妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋 作:ikkun
side殺し屋
俺は殺し屋で今日はビルの屋上からターゲットを狙っている・・・
殺し屋「アンタに恨みはないが・・・悪く思わないでくれ。」
狙いを定めたその時だった!
フィーア「さぁ!今日は皆でバレーボール大会ですよ!」
フォレス「楽しい時間になりそうね!」
カゲチヨ「体育会系の元気がすげぇ!!」
ヒサメ「あんまり屋上ではしゃぐと危ないよ!!」
突然角が生えてたり獣耳だったり妖精みたいに羽の生えた奇妙な見た目をした奴らが入ってきた・・・
思えばそこから運命の歯車は狂ったのかもしれない・・・
カンナ「あれ?誰かいるよ?」
綾華「おかしいですね・・・ビルの管理人さんの話だとこの時間は誰もいないはずなのに・・・」
タツコ「そういえば二人は屋上の使用許可をもらったんだったね。」
ウグッ!怪しまれてる・・・
ヨ―メイ「もしかしてあの人・・・殺し屋じゃないですか!?」
ユカ「は!まさか私とヨ―メイちゃんがラブラブなのに嫉妬した女性からの殺し屋!?せめて女の殺し屋ならテンション上がったのに・・・」
ぼたん「まぁ殺し屋を送られてもおかしくない立場だけどその妄想はおかしいですよ・・・」
殺し屋を日常的に送られる日常はわからんがここでひるんではいけない・・・!
殺し屋「アー・・・私はね。バレーボールのコーチなんですよ!」
フィーア「コーチですって!」
シディ「そうだったのか!!」
殺し屋「貴方たちも言ってたじゃないですか!屋上でやることといえばバレーボールですよね!」
フォレス「すごい!どこの団体に所属してるの!?」
まさかこんなに目をキラキラさせるとは・・・
ヨ―メイ「で、でもライフル銃を持ってますけど・・・」
綾華「おそらくあれはシディさん並みのサーブにも対応するための訓練用の銃・・・異宙人にも対応しようとする視野の広さ・・・感服です!」
カゲチヨ「あー・・・コーチならバレーボールをプレイしようと思ってたんすけど俺とヨ―メイは下手なんで教えて貰えるとありがたいっす・・・俺はやりたくないんすけどね。」
ヨ―メイ「それにシディさんたちには手加減の仕方も・・・私もやりたくはないんですけど。」
ごまかせたのは良いけどこの二人はどうしてバレーボールをするのか聞きたい・・・やりたくなさがにじみ出てるのに・・・でも死んだ目をみたら聞けないな・・・
しかし困ったな・・・バレーボールなんて俺は・・・
sideフィーア
フィーア「食らいなさい!ヨ―メイ!弾丸サーブです!」
ズガン!!
ヨ―メイ「負けません!結界でガード!!」
ガキンっ!!
殺し屋(嫌いじゃなかった・・・むしろ自分でもこんなにコーチの才能があったことに驚いている・・・)
殺し屋「よしいいぞ、二人とも能力はここぞという場面で温存するんだ。カゲチヨも血液のレシーブが大分上手くなってきたぞ。」
カゲチヨ「はい!コーチのおかげっす!」
ヒサメ「コーチ・・・私たちおかげですっかり連携力も強められたしなによりバレーボールの楽しさに気づけました!」
ユカ「ありがとうございます!!」
殺し屋「いいんだ、バレーボールは体力だけが武器じゃない。チームの皆が負けないと信じること・・・それが大事なんだ。」
シディ「あぁ、気持ちだけでは負けないぞ!」
綾華「コーチ・・・私たち成長することができました!」
タツコ「身に染みる名言・・・一生心に刻みます!」
フォレス「よーし!コーチを胴上げしちゃおう!」
カンナ「そうだね!もう帰らないといけないし!」
いいですね!それ!
ターゲット「おーっと!そうはいかねーぜ!」
だ、誰ですか!?
ターゲット「お前が殺し屋だな?」
殺し屋(最悪だ・・・敵組織に見つかったらしい・・・銃は向こうにあるし俺は丸腰・・・万事休すか・・・!)
ユカ「なんなんですか?この物騒な人たちは・・・」
ターゲット「これが見えねぇのか?」
あ、あの銃は・・・
綾華「訓練用の銃!?」
タツコ「ってことは練習試合ってこと?」
流石監督粋なことをしますね!
殺し屋「あ、あぁ、そうだ!カンナ!ボールを炎でレシーブだ!」
カンナ「OK!炎で打ち上げて・・・」
シディ「くらえ!レシーブだ!」
ターゲット「な、なんだ!あの炎を纏った球は・・・ぐあぁああ!!」
ズガ―ン!!
side殺し屋
あれは本当に濃密な経験だった・・・そして俺は殺し屋をやめて・・・
元殺し屋「というわけで俺は今こうしてバレーボールの指導者の道を選びました。」
マスコミ「冗談ですよね・・・」
プロを育成する指導者の道を歩んでいる・・・私にまっとうな道を見せてくれたあの人たちに感謝を・・・