妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋   作:ikkun

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クリス猫を気に入る

sideカゲチヨ

フィーア「大変です皆さん!」

 

教室で過ごしていた時フィーアが突然叫んだ。

 

カンナ「何が大変なの?」

 

フィーア「それはわかりません!」

 

はぁ!?

 

フィーア「ゼクスに大変なことがあったことしか聞いてないんですよ。」

 

カゲチヨ「ちゃんと内容聞いて来いよ!」

 

ゼクス「ここからは僕が説明しよう。」

 

ヒサメ「最初からそうしてよ。」

 

ゼクス「僕たちが飼ってるダンゴムシがいただろ?」

 

あぁ、猫から人間に変身できるダンゴムシね。

 

ヒサメ「渋い顔した女性になれる猫だよね。」

 

ゼクス「そのダンゴムシが誘拐というか連れ去られたんだ!」

 

マジかよ!

 

ゼクス「さっきクリスが来て妖精王の森に敵対しないか監察するって言って連れて行ったんだ。」

 

ヒサメ「お父さん敵には容赦ないから大変な目に逢ってるかも!」

 

助けに行くぞ!

 

sideヒサメ

 

クリス「よしよし!猫ちゃん可愛いですね~!」

 

何にも可哀そうな目にあってなかった!

 

カンナ「手厚く保護されてた上にフィーアちゃんみたいな口調になってる。」

 

フィーア「私あんな感じですか!?」

 

ゼクス「あの、猫返してくれないか・・・」

 

クリス「ちょっと!今猫ちゃんがご飯食べてるでしょうが!」

 

メチャクチャ切れてる・・・

 

クリス「この猫ちゃんは今敵対しないか監察の最中だしそれにもうこの猫ちゃんは皆のもの何故なら猫ちゃんの写真がSNSで100万良いねされらから!そう100万良いねされた猫なんだ!」

 

凄い・・・

 

カンナ「だからってお父さんが独占して良い理由にはならないでしょ・・・」

 

ゼクス「だがなんだか100万回生きた猫みたいだな。」

 

カンナ「何それ?」

 

ゼクス「童話でな、100万回生まれ変わった猫が主人公なんだが誰に飼われてもなつかないんだ。」

 

カゲチヨ「なんか嫌な奴だな・・・」

 

ゼクス「そんなクールな猫に最後好きな猫ができるんだ。」

 

カンナ「まさかのラブロマンスだった!」

 

面白そうだね・・・

 

クリス「よし!だったらこの猫ちゃんを様々な飼い主の元を転々とさせよう!つまり今は俺の番ね!」

 

勝手だね・・・

 

クリス「俺はこの日のために一眼レフを手入れしたんだよ!子供のころの三人の写真もあるカメラ!」

 

ヒサメ「恥ずかしいし知らないよ!」

 

クリス「今や俺のSNSは猫かカレコレ屋のことを囁くBOTと化してるんだよ!?」

 

カゲチヨ「ありがてーけど重すぎるだろ!?」

 

クリス「皆が俺の猫ちゃんを奪うというのなら・・・引くほど泣くー!!」

 

フィーア「そんなにですか!?」

 

クリス「良いじゃん!皆森で色々飼ってるんだし!」

 

まぁしょうがないか・・・

 

sideカンナ

というわけでお父さんにしばらく預けることになったんだけど・・・

 

フィーア「大変です!!」

 

カゲチヨ「またかよ!」

 

フィーア「ユカから大変なことしか聞いてないです!」

 

学習しなよ!

 

ユカ「では説明させてもらいますね・・・実はお父様がネコに夢中になって全く仕事をしなくなったんです・・・」

 

お父さんハマるとそうなるタイプなんだ・・・

 

ユカ「猫は膝に乗ると何時間も動かないし同じような猫グッズをいくつも買うし、猫のことを猫ちゅわんと呼ぶんです!」

 

ゼクス「痛い猫好きになってる・・・」

 

ユカ「この前なんて・・・」

 

ーこの前ー

 

ユカ「お父さん!ダンゴムシが書類作ってるときに限ってキーボードの上に乗っかってきます!」

 

クリス「まぁどいたらやればいいし専用ベットにしちゃう?」

 

九条「いや、クリスの玉座も爪でボロボロにされてるぞ・・・」

 

クリス「なんだと!まさかそこまでやんちゃだったとは・・・ここぞというときはびしっというぞ!」

 

久我「流石です!ボス!」

 

クリス「偉いですね~!!ちゃんと爪とぎできるなんて!!」

 

ユカ「お父様・・・」

 

クリス「しょうがないじゃん!一目見たときから可愛いと思ったんだから!」

 

青山「ですがこのままでは作業部屋がネコ部屋になっちまいますよ!」

 

クリス「ネコ部屋か・・・そうだな作るか。」

 

小峠「旦那・・・」

 

ー回想終了ー

 

ユカ「状況はこんな感じです・・・」

 

カゲチヨ「重症だな・・・」

 

ユカ「このままじゃ活動がネコ部屋製作で制限されてしまいます!」

 

自警団も他の班も大変だね・・・

 

クリス「大変だー!!」

 

またか・・・

 

クリス「猫ちゃんが消えたんだよ!」

 

ヒサメ「えぇえ!?」

 

フィーア「あの子は賢いですからお父さんが仕事をしなくなったのを見て出ていっちゃったんですよ。」

 

クリス「猫ちゃん・・・見ているのなら聞いてくれ・・・確かにお前がいないと仕事ははかどらない、でもいなくなったら完全に何もできないんだ・・・だからせめて学校にはいてくれないか・・・」

 

ダンゴムシ「しょうがない・・・」

 

その声は!

 

全員「ダンゴムシ!」

 

クリス「良かったー!!!」

 

フィーア「うんうん・・・」

 

二人とも抱き着いてる・・・

 

カゲチヨ「涙流し過ぎだろ・・・」

 

ヒサメ「これに懲りたらできないしすぎないでね・・・」

 

クリス「そうだね。今回のことで反省したよ・・・猫ちゃんのための混血児と妖精王の森による植民地奪取計画はなしにしよう・・・」

 

危なかった・・・

 

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