妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋 作:ikkun
持ち物検査の時の先生が登場します。
sideカゲチヨ
先生「はい、髪が長い!ズボンのすそが短い!減点2!」
なんか前に持ち物検査をしてた先生が今度は校門で検査してやがる・・・
カンナ「前にアーシたちのクラスであんな目にあったのにまだやってるんだ・・・」
フィーア「それが生活指導に選ばれたらしくて気合が入っちゃってあんなことになってるんですって。」
まぁ、今回はゲーム機持ってきてないし大丈夫か・・・
ミキ「おはようございまーす!」
先生「はい!髪が長い!髪の毛染めてる!制服着崩してる!減点3!」
ミキ「そんな~!」
ノリコ「いやミキの髪の毛は地毛だぞ・・・」
やっぱり暴走してるじゃねぇか!
ゼクス「おはよう皆。」
あ、ゼクスにも言っておかないとな・・・
女子生徒「あら、ゼクス君のお友達?」
ん?誰だあの女子生徒?
フィーア「ゼクスもついに二人目の彼女ですか?」
カンナ「ゼクス君?」
ゼクス「いや違う・・・彼女は同じクラスのなんだ。」
ケイコ「はい、私は隣のクラスで毛娼妓(けじょうろう)のケイコと申します。」
へぇ、異宙人なのか・・・
カンナ「確か毛娼妓は髪の毛を自在に操れる異宙人だったよね。」
ケイコ「はい、そのため一族は髪の毛が伸びやすいのです!」
ヒサメ「いやそれにしても伸びすぎじゃない!?」
確かに身長の数倍の髪の毛があった!
ケイコ「50メートルあるんですの!」
ヒサメ「能力の特性上仕方ないにしても伸びすぎじゃない!?」
先生「はい!髪の毛伸びすぎ減点100!」
sideヒサメ
そうして休み時間になったんだけど・・・
ミキ「うぅ・・・地毛証明もらって黒に染めるのは避けられたけど結局ショートにさせられた・・・」
可哀そう・・・
綾華「私もBL本を持ってくるのに裏金が結構かかりました。」
ユカ「私も登校中にクラスメートとディープキスしてたら先生が飛びだしてきて迷惑でしたよ。」
カンナ「アーシとチダイもナイフや武器を持ち込む工作に色々手間取ることになっちゃったな・・・」
チダイ「迷惑な話だ・・・」
問題だらけすぎでしょ・・・
ケイコ「私も髪を切れと言われてしまいました・・・うぅうう・・・」
フィーア「ケイコちゃんは能力上仕方ないのにそれは横暴ですよね・・・」
髪の毛を結んだフィーアちゃんが言う。
アサヲ「なんてこった・・・」
マチャソ「ひどい教師じゃ!」
カゲチヨ「泣いてるしやっぱりあの教師は許せねぇな・・・」
ケイコ「これは私の憧れてるラプンツェルが涙で王子様をいやしたのに憧れて泣きまねをしてるだけで泣くほどは悲しくないです。」
ややこしすぎ!!
ケイコ「でもラプンツェルのように髪を切られてしまうんでしょうか・・・そう思うと・・・泣き真似が止まらない・・・!自然と涙があふれてくる・・・」
ノリコ「それは本当に悲しいんじゃないか・・・?」
ゼクス「泣きまねしすぎてもう本当に悲しいのかすらわからなくなってるぞ・・・」
でも先生も酷いよね・・・能力で切ってすぐに伸びるものを切れなんて・・・
先生「動かないでください!持ち物検査です!」
サングラスつけてますます調子に乗ってる!
先生「さあ!鞄の中を見させてもらいますよ!」
ケイコ「はい・・・」
ケイコちゃんの鞄の中に入ってたのは・・・
先生「なにこれ?毛?」
ケイコ「はい・・・私ウィッグで長さを足してるんです・・・20センチくらい。」
フォレス「50メートル中の!?」
タツコ「あんまり変わらない!」
でもリザードマンみたいな風習で長い方が偉いみたいなのもあるだろうし・・・
ケイコ「それが無くても私が一番長いんですけど49メートル80センチってなんか気持ち悪いので・・・」
先生「とにかく学校に関係ないものは没収!それにその髪明日までに適切な長さに切ってきなさい!」
ケイコ「うぅうううう!!」
ゼクス「先生!流石に可哀そうだ!」
流石ゼクス君!優しい!」
ケイコ「はっ!待ってゼクス君!良いことを思い付きましたわ!アフロにすれば長さはそのまま、能力で元の長さにもできるし一石二鳥ですわ!」
カンナ「ファッション性に問題ありじゃ・・・?」
先生「いやそもそもアフロも禁止ですから。」
ケイコ「なっ!?盲点!」
この子ちょっと天然だよ!
sideカンナ
アーシたちは屋上で作戦会議をした!
カンナ「つまりその尋常じゃない長さの髪の毛が役に立つってことを先生にわからせればいいんだよ!」
カゲチヨ「でもあの頭でっかちな先生のことだ、よほどのことじゃねーと認めねーだろ。」
チダイ「例えば先生が凶暴な異宙の住人に襲われるとかだな・・・」
ケイコ「グリフォンくらいなら能力でなんとかなりますけど・・・」
ヒサメ「結構武闘派だった!」
フィーア「でもそんな都合のいいこと・・・」
フォレス「見て!先生が運動場でグリフォンに襲われてる!」
先生「助けてぇえええ!!」
本当だ・・・叫び声が聞こえる・・・
ヒサメ「でもお父さんが塀にレーザーとか罠とかつけたのにどうして侵入できたの?」
アサヲ「やっぱりお金がかかるからあの先生が外したらしい・・・」
ノリコ「自分から墓穴ほってる・・・」
ユカ「とにかくチャンスです!髪の毛でまずは救出です!」
ケイコ「分かりましたわ!先生、この髪の捕まって!それー!」
そうして鞭のようにしなやかになった髪は・・・
バシンっ!!
グリフォン「きゅぁあああ!!」
グリフォンに勢いよく叩き付けられた・・・・
ケイコ「あら?高いところだとなかなか難しい・・・もう一回、それー!」
バンっ!
グリフォン「きゅあぁあ!!」
綾華「またグリフォンに当たりましたね・・・」
ゼクス「だがグリフォンは逃げていったぞ・・・」
まぁ作戦とはちょっと違ったけど・・・
カンナ「髪の毛の有用性を見せれて良かったね。」
先生「ありがとう!助かりました!」
ケイコ「先生!ここまで引き上げて差し上げますわ!そーれ!」
バシン!!
先生「ぎゃぁああ!」
あ、先生がぶっ飛ばされた・・・
ケイコ「あらやだ。」
ヒサメ「あらやだって!?」
マチャソ「恐ろしい女じゃ・・・」
sideフィーア
その後先生は包帯ぐるぐる巻きになって現れました・・・
先生「えーいざというときに髪の毛が有用だということはわかりました・・・ということで特別に長い髪はOKにします!!」
ケイコ「嬉し―い!」
良かったですね・・・
先生「あと先生はもう一つ決まりを作りました・・・」
何でしょう・・・
先生「学校にはレーザーとトラップは設置を義務づけます。」
それはその方が良いですね。