妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋   作:ikkun

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ケーキ病の悪夢

sideヒサメ

今日はカゲと登校してたら珍しいものを見つけた。

 

ヒサメ「お花屋さん?」

 

カゲチヨ「確かに花屋の露天商って珍しいよな。」

 

花屋「いらっしゃい。珍しい異宙の花だよ。」

 

確かに見たことない花ばっかり・・・

 

花屋「意外と育てやすいんだよ。いつもは通販なんだけどねお客さんの顔見たいから。」

 

ヒサメ「あ、これ可愛い。」

 

花屋「ケーキメーカーって言うんだ。ケーキみたいに白い花を作る世話も簡単で初心者におすすめ。」

 

ヒサメ「これください!」

 

花屋「花も買われて嬉しいと思うよ?死ぬほどね・・・」

 

カゲチヨ「?」

 

そして数日たったら花が咲いたんだ!

 

ミキ「ひーちゃんニヤニヤしてる!」

 

ノリコ「何見てるんだ?」

 

ヒサメ「前買った花が咲いたんだ。」

 

フィーア「ヒサメちゃん・・・野菜は花が咲いた後に実がなるんですよ?」

 

カンナ「花食べても美味しくないよ?」

 

ヒサメ「違うよ!観賞用の花だよ!!」

 

二人ともどんだけ食いしん坊だと思ってるの!?

 

ミキ「可愛い!」

 

ノリコ「ケーキみたいだな。」

 

ヒサメ「ケーキメーカーって言うみたいだよ。」

 

カンナ「うぅ・・・ねぇ、今日は依頼あったからフィーアちゃんと一緒に行こうよ。」

 

フィーア「そうですね、カゲチヨはどうせ遅刻でしょうしね・・・」

 

な、なんか目が変だよ二人とも。

 

カゲチヨ「おーい、ヒサ。この後の依頼なんだけど・・・」

 

ヒサメ「ほら二人とも!行くよ。」

 

カンナ・フィーア「・・・はーい。じゅるり・・・」

 

ふ、二人とも・・・

 

カンナ「ヒサメちゃん・・・我慢できない。ぺろっ!」

 

ひゃっ!

 

フィーア「そんな甘い匂いさせてスイーツ好きの私を誘惑してるんですか?あむ・・・」

 

きゃ!あまがみもやめてよ!

 

カゲチヨ「おいおい・・・なんか今日はスキンシップ過剰だな・・・」

 

なんとか二人のことをカレコレ屋に連れてきたんだけど・・・

 

カンナ「もう我慢できない!!思いっきり噛みついていい?」

 

フィーア「ずるいですよ!私なんて一口で行きたいほどなんですから!」

 

二人とも凄い凶暴な目で私を引っ張り始めた!

 

ヒサメ「ちょ!二人ともいたたたた!」

 

カゲチヨ「おい!二人ともしっかりしろ!!」

 

しかも・・・

 

ヨ―メイ「どうしたんですか、またトラブルが・・・うっ。私にもよこせぇぇ!!」

 

や、ヤバいよ・・・こうなったら電撃で・・・あれ?力が使えない!

 

シディ「ヒサメ!大丈夫か!?」

 

カゲとシディがなんとか三人を鎖で抑えたけど・・・

 

ヒサメ「取りあえずオーナーに聞いてみた方が良いんじゃ・・・」

 

カゲチヨ「うお!丁度着信来た!?」

 

オーナー「カゲチヨ!無事か!生物テロが起きたぞ。過激な環境保護団体がマンイータ―をばらまいた。絶対に建物から出るな!」

 

オーナーが言うには私が育ててたのは花粉を吸うと美味になってしまうというものだった・・・

 

オーナー「今クリスとユカが団体の殲滅に向かっているし犯人は捕まった。私は情報提供者として警察にいる。心当たりはあるか?」

 

カゲチヨ「ヒサが買って花を咲かせちまったんっす!」

 

オーナー「ガスマスクがあるからそれを取りに行け!」

 

sideカゲチヨ

 

なんとかガスマスクをつけて難を逃れた・・・

 

ヒサメ「まさかそんな恐ろしい花を買ってたなんて・・・」

 

シディ「はぁ・・・はぁ・・・危なかった・・・」

 

シディは狼男だからもろに影響を受けたのか・・・

 

シディ「女同士なら見た目からだとユカと同じようになっただけだから気づけなかったな。オーナーに感謝だ。」

 

確かにアイツなら悪霊みたいに乗り移れても何も違和感ないよな・・・

 

sideユカ

 

ユカ「へっくしゅ!」

 

クリス「ユカ風邪か?殲滅が終わったとはいえ敵地なんだから気を抜いちゃだめだよ。」

 

ユカ「分かってますけど・・・なんか私の不名誉な噂が流れた気がして・・・」

 

気のせいですかね?

 

sideカゲチヨ

 

カゲチヨ「取りあえずケーキ化は一日で治るらしいからシェルターに隠れてやり過ごすぞ。」

 

シディ「人が集まってきている。急ごう。」

 

それで何とかシェルター付近まで来たんだが・・・

 

住人「美味しそう・・・」

 

住人「甘い匂い・・・」

 

まずいぞ!数が多すぎる!!

 

シディ「二人とも走れ!!」

 

ヒサメ「力が使えれば・・・・」

 

いいから行くぞ!!

 

sideシディ

 

シディ「はぁ・・・はぁ・・・」

 

ガスマスクを守りながらの戦いだったがなんとか行けそうだな・・・

 

カンナ「きゃははは!邪魔しないでよぉお!!」

 

シディ「何!?」

 

カンナ!?少し火傷がある・・・まさか鎖の高温で溶かしたのか!

 

ヨ―メイ「うがぁあ!」

 

ドカっ!

 

ヨ―メイ「きゅうう・・・」

 

二手の攻撃のうちまずヨ―メイを対処。そして・・・

 

カンナ「甘い匂いはどこかなああ!?」

 

炎を放つカンナの視線と炎の音で弾道を予測!

 

シディ「はぁ!」

 

カンナ「ぐっ!」

 

カンナも気絶させた!

ん?フィーアがいない!

 

フィーア「きゃああ!」

 

しまった!側面から!

 

シディ「ぬおおお!!」

 

俺はなんとかカウンターの投げを決めたが・・・

 

ぱきっ・・・

 

ガスマスクが割れてしまった・・・

 

sideカゲチヨ

 

よし!シェルターにヒサを隠したからあとはシディの援護に・・・

 

シディ「・・・」

 

シディ!すげぇぜ!あの人数を終わらせたのか!

 

シディ「・・・すまない。ガスマスクが壊れた。ダメだと分かっていても足がシェルターの方に向かっていた・・・」

 

カゲチヨ「わかった・・・俺もみっともなくあがくさ。」

 

夜だしなるようになれだ!!

 

シディ「あぁああ!」

 

カゲチヨ「おらぁあ!」

 

俺はシディの拳を血液の刃で受け止める!

 

シディ「甘いぞカゲチヨ!」

 

ぐおおお!?妖精王にならった小手返しここで使うのかよ!

 

カゲチヨ「アブねぇな!」

 

俺も妖精王に投げ飛ばされながら習った受け身で衝撃を受け流した後後血液の苦無を投げつける!

 

シディ「ぐぬっ!がっ!」

 

ちっ・・・苦無に時間かけたのウイルス作ったのに膝つかせるので精一杯か・・・

 

けどまだまだこれからだぜ・・・!

 

sideヒサメ

 

うぅ・・・タイマーはなったけどやっぱり不安だよ。

二人は・・・あのカンナちゃんたちも元に戻ったのかな・・・

 

がちゃ・・・

 

カゲチヨ「あー・・・死ぬかと思った・・・」

 

シディ「だが心臓を潰される回数が前より少なくなった。強くなってたなカゲチヨ。」

 

カゲチヨ「お前も毒に強くなってて驚いたぜ・・・」

 

うぅうう・・・!!

 

ヒサメ「良かった・・・おはよう!」

 

やっぱり二人は頼りになるよ!!




ー朝になったころー

カンナ「はっ!?あれ?アーシたち何やってたんだっけ?確かヒサメちゃんと一緒に花を見てて・・・」

フィーア「その後からの記憶が抜け落ちてます・・・」

ヨ―メイ「私もカレコレ屋に来てからの記憶がありません・・・」

カンナ「っていうか路上で何やってたの?」

フィーア「なんかヒサメちゃんにあまがみしてた記憶があるんですけど・・・」

ヨ―メイ「ま、まさか!ユカさんが乗り移って!?」

カンナ「それはないとも言い切れない。」

フィーア「それより三人を探しに行きましょう。

ーそのころユカはー

ユカ「はっくしょんはっくしょんはっくしょん!」

クリス「どうしたくしゃみ三連発とか・・・」

ユカ「失礼なセリフを呟いた三人がいた気がしたんですよね・・・」

クリス「日ごろの行いじゃない?」
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