妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋   作:ikkun

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老いを吸い取る円盤

sideフィーア

フィーア「はぁ・・・はぁ・・・ダメです。全然壊れません!」

 

私たちはとあるものを壊すために悪戦苦闘していました・・・

 

ヨ―メイ「えーっと・・・これはどういうことなんですか?」

 

ヒサメ「依頼でねそこの円盤を破壊して欲しいって依頼なの。」

 

ヨ―メイ「傷一つついてないようですが・・・」

 

シディ「皆で壊そうとしたんだが上手くいかなくてな・・・」

 

ヨ―メイ「皆さんでも破壊できないのではもう無理なのでは・・・」

 

フィーア「まだですよ!心が折れてなければ何度でも壊せばいいだけです!今度は私がこの金属バットのフルスイングで壊してやりますよ!!」

 

ヨ―メイ「何ムキになってるんですか!?」

 

試合はまだまだ始まったばっかりなんですよ!

 

ヨ―メイ「それどんなものなんですか?」

 

シディ「生物から老いを吸い取ってしまう装置だそうだ。さっきカゲチヨが壊そうとしたときに誤作動を起こして幼児化してな・・・」

 

カンナ「ぶくぶくぶく・・・・」

 

ヨ―メイ「それでカンナさんが幼児化したカゲチヨを見て泡吹いて気絶したってわけですね・・・」

 

こんなに可愛いのに情けない限りですよ!

 

ヨ―メイ「依頼人はどうして破壊したいんですか?考えようによっては便利じゃないですか。」

 

あっ!何触ってるんですか!

 

ヒサメ「仕組みが分かってない部分が多くてたまに町一つ破壊させるほどの誤作動を起こすらしいんだ。」

 

ヨ―メイ「とんでもない危険物じゃないですか!?」

 

フィーア「待ってください・・・この円盤も危険物なら持っているヨ―メイもいつもアイテムを誤作動させる危険人物・・・この状況が一番危険じゃないですか!一気に二つとも破壊します!」

 

ヨ―メイ「ついでに私にも金属バットフルスイングしようとしてますよね!?」

 

次の瞬間だった!

 

ぴかっ!

 

円盤が光ったんです!

 

シディ「無事かヨ―メイ!幼児化はしていないようだが・・・」

 

ヨ―メイ「あー・・・ひえええ!」

 

だぁああ!ヨ―メイが精神だけ幼児化しました!

 

カンナ「あばあば・・・」

 

ヒサメ「近くにいたカンナちゃんまで・・・」

 

フィーア「急いで円盤で元に・・・」

 

カラス「かぁかぁ・・・!」

 

あぁああ!!

 

ヒサメ「円盤が!!あれがないと戻せないよ!」

 

フィーア「でもこの子供と精神だけ子供二人はどうするんですか?」

 

ヒサメ「・・・仕方ない。カゲ、私たちが帰ってくるまでお留守番してくれないかな?」

 

カゲチヨ「えー!めんどくさい!」

 

フィーア「すぐに戻ってきますからね・・・!」

 

ぎゅうう・・・バキバキ・・・

 

カゲチヨ「うぎゃぁあ!分かったから早く行ってぇえ~!」

 

ヒサメ・シディ(愛が重すぎる・・・)

 

sideカゲチヨ

 

よし!頑張るぞー!

 

カゲチヨ「二人ともボール遊びしようぜ!」

 

ヨ―メイ「あ!」

 

ぶへっ!デカいから力強い・・・

 

カゲチヨ「カンナもそれー・・・」

 

カンナ「あばっ!」

 

ヨ―メイ「ぶぎゃ!」

 

あ、ヨ―メイの顔面に・・・

 

カンナ「あばぁ~!」

 

ヨ―メイ「ぎょお!」

 

精神が幼くなってもドSだ・・・

結局その日はヒサたちは帰ってこなかった・・・

そのうち食料が尽きてきたので買いにいったのだが・・・

 

カゲチヨ「子供が大人を慰めててなんか大人がカンナやヨ―メイみたいになってる・・・?」

 

コンビニにも大人がいなかったのでお金を置いてなんとか買えたけど・・・

 

カゲチヨ「もしかしたらヒサたちも・・・誰か助けてくれ・・・」

 

sideクリス

今日は珍しく暇だし皆でもろ酔いと酒で盛り上がろうと思ったんだけど・・・

 

クリス「なんじゃこりゃ・・・」

 

大人が皆子供みたいになってて子供が店から食べ物を盗んでいる世紀末の時代だった・・・

 

サトウ「クリス!どうなってんだこりゃ?」

 

お、サトウも来てたのか。

 

クリス「ってなんでそんな汚れてるの・・・」

 

サトウ「強くなるためにちょっくら旅にな!」

 

学校は大丈夫なのかよ・・・

 

クリス「それでこの事態については何も知らないってこと?」

 

サトウ「そうなるな・・・ってあそこにいるのシディたちじゃねーか?」

 

ヒサメ「ばぶーっ!!」

 

フィーア「あばあば・・・」

 

シディ「きゃっきゃ!」

 

やっぱり精神が赤ん坊になってる・・・

 

サトウ「ん?なんか円盤があるぞ?これが原因か?」

 

おいそんな急にレバーいじったりして触ったら・・・

 

ぴかっ!

 

おぉ、突然光が・・・

 

ヒサメ「あれ?ここは・・・」

 

フィーア「どうやら二人のおかげで戻れたみたいです・・・」

 

シディ「食べ物を分けてくれた子供にも感謝しなくてはな・・・」

 

良かった、元に戻った・・・

 

クリス「じゃあこんな危ないものは・・・そりゃ!」

 

パリーン!!

 

ヒサメ「凄い・・・」

 

フィーア「私たちで壊せなかったものを一発ですか・・・」

 

サトウ「まぁ、何はともあれ無事で良かったぜ!」

 

シディ「カレコレ屋に戻ろう。三人を心配させているだろうからな。」

 

sideカンナ

 

いやー戻れて良かった・・・

 

カンナ「カゲチヨも戻るまでお世話ありがとう。」

 

カゲチヨ「別にいいよ・・・ヨ―メイは全然無事じゃねーけど・・・」

 

ヨ―メイ「吊るさないでください~!!頭から水に落ちます!!」

 

カンナ「ヨ―メイちゃんが設定いじってなければ世界に危機が訪れることはなかったんだよ!」

 

ヨ―メイ「いやそもそもカラスが持ってたせい・・・あばばば!!」

 

カゲチヨ「あ、水に落ちた・・・」

 

いつものトラブルの漬けを払えー!!

 

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