妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋   作:ikkun

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https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=20090168
黒い幻想さんの話の続きみたいな感じです。


検定問題を盗め!

sideカゲチヨ

カンナ「この時の公式は・・・」

 

フィーア「いい国作ろう鎌倉幕府・・・一発泣いて廃藩置県・・・」

 

お前ら・・・教室で何やってんだよ?

 

ヒサメ「何やってるって勉強してるんだよ!」

 

カゲチヨ「そりゃそうなんだろうけど・・・なんで急に・・・」

 

カンナ「この前ゼノン世界でフィサナになったんだけどその罰ってことで勉強のテストをさせられることになったんだよ!」

 

ヒサメ「しかも90点以下だったら一生お父さんにお酒を奢らないといけないんだよ!?」

 

カンナ「お金腐るほどあるんだから自分で買ってよ!!」

 

フィーア「ということで勉強してるわけなんですけど・・・範囲が広い上に車の筆記テストのように合格ラインが高すぎて苦戦中なんですよ!」

 

ユカ「まぁ暗記の要素がない教科は絶望的でしょうね・・・」

 

ユカもそう思うよな・・・

 

カンナ「こうなったらもう勉強は諦めて職員室のお父さんの机から答案を盗み出そう・・」

 

フィーア「そうか!その手がありましたね!」

 

ヒサメ「やるしかないね!!」

 

いつも真面目ちゃんの二人までおかしくなってる!

 

ユカ「そんな泥棒みたいなこといいんですか?」

 

フィーア「良いんですよ!これは皆のためにやるんです!もうすぐ期末テストでもありますからその答案もついでに盗んじゃいましょう!石川五右衛門のように!」

 

ユカ「石川五右衛門?」

 

カゲチヨ「江戸時代に実際にいた大泥棒で忍者の末裔とも言われていて悪い人たちから盗まなかったことから鼠小僧と同じように庶民のヒーローだったんだ。」

 

フィーア「その通り!私たちは世のためクラスメートのために盗みを働く・・・その名も石川フィー衛門!」

 

カンナ「ドラえもんみたい。」

 

ユカ「まぁでもいきなり何かを奢れって言うのもお父様もやり過ぎな気がしますし今回は止めませんよ。うん。」

 

ヒサメ「そういえばユカちゃんもヨ―メイちゃんに絡みすぎてテストだったけど点数大丈夫なの?」

 

ユカ「・・・難しくて91点です。」

 

お前もギリギリじゃねーか!!

 

フィーア「一緒にGO!です!」

 

sideユカ

こうして私とお姉さまたちは職員室に忍びこみました・・・

 

フィーア「取りあえず楽勝で忍び込めました。」

 

ユカ「職員室はピッキングで入れたしレーザーさえ切り抜ければ校門も余裕で突破できたしね。」

 

ヒサメ「ウチの学校は電子ロック採用した方が良いかもね・・・」

 

それもヒサメお姉さまのハッキングで開錠できますけど。

 

カンナ「それにしても夜の職員室ってテンションあがるよね~!!」

 

ちょっと!上がり過ぎでしょ!

 

ヒサメ「職員室ぐちゃぐちゃ!!」

 

フィーア「しかも答案と一緒にお父さん以外の教師の私物盗もうとしてるじゃないですか!」

 

カンナ「いや、関係ないものも盗むことで本当の目的であるテスト問題のことを悟らせないようにしてるんだよ。」

 

なるほど・・・

 

カンナ「また現場を荒らすことで何が盗まれたかわからなくなるんだよ。」

 

ヒサメ「詳しいね・・・」

 

カンナ「泥棒の常識だよ?今までどうしてたの?」

 

フィーア「慣れてる感じで言うのが恐ろしいですね・・・」

 

さてテストも盗めたしそろそろ帰りましょう・・・

 

綾華「あれ?風紀委員で見回りしてたらなんか物音が職員室からしますね・・・」

 

げっ!綾華です!!

 

カンナ「ヤバい!このままじゃ綾華に見つかってしまう!!」

 

ヒサメ「捕まったら・・・退学の上に氷像にされるよ!!」

 

フィーア「確かにね・・・石川五右衛門なんて最後は窯茹でにされてしまいますからね・・・」

 

ユカ「妖精のかまゆで・・・!」

 

どうしましょう!!

 

カンナ「仕方ない・・・目立つかもしれないと思って奥の手にしてたんだけどおおだこで逃げるよ!!」

 

大凧?

 

ヒサメ「そうか!石川五右衛門もお城の天守閣から大凧で逃げ出すの!」

 

カンナ「ということで・・・大蛸だよ!」

 

たこってそっちのデカい蛸!?

 

ヒサメ「五右衛門は空飛ぶ方の凧で逃げるんだよ!!」

 

カンナ「いや、これはヒサメちゃん用の夜食に用意した蛸だよ。」

 

ヒサメ「こんなに食べないよ!!」

 

フィーア・ユカ(食べれそう・・・)

 

綾華「今なんかヌメヌメした音が聞こえましたよ!やっぱり誰かいるんでしょ!!」

 

フィーア「くっ・・・!もう打つ手が・・・ありましたね。私が普通に皆を担いでダッシュすればいいんです!」

 

やっぱり早い!!

 

sideヒサメ

そうしてなんとか逃げ出した翌日のことでした・・・

 

クリス「俺はとてつもなく怒っている!!」

 

綾華「私も風紀委員として許せません!」

 

二人ともメチャクチャ怒ってる・・・

 

クリス「何故なら昨日の夜職員室で大暴れした奴がいるからです!」

 

ユカ「ひっ!」

 

ヒサメ「どうしよう・・・」

 

綾華「でも心配いりません・・・犯人はすでに捕獲しています。」

 

え?捕まえたの?

 

ユカ「そ、そういえばカンナお姉さまとフィーアお姉さまがいません・・・」

 

クリス「犯人は・・・俺と綾華がかまゆでにして食べました!!」

 

ひいい・・・

 

クリス「そう、犯人は・・・」

 

クリス・綾華「大蛸です!!」

 

ナイス蛸!!

 

 




フィーアとカンナは盗んだ問題でテスト勉強して寝坊しました・・・
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