妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋 作:ikkun
sideカゲチヨ
はぁ・・・だるい・・・
カンナ「月の初めは全校集会があるから嫌だよね・・・」
ヒサメ「何でそんなに嫌なの?」
カゲチヨ「立ってるのがだるいからに決まってるだろ?」
ゼクス「クリスが校長になってから話が滅茶苦茶長くなったからな・・・」
カンナ「この間なんてヒサメちゃんと一緒にプール授業した子が貧血で倒れて保健室に行って復活して戻ってきてもまだお父さんが話してたんだよ。」
綾華「それは大分長いですね!」
タツコ「あ、はじまるみたい。」
すると檀上に上がったのはユカだった。
ユカ「どうもこんにちは!妖精王の娘のユカです!突然だけど全校集会の校長先生の話は私がお父様に一日はかかる仕事を急ぎで渡したからなしになりました!」
マジか!
ユカ「これからは私が全校集会を仕切ります!」
フォレス「ユカさまー!」
キモ4「ばんざーい!!」
ヒサメ「メチャクチャ喜んでる・・・」
ユカ「今までの長すぎてつまらない集会は終わり・・・これからは私プレゼンツ楽しくて長い集会が始まります!」
長いのかよ!!
フィーア「短くしてください!」
カンナ「こっちは立ってるのがだるいって言うのに!」
ユカ「えーそれでは朝礼で恒例のいい話をします。皆ハンカチの準備をしておいてください。」
ミキ「そんなこと言われて泣けるかな・・・」
そうしてユカは喋り始める。
ユカ「まずこの学校の教育目標について話そうと思います。挨拶をする。人に優しくする。斧を振り回さないです。」
ヒサメ「三つ目わざわざ目標にすること?」
綾華「まぁ呪いとかも横行してますしこれくらいが丁度いいんじゃないですか?」
ユカ「今朝実は登校した時にこれを破ってる人がいました。」
アサヲ「まぁ挨拶しない奴はいるだろ。」
ユカ「だから私は言ったんです。斧を振り回すと危ないですよと。」
タツコ「斧の方だった!?」
ユカ「そしてここからは人に優しくするとはどういうことか考えてみましょう。この学校には優しさが足りていません。」
まぁ刺青他人にやろうとしたり風評被害ばらまく奴もいるからな・・・
ユカ「皆は優しい人がどういう人かわかりますか?」
綾華「誰でしょうか・・・」
ユカ「私ですね。」
勝手に決めるなよ・・・
ユカ「優しさとは仕事でミスした部下にほらよっと缶コーヒーを投げてあげることです。」
マチャソ「そんなサラリーマンみたいな感じのことなの?」
ユカ「テスト前に勉強してない人がいたら俺も全然してないよ~という嘘をついて安心させてあげる。これも優しさです。」
ルイ「あれ嘘ならムカつきますよ!」
確かにユカはやってそうだな!
ユカ「ここまでで泣いた人はいますか?」
ノリコ「こんなので泣けるわけ・・・」
ヒサメ「うぅうう・・・前が見えない・・・」
ミキ「ヒーちゃん!?」
涙腺もろすぎだろ!
にしても話が長いな・・・
ゼクス「親子譲りの長さだな・・・」
カゲチヨ「もうすぐ授業始まるぞ・・・?」
カンナ「まぁ二時間目まで行くことは確定だね。」
フィーア「流石に四時間目まではいかないでしょ・・・」
そんな皆の心情とは裏腹に四時間目の授業が終わって昼休みに入ったところで・・・
前半が終了したとの合図が響いた!
全員「前後編まであるの!?」
sideカンナ
アーシたちはユカに抗議しに行った!
ユカ「どうでしたか?新しい全校集会は?午後はカラオケに寿司作り体験で盛り上がっていきましょう!」
カゲチヨ「そんなのいらねぇよ!」
ユカ「え?カラオケ楽しいし寿司も食べたいじゃないですか?」
フィーア「スピーチに大事なのはそういうことじゃないんですよ・・・」
カンナ「というか長すぎるの!!」
ユカ「じゃあどういうのが良いんですか?」
ゼクス「キング牧師が人種差別の撤廃を訴えて夢を語った演説などは人の心を打つ名スピーチとして有名だな。そういうのなら皆聞くんじゃないか?」
流石ゼクス君!説得上手!
ユカ「なるほど・・・そういうのですか。」
sideフィーア
そうしてまた全校集会があってユカがスピーチをすることになったわけですが・・・
ユカ「・・・ということでマルクスが提唱したことは現代にも深くかかわっているんですよ。」
フィーア「・・・どうでしたか?」
カゲチヨ「いい話だったと思うぜ。」
カンナ「ちょっと心を打たれたかもね。」
ヒサメ「いい話だよね~!!皆もそう思うでしょ?うううぅ・・・!」
ミキ「ヒーちゃんは感動しすぎだと思うけど・・・」
ノリコ「経済に向き合ったいいスピーチだったよ・・・」
アサヲ「ただ問題なのは・・・」
ユカ「それではオールナイトスピーチは終わりにします!」
全員「長すぎだ!!」
この前より長いじゃないですか!!