妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋   作:ikkun

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死亡フラグとの出会い

sideカゲチヨ

今日は別荘に得体の知れない何かが住み着いてるかもしれないから確認してほしいという

依頼で洋館にきていた。

 

「うわーなんか雰囲気あるね・・・」

 

「いやーこれは出るかもね・・・」

 

「カンナちゃんそういうこというのはやめてください・・・」

 

ヒサがビビり、カンナがワクワクし、フィーアが注意していた。

 

「とりあえず館の周り一通り見てみるか。」

 

シディがいうが

 

「どうせなんも出ねぇってめんどくせ。四人で行ってきてくれよ。」

 

「いいからきてください・・・!」

 

「はい・・・」

 

フィーアに脅されて行かされそうになる。

 

「フィーア、別にいかなくてもいいだろカゲチヨは足手まといだしな。」

 

「確かにー!」

 

「おいっ!?」

 

シディとカンナさりげなくひでぇ!

 

そうして俺は残り四人が洋館に向かうと

 

「立ちました!!」

 

なんといきなり死亡と書かれたダサいTシャツをきた

幼女が現れた。

 

「なにお前!?」

 

「私は死亡フラグです。死亡フラグが立った時その人の前に現れる死神です!」

 

「はぁ・・・?」

 

迷子か?自分のこと死神とか言ってるし・・・

 

「あなたは今危険な環境にもかかわらず一人で別行動をとるという死亡フラグを立てたのです。だから私があなたの前に現れたんです。まぁあなたがフラグを回避するような行動をとれば死にませんが。」

 

自称死神のくせにちゃんと説明するんだな・・・

 

「つまりお前は俺を殺そうとしててフラグを回避すればいいんだな?」

 

「なっ!?なぜ生き残る方法まで知ってるんですか。」

 

「おめーが言ったんじゃん。」

 

こいつもしかしてポンコツか?

 

「ちなみにさぁ死亡フラグが立ってない人間に危険は及ばないの?」

 

「はい、私の標的はあなただけです!」

 

すると四人が戻ってきた。

 

「建物の周りには何もなかったな・・・」

 

「カゲチヨさんその子誰ですか?」

 

「可愛いー!」

 

「私は死亡フラグで・・・」

 

「あぁ!そこら辺のガキだよ。」

 

四人を危険な目に合わせるわけにはいかないしな・・・

 

「ねえ・・・あなたいつもそんな服着てるの?」

 

「はい?」

 

「アーシに服をコーディネートさせてよ・・・あなたみたいなかわいい子がそんなダサいTシャツなんて耐えられない・・・」

 

「ど、どういうことですか!?というか服はどっからだしたんですか!?」

 

「お着換えの時間だよ~!」

 

「いやー!!」

 

数時間後

 

死亡フラグは黒のゴスロリ姿になっていた。

俺たちは中にはいって探索していた。

 

「ううっ・・・どうしてこんなことに・・・」

 

「カンナはサイコパスだからなー」

 

「サイコパスと行動するのも死亡フラグですよ・・・」

 

まぁとりあえず立ててみるか・・

 

「なぁ、ヒサ俺この依頼終わったら女優と結婚するんだ!」

 

「きもいのはあきらめたから逮捕だけはされないでね。」

 

「ひでぇ!?」

 

「ああ!そんなわかりやすい死亡フラグをたてたら・・・」

 

「あのね死亡フラグなんて・・・」

 

俺が否定しようとすると天井からシャンデリアが落ちてきた。

 

「大変!ほんとに死んじゃった!!」

 

「マジかよ・・・」

 

「ええ!?生きてる・・・?」

 

フラグが体を治しながら俺の体のことを尋ねたので答えた。

 

「なるほどあなたはゾンビと吸血鬼のハーフで簡単には死なないと・・・

本当に手ごわい相手ですね・・・」

 

「俺のこと本気で殺す気じゃん!?」

 

「それが仕事ですから!」

 

「じゃあ、体前後逆なのもわざと?}

 

「あっ・・・」

 

天然って恐ろしいぜ・・・

 

 

そのあとも探索は続いていたのだが・・・

 

「ってかその子中までつれてきちゃまずくない?」

 

「勝手についてきたんだよ・・・」

 

「カゲチヨに子供がなつくなんて珍しいですね。」

 

「天変地異の前触れかなー」

 

「二人ともひでーぞ」

 

カンナもフィーアも俺のことなんだと思ってるんだ!

その時後ろから気配を感じた。

 

「今俺に誰か触れた?」

 

「その子じゃないの?」

 

「私何もしてませんよ?ちなみにこれもフラグですよ。」

 

「またかよ!?」

 

「もう痛いのいやだー!俺帰るから!」

 

「ちょっと!カゲ!」

 

「子供ですか。」

 

「一人で逃げ帰ろうとするのも死亡フラグですよ!」

 

「うるせー!ほっとけ!」

 

そして廊下を走っていると何かが落ちているのを発見した。

 

「立ちました!」

 

「何でだよ!?」

 

「主役より先に真実にたどり着くモブキャラも死ぬ運命です!」

 

「誰がモブキャラだ!!」

 

すると上からよだれが垂れてきた・・・

 

「なぁ・・・もしかしてこれも・・・」

 

「はい!フラグですよ!」

 

「きしゃぁぁぁ!」

 

うわぁぁぁああ!

こうして俺は化け物に襲われてしまった・・・

 

何時間たったかわからないが目を覚ますと化け物は倒されていた。

音をきいて駆けつけて倒してくれたらしい。

おれが握り絞めていたのは化け物の爪だったようだ。

 

俺はあのフラグの言葉を思い出した。

 

ー主役より先に真実にたどり着くモブキャラは死ぬ運命です!ー

 

「うるせー!主役面すんな!!」

 

「なんのはなしだ?」

 

「活躍できなかったからって逆切れはやめてください。」

 

「うっ・・・」

 

フィーアに注意されて俺たちは帰路につこうと屋敷をでた。

 

side死亡フラグ

 

消える途中私はカゲチヨさんに尋ねました。

 

「あなたわざと死亡フラグ立ててましたよね?」

 

「・・・」

 

きっとそれは四人を危険にさらさないため・・・そのことをきくと

 

「お前こそ俺に死んでほしくなさそうだったけど生き残る方法とか教えてくれたり

もしかして俺のこと好きになったとか~!」

 

そんなふざけたことを言ってきた。

 

「あなたなんて嫌いですよ!とにかくこれでお別れです!」

 

ホントに素直じゃないんですから!

 

 

 

 

 

 

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