妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋   作:ikkun

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凍えるウイルスの恐怖

sideカンナ

今日はオーナーが来て依頼をしに来た。

 

オーナー「突然押し入ってすまんがこの荷物を届けて欲しい。部屋の前の扉においておけばいいぞ。行ってこいカゲチヨ。」

 

カゲチヨ「何で俺なの!!?名指し!?」

 

オーナー「一人でこれくらいの荷物大丈夫だろ。私も鬼じゃない。ヨ―メイをつける。」

 

ヨ―メイ「何で私なんですか!?」

 

オーナー「それはお前が配送先を・・・うっ・・・!」

 

なんかとんでもない殺気がするんだけど・・・

 

ユカ「オーナー・・・また目を離した隙にヨ―メイちゃんをイジメて・・・!」

 

無表情で切れてるユカだった・・・

 

オーナー「いやこれはヨ―メイのミスだから責任を取らせようと・・・」

 

ユカ「私の目が黒いうちはヨ―メイちゃんを理不尽な目には合わせませんよ。愛の力を舐めちゃ困りますね・・・私たちはお互いが危機になれば感じ取れるテレパシーみたいなのがあるんですから?」

 

ヨ―メイ「それは貴方の能力でしょ!?」

 

カレコレ屋(やっぱり理不尽・・・)

 

ヨ―メイ「やっぱり私行きます・・・」

 

ユカ「そうですか・・・?ヨ―メイちゃんの自主性を損なうわけにもいきませんし私も行きましょう。」

 

ヒサメ「私も行こうかな、カゲとシディはこの後依頼があるからね。」

 

フィーア「二人だとユカがデートってことで業務がさらに遅れそうですし私も行きます。」

 

カンナ「アーシはユカがアーシたちを遠ざけるときにくれるお小遣いもらいたいからついてく。」

 

カゲチヨ「おい!?」

 

シディ「大丈夫か?力仕事なら俺が行くが・・・」

 

フィーア「いいえ、シディさんが出張るまでもありません。私がダッシュでもいいくらいなんですけどそれじゃヨ―メイちゃんの自主性を損ないますからね。」

 

ユカ「ヨ―メイちゃんは私たちがバッチリ見張ってますから。」

 

ヨ―メイ(ユカさんと同じ言い訳でシディさんを遠ざけてる!?)

 

カンナ「ごめんシディ、シディが来たらより遅れそう・・・」

 

最悪道路の商品が放置される可能性も・・・

 

シディ「そうか・・・」

 

カゲチヨ「こういう時ユカとフィーアは息バッチリだよな・・・」

 

sideフィーア

 

ということで私たちは荷物を素早く届けることができました。

 

カンナ「フィーアちゃんが荷台に荷物とアーシたち載せたら一瞬でついたね!」

 

ヨ―メイ「街の人たちの視線が痛かったですけど・・・」

 

ユカ「良いじゃないですか!私たちの絆を見せつけられたんですから!」

 

ヒサメ「ユカちゃんジェットコースターみたいなノリでヨ―メイちゃんにくっついてたしね・・・」

 

ユカ「そうだ!今日はヨ―メイちゃんと私が初めて荷台で愛をはぐぐんだ記念にあのホテルのディナーを食べに行きましょう!」

 

ヒサメ「本当!?やったー!」

 

ヨ―メイ「なんですか!?その珍妙な記念日は!?」

 

フィーア「ということは私はその記念日を作った立役者ってことですね。感謝してください。」

 

カンナ「ユカこういう記念日にうるさいタイプだったんだ・・・」

 

そうして私たちは一旦報告のために戻ろうとしたんですが・・・

 

ヒサメ「さっきから人がいないね・・・」

 

ヨ―メイ「変ですね・・・ここには前も来たんですけどもっといたのに。」

 

カンナ「素早く通り抜ければ大丈夫でしょ?」

 

フィーア「それよりも早くオーナーに報告しちゃいましょう・・・ん?変な臭い。」

 

ユカ「これは・・・」

 

私とユカが曲がり角を曲がるとそこにあったのは道路に倒れ伏した人の山でした・・・

 

ヨ―メイ「目立った外傷はなさそうですけど変な痣がありますね・・・」

 

ヒサメ「とにかく警察に知らせないと!」

 

カンナ「!皆下がって!」

 

住人「ざむいざむい!!」

 

フィーア「マジですか!またゾンビみたいな感じですか!?」

 

住人「ダンを取らせてぇ!」

 

カンナ「ん?暖を取らせて?もしかして熱に弱いのかも!ならこれでどうだー!」

 

ぼうぅうう!

 

住人「ぎゃぁあああ!!?あづすぎぃ!!?」

 

ヒサメ「いやカンナちゃん何やってんのー!!?」

 

ヨ―メイ「自我ありそうな感じだったのに躊躇なくぶっ放したよ!?」

 

ユカ「私たちを襲おうなんて命知らず。こっちも弱めで!」

 

烈火の楽園!

 

住人「ぎょええ!」

 

フィーア「自我あるのに躊躇なし・・・流石サイコパス&ヤンデレ・・・」

 

カンナ「でも数多すぎでしょ!」

 

ヨ―メイ「皆さん!こっちの路地裏に!」

 

私たちは路地裏に入ると氷の障壁で道を塞いだ!

 

ヨ―メイ「元の道は使えなさそうですね・・・」

 

フィーア「ここは高い建物もありますし飛ぶと上昇中に飛びかかられる可能性もありますし走って逃げるのが効率的ですね。」

 

カンナ「まぁいざとなったらヒサメちゃんのスタンガンとヨ―メイの催涙スプレーがあるから大丈夫でしょ。」

 

ヨ―メイ「獏の催眠能力ですから!」

 

ヒサメ「電撃ね!?さっきと言い二人とも迷いなく炎出すからびっくりしたよ!」

 

カンナ「だって追い付かれてたらアイツ等に抱きしめられてた可能性あるんだよ!?」

 

ユカ「その通りです。女性の感染者ならまだしも男暖を取られるなんて天地がひっくり返るとしても嫌です。」

 

フィーア「ユカの命の雫でも追い付かない量でしたしここは倒しながら行った方が効率的です。いざとなったら衝撃波でドミノみたいに倒します。」

 

カンナ・ユカ「おぉ~!!」

 

ヨ―メイ「ヒサメさん、この人たちに周りへの被害を説明するのは難儀そうですよ。」

 

ヒサメ「そうだね・・・」

 

?二人とも真顔でどうしたんですか?

 

sideヒサメ

 

電話をしながら建物の多いルートから行ってるけど・・・

 

ヒサメ「ダメだ・・・圏外になっちゃう・・・」

 

カンナ「今のところ遭遇はしてないけど・・・」

 

フィーア「奴らは執念深そうでしたし・・・」

 

住人「みつけたぁああ!」

 

来た!?

 

ユカ「寒いなら全身凍ったら逆にあったかく感じますよ?」

 

凍獄の茨園!

 

ユカちゃんが能力を使うとあたりの人たちは一瞬で氷像と化した・・・

 

ヒサメ「ユカちゃん!?殺したんじゃ・・・」

 

ユカ「ヨ―メイちゃんを傷つけるので殺したいのはやまやまですが浅めに凍らせてるので解除すれば五体満足ですよ。」

 

良かった・・・

 

シディ「すまん!遅れた!」

 

シディが飛び降りてきて助けに来てくれた!

 

フィーア「シディさん・・・!はっ!これがユカの言ってたテレパシーって奴ですね!」

 

ユカ「その通りですよ!」

 

シディ「?あぁ、俺たちは仲間だからな!」

 

カンナ・ヒサメ・ヨ―メイ(絶対すれ違いが起きてる・・・)

 

それはそうと・・・

 

カンナ「シディ、町の人たちがこうなった原因は調べてきてくれた?」

 

シディ「うむ、カゲチヨに任せてきてしまった!」

 

まぁそうだと思ってたよ・・・

 

取りあえず元に戻せることをシディに喋った。

 

シディ「そうなのか?来た道で燃えている人や顔がはれ上がっている人もいたしユカがさっき凍らせていたが・・・」

 

カンナ・ユカ・フィーア「正当防衛です。」

 

シディ「わかった!」

 

普通なら過剰だけどね!?

 

さて、シディの護衛を受けながら屋根に上がった私たちが一旦町を出ようとしていると・・・

 

巨大鼠「ちゅー!!」

 

ヨ―メイ「いやぁああ!巨大な鼠がぁあ!」

 

フィーア「突然変異って奴ですかね?」

 

カンナ「流石異宙・・・あんな変異しすぎな鼠がくるとは・・・」

 

シディ「おそらくそいつが病気の引き金だろう。鼠は多くの病原菌を持っているからな。」

 

ヨ―メイ「どうしますか!?」

 

ヒサメ「この!」

 

電撃や砂鉄の針を飛ばすけど・・・

 

さっ!

 

やっぱり鼠だからとんでもないスピード・・・

 

カンナ「あの素早さじゃ突進でヨ―メイちゃんの催眠術の基軸の魔方陣は素早く通り抜けるか突進で壊される可能性があるしアーシが水を出してもヒサメちゃん同様避けられる・・・八方ふさがりだね・・・」

 

あ!あれは・・・そうだ!

 

ヒサメ「皆!あの川に鼠を誘導するよ!」

 

ヨ―メイ「えぇえ!?」

 

シディ「わかった!」

 

そうして川を突っ切る!

川から出たところを・・・!

 

ヒサメ「これでどうだー!!」

 

バリバリっ!!

 

巨大鼠「ちゅぅうう!?」

 

カンナ「ヨ―メイちゃんさらに一発かましちゃって!」

 

ヨ―メイ「は、はぃい!」

 

ぶおん!

 

巨大鼠「ZZZZ・・・・」

 

そうして私たちは町の外にたどり着けたのだった・・・

 

sideカゲチヨ

 

はぁ~ヒサたちの倒した鼠を自衛隊や警察に引き渡すの疲れた・・・

 

ユカ「お疲れ様でしたカゲチヨ。今度ご飯でも食べましょう。」

 

カンナ「にしても異宙由来で体が異常冷却を起こすんだ・・・自我も次第と奪われるみたいだし・・・」

 

フィーア「それよりも・・・カレコレ屋を無菌室にしてる親バカとシスコンに何か言ってくれませんか?」

 

そう・・・俺たちはなぜか無菌室に入れられていた・・・

 

クリス「ユカ。命の雫の点滴の進捗はどうだ?」

 

ユカ「ばっちりです。ヨ―メイちゃんは手に擦り傷があったのでより厳重な介護を要請します。」

 

シディ「うむ・・・防護服きて重厚な装備だな・・・」

 

ヒサメ「二人とも大丈夫だから・・・」

 

クリス「何言ってるの!このウイルスの感染源は感染者に噛まれるか鼠のノミから感染するんだ!」

 

ユカ「ヨ―メイちゃんに陽性反応が出てたんですからカゲチヨさんたちにもこれからノミ殺しのプールに入ってもらいますからね!」

 

ヨ―メイ「でぇええ!?そうだったんですか!?」

 

なんてはた迷惑な・・・・こうして俺たちは濃厚接触者として検査を受ける羽目になってしまった・・・

 

 

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