妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋 作:ikkun
sideカゲチヨ
今日はクリスが世界史の授業をやると聞いたので受けているのだが・・・
クリス「今日の授業では西部劇をやろうと思います!」
西部劇?
全員「・・・・」
クリス「西部劇といえば様々な名作があるな!皆はどんな作品があるか知ってるか?」
全員「・・・・・」
クリス「・・・えーと西部劇が好きな人!」
全員「・・・・・・・」
クリス「全員退学だ!!」
カゲチヨ「すげぇ怒るな!!」
ヒサメ「そう言われても私たち好きじゃないんで・・・」
フィーア「というか西部劇ってなんですか?」
クリス「西部劇っていうのはアメリカ西部開拓時代を描いた男のロマンあふれる作品の事を言うんだよ。」
アサヲ「だから世界史の授業でやって実際の風景や人々の生活様式に触れようってことか・・・」
ミキ「ただクリス先生がやりたいだけじゃ・・・」
カンナ「ていうかどこでやるか決めてるの?」
クリス「この町も十分荒れてるけどもっと荒れてる隣町に行くぞ!」
カゲチヨ「あぁ、前にフィーアがヨ―メイたちを助けるために行った学校があることろな・・・」
ヒサメ「っていうかそんなところに生徒を連れてくな!!」
sideヒサメ
クリス「ふふふ・・・皆の戦闘力をアップさせるのにもうってつけな無法地帯だ!」
ノリコ「そんな無法地帯なくていいよ・・・」
クリス「ちゃんと西部劇感も出てるよ。ほら西部劇で良く転がってる草も転がってるし。」
アサヲ「あの草はタンブル・ウィードって言ってロシアの草原地帯からアメリカに入ってきた草らしいぞ。」
カンナ「流石エルフの王子・・・詳しいね・・・」
ミキ「先生帰ろうよ~!ここメチャクチャ治安悪いんですから!」
クリス「先生じゃない!保安官と呼びな!」
ルイ「保安官?」
クリス「西部の町を荒くれ者から守るお巡りさんみたいな存在・・・それが保安官だ!」
お父さんテンション高いな・・・
クリス「よっしゃ!撮影開始だ!」
そうして着々と準備は進んで行った・・・
sideクリス
この男の名はカゲチヨ・ザ・キッド今日も西部のどこかを馬でさすらっていた・・・
カゲチヨ「まさか主役にさせられるとは・・・」
そしてカゲチヨはバーに入った。ヒサメとノリコ、ミキには村娘のお客として映ってもらっている。
フィーア「あらいらっしゃい。」
そしてバーテンダー役のフィーアがカゲチヨに話しかける。
フィーア「この町は初めて?」
カゲチヨ「まぁ、そうっすけど・・・」
フィーア「悪いことは言わないわ、命があるうちに出ていった方が身のためですよ。」
クリス「良いぞフィーア!ナイス西部!!」
ミキ「ナイス西部って・・・」
フィーア「で?何を飲みますか?」
カゲチヨ「えーとじゃあミルクで。」
何!ミルクだと・・・西部劇でミルク・・・
クリス「なかなか悪くないぞ!」
ヒサメ「そうなんだ・・・」
そうしてるとアサヲが入ってきた。
アサヲ「何だお前見ない顔だな・・・ミルクくせぇガキだ!」
バシャ!
カゲチヨ「うわっ!」
クリス「これぞ西部劇の定番!バーでミルクを頼んだら絡まれて掛けられる!だからミルクはチョイスは良いと言ったんだ!!」
カゲチヨ「頼むんじゃなかった!!」
ノリコ「アサヲ絡むの異様に似合ってるな・・・」
ルイ「た、大変だー!!牛泥棒だ!牛泥棒のカンナ一家が出たぞ!!」
来た来た!!
クリス「西部劇のベタな犯罪牛泥棒!」
カゲチヨ「それがベタなのも嫌だな!!」
そうしてカンナの取り巻き役であるチダイとマチャソが見守る中カンナとカゲチヨは決闘をすることになる・・・
クリス「クライマックスはガンマンと牛泥棒の勝負だ!」
カンナ「で、決闘ってどうやればいいの?」
クリス「西部劇といえばお互いが十歩振り向いてズドン!早打ち対決だ!」
カゲチヨ「確かにそういうシーンあるよな。」
ヒサメ「じゃあ数えるから二人とも歩いてね。1・2・3・・・」
ドキュン!!
フィーア「早いです!」
カンナ「や、やられた・・・」
ヒサメ「カンナちゃんのおでこにたんこぶできてる!」
カゲチヨ「俺撃ってないぞ?いったい誰が・・・」
ふふふ・・・
クリス「勝者は保安官クリスだ!」
ミキ「ここで出てきた!」
カンナ「教師が生徒を撃たないでよ!!」
クリス「大丈夫赤いチョークを投げただけだから。」
ノリコ「ホントだ。赤いと思ったのはチョークの色だった・・・」
こうして伝説の殺さずのガンマン、クリスは今日も決闘に打ち勝ったのだった・・・
カゲチヨ「何なんだこの映画!」
ヒサメ「ヘボ監督!」
カンナ「もうやめてよ!」
皆文句が多いな・・・
クリス「今度は・・・青チョークで全員の顔色悪くしてやる!」
全員「やめてください!!」