妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋 作:ikkun
sideカゲチヨ
今日は学校でゼクスに呼び出されて話をしていた・・・
ゼクス「カゲチヨ知ってるか?最近風紀委員が出来て校則違反やいじめ、暴力行為を厳しく取り締まってるらしいんだ。」
カゲチヨ「良いことじゃねーのか?」
ゼクス「それがちょっとのことでも罰掃除をさせられるから生徒に恐れられてるみたいなんだ。」
カゲチヨ「まぁバレなきゃ大丈夫だろ?」
ゼクス「そうだな、僕もゲームを持ってきている。」
カゲチヨ「お、じゃあ対戦でも・・・」
俺がゲーム機を出した瞬間だった!
ゼクス「ひっかかったなー!!」
はい!?
フィーア「このお方をどなたと心得る!」
カゲチヨ「ゼクスじゃねーのか?」
ヒサメ「違います!ゼクス君は風紀委員長なの!この風紀委員のバッチが目に入らぬか!」
風紀委員なのかよ!?つーか・・・
カゲチヨ「捕まえ方がずる過ぎだろ!」
フィーア「悪人は簡単に証拠を出さない・・・ならばおびき出せばいいだけのこと!」
ヒサメ「ということでカゲはペナルティで罰掃除ね?」
カゲチヨ「そんなのありかよ!」
ゼクス「む!抵抗する気か!ヒサさん!フィーさん!懲らしめてやりなさい!」
フィーア「了解です!ご隠居!」
ヒサさん!?フィーさん!?ご隠居!?
sideカンナ
というわけでカゲチヨとアーシは罰として廊下を掃除している・・・
カゲチヨ「なんか納得いかねぇ・・・」
カゲチヨはフィーアちゃんに殴られてズタボロだ・・・
カンナ「ホントそうだよね・・・」
カゲチヨ「カンナは何やったんだよ?」
カンナ「アーシなんて宿題代行のサービスで一財産築いただけなのに・・・」
カゲチヨ「どんな規模でやったんだよ・・・でも三人ともどうして風紀委員やってるんだ?もともと真面目君と真面目ちゃんではあったけど・・・」
カンナ「なんか三人ともオーナーに借りた時代劇の水戸黄門を見てからああなったって言ってたよ。」
カゲチヨ「なるほどな・・・それであんな喋り方と呼び方なのか・・・」
カンナ「どういう話だっけ・・・」
カゲチヨ「水戸黄門は江戸時代の副将軍と呼ばれた徳川光圀公が正体を隠して日本中を旅するを描いた創作物語だ。悪い奴を懲らしめるときこのもんどころが目に入らぬかーって言いながら正体を明かすんだけどそれが爽快なんだよな。」
アイツ等は全然爽快じゃないでしょ!
カゲチヨ「でも悪い奴を取り締まってるならいいんじゃねーか?」
カンナ「そんなの教師に任せておけばいいじゃん!」
カゲチヨ「いや・・・その教師もペナルティ受けてるから・・・」
本当だ!?
カゲチヨ「っていうか粛清のしすぎで学校でもう掃除で来る場所がないからって学外に行かせることが多いらしい・・・」
飛んでない恐怖政治じゃん!
sideカゲチヨ
ゼクス「じー・・・」
メチャクチャコッチ見てきてる・・・
ヒサメ「カゲは前科があるからね・・・」
嫌な言い方すんなよ・・・
カゲチヨ「もう何もしねぇよ!」
フィーア「この風紀委員のバッチが目に入らぬか!!」
は!?なんでだよ!
フィーア「廊下で騒いだ!騒音罪です!」
ゼクス「廊下では静かに!!」
ヒサメ「見て!この騒音計を・・・針が振り切れてる!」
ゼクスとフィーアのせいじゃ・・・
フィーア「風紀委員に生意気な口を聞いちゃダメですよアホ!」
ヒサメ「言葉の乱れは心の乱れだよ!陰キャ!」
お前らの方が乱れてるだろ!!
結局中庭の掃除に回された・・・
ユカ「ちょっとのことでもすぐに捕まえて掃除行きですね・・・」
カゲチヨ「俺はもう何もしないことにしたぜ・・・」
ユカ「でもちょっとくらいやりますよね。私だって今グラビア雑誌持ってきてますし。」
ダメなのに・・・
ユカ「良いじゃないですか!興味あるんじゃないですかー?ほらこの女性なんか・・・」
どれどれ・・・ん?前にもあったような・・・
ユカ「ひっかかったなー!!」
やっぱりかよ!!
ユカ「私は実は風紀委員のスパイ!ご隠居様の手下なの!」
カゲチヨ「水戸黄門のうっかり八兵衛みたいな感じか・・・」
ユカ「その通り・・・でもカゲチヨがそれ相応の見返り(ヒサメお姉さまのグラビア)をくれるならこのことはうっかり忘れてしまうかもしれませんねぇ?」
うっかり八兵衛はそんなうっかりしねぇよ!!
sideヒサメ
ゼクス「一か月間風紀委員をやった結果・・・」
ヒサメ「メチャクチャ生活しにくくなった・・・」
カゲチヨ「自分の首絞めてるじゃねーか!!」
カンナ「厳しくしすぎてもダメなんだよ・・・今ブラック校則って言って意味のない厳しすぎる校則はドンドン見直されてるんだから・・・」
ゼクス「そうだったのか・・・!」
これからはもうちょっと取り締まりを緩くしないとね・・・
フィーア「じゃあ緩くなった記念に職員室をカラオケボックスにしてタコパしますか!」
カゲチヨ「緩くしすぎだろ!!」
ヒサメ「んー・・・じゃあ皆でゲームでもして盛り上がる?」
カンナ「それくらいなら・・・」
ゼクス「引っかかったなー!!」
ヒサメ「この風紀委員のバッチが目に入らぬかー!!」
カゲチヨ「やっぱりかよ!!」
カンナ「懲りてよ!!」