妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋   作:ikkun

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メイドでお世話

sideカゲチヨ

今日の依頼人はスーツを着たお金持ちそうな男性だった・・・

 

依頼人「依頼というのはほかでもありません。ヒサメさんに息子専属のメイドになっていただきたいのです!」

 

ヒサメ「め、メイド!?」

 

カンナ「また予想外のが来た・・・」

 

フィーア「でも何で専門のところじゃなくてカレコレ屋に?」

 

依頼人「息子が生まれてすぐに妻に先立たれまして・・・それ以来十年以上、とある女性を雇い息子の面倒を見てもらっていました。しかし二年ほど前にやめてしまって一年程度で戻るはずでしたが連絡がなく新しい人も息子は気に入らず・・・」

 

まぁ、十年以上その人じゃな・・・

 

カゲチヨ「ならなおさら何でうち何すか?」

 

依頼人「先日息子の部屋を除いて気づきました。息子はカレコレ屋さんの特にヒサメさんの大ファンなんです!」

 

ヒサメ「私のファン!?」

 

シディ「なるほど、それでヒサメに。」

 

依頼人「はい、ヒサメさんであれば息子も心を許すのではないかと。」

 

ヒサメ「でもそれって継続的にですよね?学校やカレコレ屋もあるので・・・」

 

依頼人「それなんですが・・・本題はここからなんです。」

 

そうして事情を聞いた俺たちは依頼を開始した。

 

sideフィーア

 

そうして私たちは依頼人の息子さんのところに来ました!

 

フィーア「可愛いですね~!」

 

息子「ぎゃあぁあ!動画で見た通りのショタコン・・・」

 

カゲチヨ「出会ってそうそう頭をなでなでしてるな・・・」

 

ヒサメ「初めまして。ぼっちゃま!」

 

息子「僕のことはご主人さまで・・・」

 

ヒサメ「初めからぐったりしてる・・・」

 

フィーア「仕事は私とカゲチヨも補助するのでよろしくお願いします!」

 

息子「えぇえ!?」

 

カゲチヨ「諦めろ・・・ヒサが料理したら確実にあの世行きだからな・・・」

 

ヒサメ「ちょっとカゲ!!」

 

というわけでメイド服姿で仕事開始です!

 

フィーア「お父さんから聞き出したスケジュール帳によると・・・まずは宿題ですね!」

 

息子「依頼受けてすぐに作ったの!?」

 

ヒサメ(そりゃ怖いよね・・・)

 

息子「な、ならさヒサメちゃんが代わりにやっておいて!」

 

ヒサメ「ダメです、宿題は自分の力でするものですよ。一緒に頑張りましょう。」

 

息子「・・・わかった。」

 

照れてて可愛いですね~!

 

フィーア「おぉ!応用問題も難なくできましたね!もう一回頭わしゃわしゃしてあげます!!」

 

息子「これくらいできるからもうやめて~!」

 

ヒサメ「愛情表現が過激だ・・・」

 

sideヒサメ

 

良し、宿題は自分でやってるし食事の用意を・・・

 

フィーア「食事ならシディとカンナちゃんがタッパーに入れてたのをチンしましょう。」

 

カゲチヨ「ヒサはレンジですら危ないからとりあえず俺の代わりに掃除頼む。」

 

そこまでじゃないよ!!ごはんだって炊けるし!!

 

息子「うわ~!流石シディさんとカンナちゃんの料理・・・凄い豪華!けど匂いが強烈なのもある・・・」

 

カゲチヨ「麻婆豆腐に使われた花椒や香辛料のせいだな・・・」

 

フィーア「全く・・・カンナちゃんは料理で自分の趣味に走り過ぎです!」

 

ヒサメ「フィーアちゃんだって二人が作ろうとしてなかったらカブトムシの素揚げ作ろうとしてたじゃん・・・」

 

息子「カブトムシ!?」

 

フィーア「少年の夢じゃないですか!カブトムシを食べてみるって!」

 

カゲチヨ「いやトラウマだろ・・・」

 

そうして風呂を沸かして入って貰ったんだけど・・・

 

フィーア「ほーら、お姉さんがすみずみまで洗ってあげますよ~!」

 

息子「いや!そこは自分であらえるから!待って!あ、あぁあ~!!」

 

なんか凄いことが起きてる気がする・・・

お風呂から上がると・・・

 

息子「寝る前にお母さんの仏壇に手を合わせよう・・・」

 

カゲチヨ「賢者になってやがる!!」

 

ヒサメ「フィーアちゃんどこを洗ったの!?」

 

フィーア「ちょっとマッサージをサービスしただけですよ?」

 

どんなテク?!

 

息子「マッサージからの記憶がない・・・」

 

ヒサメ「知らない方が良いですよ・・・ご主人さまがいて欲しいのは本当に私たちですか?」

 

息子「・・・う、うるさい!それは・・・」

 

ヒサメ「思い浮かぶ人はいないんですか?」

 

息子「それは・・・」

 

ヒサメ「ご主人さまは寂しいんですよね。お父様も家にいなくてそれに・・・」

 

息子「うぅ・・・」

 

「ぼちゃま。お久しぶりでございます。」

 

そうして現れたのはシディとカンナ、そして一人のメイドだった。

 

シディ「彼女を探して見つけてくることがもう一つの依頼だったからな。」

 

息子「もう必要なんて・・・」

 

ヒサメ「本心を伝えないともう二度と会えないかもしれないよ?素直になるのは難しくてもそうしないと伝わらないよ?」

 

息子「・・・・なんで戻ってこなかった。」

 

メイド「嫌われてしまったかと・・・」

 

喧嘩の原因は業務を休む前に喧嘩して戻るなと言われたかららしい・・・

 

メイド「本来なら一年で戻れたのですが・・・」

 

カンナ「命令を守ってこなかったみたいなの。お互い不器用だよね。」

 

息子「あんなの・・・本気にするな!理由なんていいから戻ってこいよ・・・」

 

メイド「はい・・・」

 

良かった・・・・

 

フィーア「いやー!メイド楽しかったですね!」

 

ヒサメ「ノリノリだったよね・・・」

 

カゲチヨ「まぁなかなか様にはなってたけどな・・・」

 

ヒサメ「そ、そう・・・」

 

カンナ「お~!その姿で照れてるとホントに漫画みたい!」

 

カンナちゃん一言余計!!

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