妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋   作:ikkun

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裁判をやろう

sideカゲチヨ

今日は森に遊びに来てたんだが・・・・

 

ユカ「ない!無くなってます!!」

 

ユカがお箸を持って大慌てで何かを探していた・・・

 

カゲチヨ「何が無くなったんだよ・・・」

 

ユカ「私が今日ヨ―メイちゃんと一緒に食べようと思ってたカキが無くなってるんですよ!」

 

カンナ「あぁ、庭で育ててるいうカキね。」

 

まぁ、森なら取れてもおかしくなさそうだな。

 

ユカ「今日ヨ―メイちゃんのところに行って食べようと思ってたのに取られてたんですよ!」

 

シディ「それは大変だな・・・」

 

なんかこういうときに疑われそうなのって・・・

 

ユカ「ヒサメお姉さま食べましたね!!」

 

ヒサメ「えぇ!?違うよ!!今日はそんな気分じゃなかったし!!」

 

気分だったら食うのかよ・・・

 

ユカ「色々と前科があるから信用できません!!」

 

ヒサメ「うぅ・・・」

 

ユカ「とにかく訴えます!!続きは法廷で勝負といきましょう!!」

 

そう言ってユカは立ち去っちまった・・・

 

フィーア「確か森には裁判所みたいなところもあるんですよ。」

 

流石自治を認められてるだけあるぜ・・・

 

カンナ「でもこういう法廷で勝負って結構ドラマで見たことあるけどカッコいいよね!」

 

カゲチヨ「リーガルサスペンスって奴だな。有名なのは逆転裁判とかだな。」

 

ヒサメ「カッコいいとか言ってる場合じゃないよ!向こうはお金の力で優秀な弁護人を雇うはずだよ!!」

 

シディ「確かにありそうだな・・・」

 

ヨ―メイの分も食べられてたらしいし犯人がわかるまでユカの怒りは収まりそうにねーしな・・・

 

ヒサメ「お願いカゲ!私の弁護をして!!」

 

まぁいいけど・・・

 

カゲチヨ「ヒサ本当にカキ食べてないんだよな?」

 

ヒサメ「今日は果物って気分じゃなかったからちゃんとお小遣いでケーキやパフェを沢山食べたの。」

 

そんだけ食うから疑われんだよ!!

 

sideシディ

そうして法廷でカゲチヨとヒサメが戦うことになったのだが・・・

 

クリス「静粛に!!」

 

裁判長はクリスか・・・

 

クリス「静粛に!!」

 

カゲチヨ「静粛にしてるだろ!!」

 

だがカッコいいから連呼したくなるのはわかるな・・・

 

フィーア「早速始まりますね。」

 

クリス「これよりカキ強奪事件の裁判を開始します。じゃあまずは原告ユカの弁護士から何か言いたいことは?」

 

カンナ「はい!」

 

弁護人はカンナなのか・・・

 

カゲチヨ「こいつは強敵だな・・・」

 

ヒサメ「お金につられてる・・・」

 

カンナ「被告ヒサメは過去にアーシの麻婆豆腐やヤヨイさんの油揚げを一口つまみ食いしています。証人もいますので召喚します。」

 

ヤヨイ「はい・・・煮物と一緒にお皿にあった油揚げを全部食べられててそこまで行ったら他のものも食べて欲しいと思いました!!」

 

ヒサメ「その後罪悪感が勝っちゃって・・・」

 

カンナ「これは被告人が普段からつまみ食いをしているという証拠であり今回の事件でもカキをつまみ食いしているということを示すものであります!!」

 

クリス「うーん凄い説得力だ。ヒサメ本当に食べてないよな?」

 

ヒサメ「本当だよ!それに今回は自分でおやつを買って食べたよ!!」

 

カゲチヨ「それにそれだけでカキも食べたっていうのは暴論だろ。」

 

確かにな・・・

 

そうして議論は白熱したが俺が思ったことは異議ありっていうのはカッコいいということくらいだった・・・

 

フィーア「何ですかその纏め・・・」

 

sideカゲチヨ

 

クリス「うーんなかなか決まらないな・・・カンナの証言が有力だけどこれはもう第二審に持ち越しかな・・・」

 

マジかよ・・・

 

ユカ「私は諦めませんよ!絶対に牡蠣の仇は取ってやるんですから!!」

 

ん?牡蠣?まさか・・・

 

カゲチヨ「異議あり!!ヒサは無実だ!!」

 

カンナ「どういうこと?」

 

カゲチヨ「ユカはこの裁判が始まるまでカキを食べようとしたとき箸を持ってたんだ!」

 

シディ「それがどうしたんだ?」

 

カゲチヨ「つまり庭で取れたカキっていうのは貝の方だったんだよ!!」

 

ヤヨイ「それは流石に・・・」

 

ユカ「そうですよ?」

 

やっぱりな・・・

 

クリス「そうなの!?お前森で牡蠣育ててたの!?」

 

クリスも知らなかったのか・・・

 

ユカ「ヨ―メイちゃんが貝食べたいって言ってたので森の池でホタテやホヤとかも育てて結構収益も出てるんですよ!!」

 

フィーア「相変わらずヨ―メイへの愛がヤバいですね・・・」

 

カゲチヨ「そしてヒサは明らかにユカのカキを果物の柿と勘違いしてたんだよ。それもそうだ・・・ヒサは見てないんだからな・・・」

 

これが無実の証拠だ!!

 

sideカンナ

 

ユカ「本当にごめんなさい・・・」

 

ヒサメ「いいよ、食いしん坊なのは事実だし・・・」

 

でもそうなると犯人は誰なんだろ・・・?

 

ユカ「本当に誰が生牡蠣を食べたんでしょうか・・・」

 

フィーア「え?生牡蠣?ちゃんと火が通ってるってミナヅキちゃんも言ってましたよ?」

 

え?

 

ユカ「確かにホントは生じゃないですけどどうしてフィーアちゃんとミナヅキちゃんがそれを・・・?」

 

全員(フィーア以外)「ん~・・・・?」

 

フィーア「異議あり!!」

 

却下します!!




その後フィーアとミナヅキには池の掃除を命じられたそうな・・・
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