妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋   作:ikkun

614 / 913
カゲチヨとカンナはどこに?

sideヒサメ

その日はカゲとカンナちゃんがいなかったんだけど・・

 

ヒサメ「ん?カレンダーにバツ印が・・・」

 

カレンダーにバツ印がついていたの。

 

シディ「スーパーの特売か・・・?いや違う、俺にもわからん。」

 

フィーア「別に里帰りする予定もなかったしなんでしょうね。カゲチヨかカンナちゃんの用事じゃないですか?」

 

そういえば今日はまだ来てなかったね・・・

 

シディ「依頼もないし休日だからな。だがもうすぐ昼食だ。来るなら二人の分も作るぞ。」

 

ヒサメ「うん聞いてみるよ。」

 

どうせ夜更かししてまだ寝てるんだろうな・・・と思ったんだけど電波が入っていないのかつながらなかった・・・

 

フィーア「おかしいですね・・・趣味の関係上スマホは年中オンの二人がつながらないなんて・・・」

 

シディ「充電を忘れたのかもしれないぞ。」

 

ヒサメ「でもゲームばっかのカゲはともかく意外とマメなカンナちゃんまで充電忘れるなんてある?」

 

フィーア「確かにみんなの充電切れそうになってたらすぐに充電してくれますもんね。」

 

私たちは買い出しついでに行ってみたんだけど・・・

 

ヒサメ「あれ?カゲの部屋鍵が開いてる・・・」

 

フィーア「不用心ですね・・・せっかくですしエロ本買ってないかチェックしましょう。」

 

シディ・ヒサメ(お母さんみたいだ・・・)

 

中に入るといつもより部屋が片付いてる気がした・・・

 

シディ「ヒサメ、フィーア、カレンダーを見てくれ。」

 

カレコレ屋と同じ日にバツがついてる・・・

 

フィーア「なんかカンナちゃんが毎回読んでる推理物と似た展開ですね・・・」

 

シディ「あぁ、つながらない電話、珍しく片付いた部屋。カレンダーの印・・・気のせいならそれでいいが嫌な予感がするんだ。」

 

取りあえず友達に聞いたりシディとフィーアちゃんは心当たりの場所を聞いたけどダメだった・・・

 

sideフィーア

 

取りあえず聞き込みをした結果ですが・・・

 

フィーア「二人がオーナーに数週間前に景色のいい場所を紹介してもらったそうですね。」

 

シディ「オーナーは湖の綺麗な山を紹介したそうだ。」

 

私はハッキングで調べた・・・場所の他にも購入履歴もみたら・・・

 

ヒサメ「二人とも最近変なもの買ってたみたい。」

 

フィーア「カンナちゃんが変なもの買うのは割と普通じゃないですか?」

 

ヒサメ「まぁ、それは置いておいて・・・ロープに木炭にあと斧も。」

 

シディ「最寄り駅に急いでいこう!」

 

そうして私たちは山に入ります。

 

ヒサメ「振り返ってみれば最近二人で悩んだり言い争ってたのに・・・」

 

シディ「そうだな・・・」

 

フィーア「事故や事件にしてもあの卑怯コンビならなんとでもなりそうですけどね・・・山の災害でないことを祈りましょう・・・」

 

すると現れたのは・・・

 

猪「ぐるるる・・・」

 

猪ですか・・・

 

ヒサメ「ねぇ!あの牙にあるのって・・・」

 

シディ「カゲチヨのパーカーか!?」

 

フィーア「でも猪にやられたにしては血じゃなくてついてるのは泥くらいですね・・・それにカンナちゃんの痕跡はないので希望はまだ捨ててはいけませんね・・・」

 

ヒサメ「フィーアちゃん・・・凄い冷静。」

 

フィーア「まぁ、確かめないといけないのでパーカーは取らせてもらいますよ!」

 

しゅばっ!

 

猪「きゅう!?」

 

私は強烈なサイドステップでパーカーをはぎ取りながら猪の真横に行き・・・

 

フィーア「イノシシのような突進メインの動物は真横からの一撃です!!」

 

ズガン!

 

胴回し回転蹴りを叩き込みました!

 

猪「きゅう~」

 

フィーア「シディさん血の匂いがするかお願いします。」

 

シディ「うぬ・・・カゲチヨとカンナの血の匂いはしないな・・・」

 

ヒサメ「良かった・・・」

 

そうしてトラブルもありましたが湖に着くと・・・

 

カゲチヨ「うお!何でお前らここにいるの!?」

 

カンナ「やっぱり来たくなったんだ!」

 

焚火とお米を炊いてる二人の姿がいた・・・

 

ヒサメ「心配したんだからね!!」

 

カゲチヨ「なんで・・・ってそれ俺のパーカー!風で失くしたと思ったわ。」

 

フィーア「イノシシの角に引っかかってましたよ・・・」

 

カンナ「だから腰に巻いとくかテントに入れとこうって言ったんだよ。」

 

カゲチヨ「悪かったって・・・」

 

シディ「二人とも何をしてたんだ?」

 

カンナ「だからキャンプだよ。行きたくなってね。」

 

カゲチヨ「絶景だしいい感じだろ?最近流行ってるからカンナと一緒なら火と水は大丈夫でこの通り楽しんでたんだよ!」

 

ヒサメ「ってことはカレンダーのバツ印は・・・」

 

カゲチヨ「出発日だけど・・・」

 

フィーア「事前連絡くらいしてほしかったですよまったく・・・」

 

カゲチヨ「俺たちちゃんと伝えたぞ?」

 

え?

 

カンナ「まぁ三人ともテレビに集中してて聞き流してたよね~」

 

ヒサメ「あ・・・・」

 

シディ「じゃあ思い悩んでたり言い争ってたのは・・・」

 

カゲチヨ「カンナと火を使ったり水も自分で作るかで言い争ってたんだよ。」

 

カンナ「まぁ結局火をつけるのに手間取ってたから能力で一瞬でやったけど。」

 

カゲチヨ「うぐ・・・まぁキャンプ道具買おうとしたら道具が高くてロープとか買った後はレンタルにしたからそれじゃね?」

 

ヒサメ「じゃあ部屋がきれいだったのは?」

 

カンナ「あぁ、荷造りついでにパパッとね。ていうかカゲチヨ、部屋の鍵閉め忘れてるじゃん。」

 

カゲチヨ「忘れてた!!」

 

結局取り越し苦労でしたね・・・

一部私たちのせいでもありましたが・・・

こうして管理人さんに追加してもらい全員でキャンプしましたとさ。

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。