」

 

タツコ「そうだ!今日の締めにカゲチヨ先輩からヒビキさんとの思い出聞きたいんですけど!」

 

タツコがいきなりそんな話を振ってきた!

 

フォレス「それ私も気になるかも!!」

 

ぼたん「キュンキュンしそうですね!」

 

綾華「できればカゲチヨさんとシロウさんのBL的なシーンがあれば嬉しいんですが・・・」

 

カゲチヨ「皆無茶ぶりがすぎねぇか・・・?まぁ綾華以外の要望には応えられる話があったな・・・」

 

ヒビキ(クローン)「楽しみだなー」

 

ヒビキの前で語るのは変な感じだけどな・・・

 

ー回想ー

 

あれは夏の日の休み時間のことだった・・・

 

ヒビキ「おーいカゲ―、休み時間話す人いないからって寝たふりするなー」

 

カゲチヨ「うるせぇな!」

 

っていうか寝たふりじゃねぇし!

 

ヒビキ「私の悪口言ってたやつら注意したらしいじゃーん。かっこいいー」

 

カゲチヨ「してねぇよ!そんなことするわけねーだろ。」

 

まぁ殴られて口切って絆創膏したことも内緒にしとかないとな・・・

 

ヒビキ「えー?でも私の悪口言ってた人たち言ってたよ?ボコったら教えてくれたし。」

 

カゲチヨ「そういうことするから敵増やすんだよ・・・」

 

注意しなくてもよかったのか・・・?なんか脱力しちまう・・・

 

ヒビキ「やっぱしてくれてたんだー優しいね。チューしてあげようか?」

 

カゲチヨ「・・・!?毎度毎度からかうなよ!年頃の男子は本気にしちまうんだぞ!?」

 

ヒビキ「本気にすればいいのに・・・」

 

ー回想終了ー

 

カゲチヨ「あの頃から魔性の女だったんだよヒビキは・・・」

 

タツコ「取りあえずカゲチヨ先輩が鈍感だということはわかりました。」

 

フォレス「そのシュチュエーションで気づかないとか相当ですね・・・」

 

ぼたん「紳士なんですよ。」

 

ユカ「思いっきりディープにやればよかったのに・・・」

 

何だよ!お前らひそひそと!!

 

ヒビキ(クローン)「やっぱり激しめでいいのか・・・」

 

ヒビキさん!?何考えてるの!?

 

綾華「他にはないんですか?」

 

他か・・・そうだな・・・

 

ー回想ー

 

その日は家族で夕飯を食べた後にヒビキが理科室に忘れ物したって電話があって取りに行ったんだったな・・・

 

カゲチヨ「理科室だよなあるのって・・・」

 

ヒビキ「うん、付き合わせてごめんね。」

 

カゲチヨ「それで何忘れたんだよ・・・」

 

ヒビキ「いつも持ってるナイフだよー。」

 

はぁ!?

 

カゲチヨ「学校に持ってきていいもんじゃねーだろ!」

 

だから可愛いのにシロウと一緒に不良兄妹なんて呼ばれんだぞ!

 

ヒビキ「いいじゃん、地球が転生してから物騒なんだし護身用だよ。それにしても夜の学校って不気味だね。」

 

カゲチヨ「何だよ。柄にもなくビビってんの?」

 

ヒビキ「そんなんじゃないもん。」

 

カゲチヨ「はいはい。ちゃっちゃと済ませて駐在所の人に見つからないように帰ろうぜ・・・」

 

夜に刃物持って帰ったなんて知られたらどんだけ絞られるか・・・

そう思って扉を開くと・・・

 

カゲチヨ「うおおお!?」

 

懐中電灯の光が骨の標本を不気味に照らし出した!!

俺は一瞬びっくりしてしまう・・・

 

ヒビキ「あはは、カゲ怖がり過ぎ。」

 

カゲチヨ「お前だってさっきびびってたくせに・・・」

 

腕掴んだりして・・・

 

ヒビキ「あぁ、これ?これはただカゲにくっつきたかっただけ。」

 

カゲチヨ「はぁ?」

 

ヒビキ「言ったじゃん。そんなんじゃないって。怖いのなくなったでしょ?」

 

ー回想終了ー

 

ユカ「かー!甘甘ですね!!」

 

綾華「まあ、ユカはそんな純愛チックなのできないですよね。どんなシュチュエーションでも爛れた感じになりそうですし。」

 

ユカ「失礼すぎない!!」

 

タツコ「ごちそうさまです!カゲチヨ先輩!!」

 

まぁ、満足したみたいで良かったよ・・・

そうして皆が帰った後ユカがこういった。

 

ユカ「必ず鈴の吸血鬼アザミは私がバラバラにするので安心してください。」

 

カゲチヨ「敵取る気満々じゃねぇか・・・」

 

ユカ「当たり前です、美人を腐らせる奴らは負けるという世の常を教えてやりますよ。」

 

まぁユカと妖精王と一緒ならきっと戻ってくるよな・・・

あの理科室の時と同じ満点の夜空のなか俺はそう思うのだった・・・

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