妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋 作:ikkun
sideカゲチヨ
今日は雪山に遊びに来ていて雪合戦をしていたのだが・・・
「えい!」
「どうだ!」
「炎で燃やすよ~!」
「それ普通に反則です・・・」
俺は早速ついていけなくなった。
電撃を纏った雪玉や剛速球の雪玉についていけると思うか?
そして帰ろうとしたのだが・・・
「そ、遭難した・・・・」
俺が近道を通ろうとしたばっかりに・・・
「まぁ、こうなるとは思ってたけど・・・」
「まずは命を守ることを優先しよう。」
ヒサとシディが慰めてくれるが
「お前ら随分落ち着いてるな?」
普通パニックになってもおかしくないのに・・・
「昔氷の能力や体力トレーニングで雪山に四人でサバイバル特訓したんだ!」
ヒサがいってくれたがあの王様甘いのかスパルタなのかわからないな・・・
「まぁ結局近くで見守ってたけど・・・」
カンナの発言で甘いことがわかった。
「とりあえず寒さをしのぐために雪で家を作りましょう。私は薪を持ってきます。」
そういってフィーアは素早く薪を集め、ヒサは硬めの雪だけ操作して家をつくり
カンナの炎で暖を取った。
「しっかし狭いな・・・」
「あんまり広くすると寒くなっちゃうから・・・」
ヒサが言うとカンナが突然
「でもこんなドラマみたいな状況なのに暇だよね~」
「確かに・・・そうだいい暇つぶし思いつきました!」
そうしてフィーアが提案してきたのは・・・
「ば、じゃあバナナ!次はカゲだよ。」
「ナだろ・・・ナン」
「ちょっと!?続ける気ある?」
カンナに責められるが・・・
「仕方ねーだろしりとり面白かったことなんて二回くらいしかないし!」
するといつの間にかシディは寝ていた。
「おい!?起きろシディ今死んだら死因がしりとりになっちまう!」
「けど暖をとってるから大丈夫じゃない?」
カンナがそう言い
「そうですね体温を保持する防寒具も着てますし誰か火の番をしてれば大丈夫でしょう。」
フィーアも賛成する。
「ん・・ああ寝てしまったな。寝る前にチョコでも食べよう!」
そう言ってシディは一枚の板チョコを五等分した。
「っていうかさカゲチヨは別に寝なくてもいいし食べなくても死なないから火の番お願いできる?」
カンナが言ってくる。
「いや!?皆で食ったほうがうめーし、不公平だろ!」
「でも最初はカゲチヨがお願いします。」
「わかったよ・・・」
こうして俺たちは交代で火の番をして過ごした
「そういえば皆寒くないか?火があるっていってもこの寒さだし・・・」
「私は雪女のDNAを持ってるから寒くないよ?」
「今回は大丈夫です。」
「心配してくれてありがとな。俺は尻尾に包まって寝るから大丈夫だ!」
「アーシも自分で体温上げるし。」
「そうか・・・」
そして翌朝吹雪は止んでいたんだが・・・
「へっくしょい!!」
「もう!心配してたのにカゲが風邪ひいてどうすんの!」
「運動して野菜も食べないとだめだぞ。」
「まぁ、帰ったらあったかくしてあげるね!」
「一緒に運動しましょう。」
「わかってるよぉぉぉヘックシュン!」
なんか散々なようで楽しい思い出作りになったのだった。