妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋 作:ikkun
sideカゲチヨ
今日は少し遠方の依頼に行くので電車に乗っていた・・・
お婆さん「ふぅ・・・」
すると疲れたお婆さんがいたので丁度席に座っていた俺は譲ることにした。
俺が無言で席を空けると・・・
お婆さん「ああ、どうも・・・」
いいことした・・・そう思っていたら・・・
キモ男「席開いたな。どいてどいて。」
なんといきなり男が横入りで座ってきた!
キモ男「・・・なんだよ。早いもの勝ちだろ?」
マジかよ・・・座るスピードで不利だろ・・・流石に注意しようと思ったら・・・
ミキ「あははは!いや違くない?絶対違うでしょ?流石にないって~」
キモ男「あうう・・・!」
男が気まずくなって去ってしまった・・・
ミキ「おばーさん、座った方が良いよ。」
お婆さん「ありがとね。」
皆何も言わなかったけどスッキリしてたと思う。そうしてミキの活躍を見た後依頼をこなして帰る途中で俺はまたミキの伝説を見ることになった・・・
それは帰りの電車をおりて駅前の夜道を歩いて帰っているときだった・・・
前方にミキがいるのを見つけたのだが・・・
酔っぱらい「ひっく・・・おいお前、せっかく親がくれた髪の毛何染めてんだ。親の気持ちを考えたことあるのか?」
酔っぱらってるのもあるんだろうけどおじさんって若い女子に説教するの好きだよな・・・
酔っぱらい「だぁかぁらぁ!親にもらった大事な髪の毛染めるんじゃないよ!」
ダメだ・・・完全に酔っぱらって同じこと言ってるよ・・・
カゲチヨ「仕方ない・・・助けてやるか。」
そうつぶやいて助けようとしたときだった。
ミキ「はぁ?意味わかんないんだけど。なにぃ?じゃあおじさんは親からもらった大事な髪の毛どこやったのよ!」
まぁ、確かに剥げてるよな・・・
酔っぱらい「は・・・か・・・」
大ダメージだ・・・
ミキ「染めるより失くす方が後戻りできないんだし罪深いんじゃないの?」
酔っぱらい「わ、私だって好きでなくしたわけじゃ・・・うぅう・・・」
オッサンは涙目になりながら立ち去った・・・
ミキ「あ、カゲチヨじゃん!さっきの見てた?」
カゲチヨ「まぁな・・・助けようと思ったけどいらなかったみたいだな・・・」
ミキ「そうなんだ!ありがとー!っていうかこれ地毛なんだよ!超失礼だよね!」
カゲチヨ「まぁ、俺もこの赤メッシュは吸血鬼になったのが原因だから気持ちはわかるな・・・」
ミキ「だよねー!」
その後髪の毛の苦労で色々盛り上がったがこのことで思ったのはギャルって強いということだった・・・