妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋 作:ikkun
sideカゲチヨ
ヒサメ「こ、こ、こ・・・!」
バタっ・・・
カゲチヨ「どうした!?」
教室来たとたんヒサが倒れてるんだが!
フィーア「私が話した怖い話に怖いって叫ぼうとしてその直前に気絶したんですよ。」
カゲチヨ「そんなタイミングでかよ!でも気絶するほど怖い話なんてあるのかよ?」
ヒサメ「はっ!知らないのカゲ!旧校舎のトイレに女の子のお化けが出るんだよ!」
カゲチヨ「なんかトイレの花子さんみたいだな。」
ヒサメ「何それ?」
カゲチヨ「有名な学校の七不思議だ。誰もいないはずのトイレの三番目の個室を三回ノックして花子さん遊びましょって言うとおかっぱ頭の女の子がいてトイレに引きづりこまれるんだよ・・・」
ヒサメ「ぅうううう・・・」
また倒れてる!?
フィーア「誰もいないはずのトイレってところから気絶してましたよ。」
厄介な怖がりだな・・・
カゲチヨ「それでフィーアはその話誰から聞いたんだよ。」
フィーア「それはあの女からですよ・・・」
何か読めてきたぞ・・・
カンナ「う~ら~め~し~や~・・・」
やっぱりカンナかよ!
カンナ「これはうちの学校にある不思議の一つだよ。」
あぁ、ありえないくらい沢山ある奴な・・・
カゲチヨ「どうせトイレの奴も出鱈目だろ・・・」
カンナ「そんなことないよ!旧校舎のトイレには本当にお化けがいるの!これは知り合いの幽霊に聞いた話なんだけど・・・」
もう情報源が怪しいじゃねぇか・・・
カンナ「今は使われていない旧校舎のトイレを3000回ノックすると壊れるからやめた方がよくて・・・」
フィーア「当たりまえですね・・・」
カンナ「普通に数回ノックすると花子さん遊びましょって言うと・・・トイレの花子…三姉妹が現れるの!」
三人もいるのかよ!
カンナ「三人でトイレに引きづりこんでくるんだけど個室に入れられると三姉妹と合わせて合計四人!メチャクチャ狭いの!」
フィーア「ひぃいい!!」
ヒサメ「閉所恐怖症の人には恐怖だね・・・」
カゲチヨ「全然怖くねぇな・・・」
カンナ「へぇ~?じゃあカゲチヨが旧校舎行ってきてよ!」
別に良いけど・・・
カンナ「旧校舎は勝手に入ったら退学だけどそれでも怖くないんだ!」
うぐっ!急に寒気が・・・
sideフィーア
で結局・・・
フィーア「私もついてくることになったわけなんですよね・・・」
カゲチヨ「見つかった時に超スピードで逃げて姿見られないようにしてくれたらいいから・・・」
分かりましたよ・・・
私たちは真ん中のトイレにたどり着きました。
カゲチヨ「え~とこのドアをノックして花子さん遊びましょって言えば・・・」
花子1「ちょっと~!男子いるんですけどー!」
な、なんかメチャクチャ今風な喋り方の花子さんが出た!
カゲチヨ「本当に出た!」
花子2「何が出たよ!こっちのセリフよ!ここ女子トイレよ!」
花子3「そうよそうよ!女子連れ込んで何する気なの変態!」
メチャクチャ誤解受けてますね・・・
カゲチヨ「待てよ!そもそも使われてないんだし・・・」
花子1「使われてないからなんなの?それなら女子トイレに入ってもいいの?何不思議なこと言ってるの?え?これが学校の不思議って奴?」
フィーア「不思議に言われたら世話ないですね・・・」
花子2「なにこの二人メチャクチャ失礼なんですけど!」
カゲチヨ「だってお化けの花子三姉妹だろ?」
花子1「はぁ!?お化けとか失礼極まりなくない?」
花子3「もう個室に引きづりこみましょう!」
やめてください・・・
フィーア「じゃあ何なんですか?貴方たち?教えてくれたらお化け呼ばわりはやめますよ。」
花子1「私たちは・・・物の怪よ!」
あんま変わんないですね・・・
花子2「ということで・・・」
花子3「個室に引きづりこみまーす!」
ちょ!押し込まないで!ぎゃぁああ!狭い!!
カゲチヨ「うぎゃ!ぎゃぺ!殴るな!」
花子1「この子凄い暴れだしたわ!」
花子2「狭いところ苦手なの!?」
花子3「私たちも巻き込まれる・・・」
ひぃいい!
sideカゲチヨ
うぐっ・・・フィーアに蹴られてからの記憶がない・・・
フィーア「あれ?いつの間にか校庭に・・・」
カンナ「おぉ!二人とも無事だったんだ!で?いた!?」
カゲチヨ「あぁ!いたよ・・・」
あれは陰キャには恐ろしい霊だった・・・
カンナ「そしてアーシはもう一つ怪談を仕入れることが出来たの・・・」
なんだ?
ヒサメ「どんなのなの・・・?」
カンナ「これは知り合いの物の怪に聞いた話なんだけど・・・旧校舎の女子トイレに男子なのに入って来てここは使われてないからって入ってくる変態や狭いところに入れると暴れる女性がいるって出るらしいよ!」
それは・・・
カゲチヨ・フィーア「広めないでください・・・」