妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋   作:ikkun

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ヒサメの依存?

sideフィーア

今日は依頼もなく暇だったんだけど・・・

 

ヨ―メイ「すみません!」

 

ヒサメ「ヨ―メイちゃん!どうしたの?そんなに慌てて。」

 

ヨ―メイが突然お客さんらしき男女を連れてきました・・・

 

ヨ―メイ「この女性の方は今日うちで買い物をしたお客さんなんですけど購入した集中スイッチが壊れていたようで使うと物に依存してしまうみたいなんです!」

 

カンナ「まぁリサイクルショップだしそういうこともあるよね。」

 

ヨ―メイ「この方は勉強に使ったみたいなんですけど・・・」

 

男子「いい加減話してくれないか?」

 

女子「やだ!私はこれがないと生きてけないの!なんで引き離そうとするの?」

 

これは凄い効き目ですね・・・

 

フィーア「効果はいつまで続くんですか?」

 

ヨ―メイ「細かくはわからないんです。」

 

シディ「これは困ったな・・・」

 

ヒサメ「うーん・・・スイッチって言うくらいだから押して使うから効果の上書きで切れるんじゃない?」

 

なるほど・・・

 

カンナ「じゃあここは責任を重く受け止める伝説の従業員ヨ―メイちゃんを仕事中毒にしてしまおう!」

 

ヨ―メイ「そんなぁああ!」

 

シディ「待ってくれ、前に服従薬で辛そうなヨ―メイも見た。できればそんなことにさせたくはないぞ。」

 

ヨ―メイ「シディさん・・・」

 

ヒサメ「じゃあ私がこのストラップで上書きするよ。」

 

じゃあ早くやらないと・・・

 

ヒサメ「せーの・・・」

 

カゲチヨ「ん?何やって・・・」

 

ぽちっ!

 

ヒサメ「カゲだ!帰ってきた!」

 

カゲチヨ「わっ!なんだ・・・転ぶ!」

 

ぼちゃん!

 

あ・・・水に入ってスイッチが壊れた・・・

 

フィーア「・・・一応聞きますけどコップに水入れてたのは・・・」

 

カンナ「アーシ・・・」

 

ヨ―メイ「そんなああ!」

 

sideカンナ

 

取りあえずアーシたちはカゲチヨに事情を説明する。

 

カゲチヨ「ヒサが俺に依存ー!!?」

 

カンナ「そしてスイッチはぶっ壊れて上書きもできなくなった・・・つまりもうカゲチヨはヒサメちゃんと結婚するしかないってことだよ。」

 

カゲチヨ「極論すぎねぇか!?」

 

ヨ―メイ「どうするんですか!?効果が切れるまで待つしかないですよ!!」

 

取りあえず普通に生活させてみたけど依存症はものによっては病院での治療を進められるほどの症状の物もありそれが人ともなれば・・・

 

ヒサメ「カゲ・・・さっきは抱き着いてごめん・・・一緒にいて良い?」

 

カゲチヨ「まぁいるくらいなら・・・」

 

ヒサメ「ありがとう!」

 

カゲチヨ「ってくっつきすぎだろ!」

 

フィーア「もうカップルの寝方じゃないですか。胸預けの寝方は・・・」

 

カンナ「お父さんに連絡して式場の手配進めておくね。」

 

カゲチヨ「やめろー!!」

 

ヒサメ「カゲの腕の中落ち着くー・・・あ、ミキからの遊びの誘いだ。今日はカゲと一緒にいるからと・・・」

 

カゲチヨ「なんだそりゃぁあ!」

 

まぁそうなるか・・・

 

sideカゲチヨ

そろそろキモ4と飯食いに行く約束の時間だ・・・

 

カゲチヨ「ちょっと俺出かけるな。」

 

ヒサメ「え!?どこ行くの!行かないで!!」

 

いやそんなこと言っても・・・

なんとか振り切ったと思ったんだが・・・

 

アサヲ「あれ?ヒサメちゃんも来てるぞ?」

 

ルイ「珍しいね!」

 

結局ふり切れなかった・・・

 

ヒサメ「私もオムライス食べよう!」

 

カゲチヨ「効果がすごすぎだろ・・・」

 

なんとかカレコレ屋に戻ってきたんだけど・・・

 

カゲチヨ「やばっ・・・トイレ・・・」

 

ヒサメ「カゲ!どこ行くの?」

 

カゲチヨ「いやちょっとトイレに・・・」

 

ヒサメ「私も行く。」

 

カゲチヨ「いや流石に限度があるだろ!?」

 

いくら効果とはいえ限度があるだろ!!

 

ヒサメ「少しでも一緒にいたいの!!」

 

カゲチヨ「流石にやり過ぎだ!鍵をかけて・・・」

 

めきゃ!!ばきっ!

 

ヨ―メイ「わぎゃぁああ!ヒサメさんがトイレの扉を外した!!」

 

シディ「ヒサメどうしたんだ!?」

 

ヒサメ「何か言った?」

 

カンナ「カゲチヨ、腹をくくって・・・じゃないと引きちぎったトイレの扉で頭をぶっ叩かれる・・・」

 

そんなぁ~・・・

結局お風呂にもついてこられ・・・

 

ヒサメ「一緒に入るよ!背中流してあげる!」

 

カゲチヨ「やめ・・・あぁああ!?」

 

sideカンナ

カゲチヨ「疲れる・・・」

 

カゲチヨもさすがに付きまとわれることに辟易してヒサメちゃんを遠ざけたんだけど・・・

 

ヨ―メイ「そんなひどいこと言ったんですか!?もともとカゲチヨがスイッチ落としたせいなんですから!」

 

カンナ「もう運命を受け入れなよ。ヒサメちゃんを結婚すればすべて解決なんだから。」

 

アーシはからかい混じりに言うけど・・・

 

カゲチヨ「何言ってるんだ・・・あんなのは本当のヒサじゃねーからな。」

 

フィーア「流石カゲチヨジェントルマンですね。」

 

シディ「だがヒサメには一言行った方がいいぞ。」

 

カゲチヨ「今のヒサに何言っても無駄などころか最悪また扉でぶっ叩かれそうになるぞ・・・」

 

誘導員?「すみませーん・・・通行制限をしてまして・・・体の大きい方と小さい方は優先的に通ってください。」

 

道路の工事か・・・

 

シディ「なら俺とヨ―メイ、フィーアが先に通ろう、カゲチヨとカンナは後から来てくれ。」

 

そうして三人が通ったと同時だった・・・!

 

ヒサメ「カゲ・・・捕まえた!!」

 

カゲチヨ「ヒサ!?」

 

ズガッ!!

 

カゲチヨ「ぐあぁあ!?」

 

なんとヒサメちゃんはそのままシャベルをカゲチヨの胸に深々と突き刺した!

 

シディ「ヒサメ!?依存が酷く・・・ぬお!」

 

フィーア「いたた・・・ここ本当に工事現場みたいですよ・・・!完全に深い落とし穴に落ちてしまいました・・・」

 

ヨ―メイ「きゅ~・・・」

 

まずいな・・・もしもの時の催眠術のヨ―メイも完全に落とし穴に落ちて完全に気絶・・・

 

ヒサメ「カゲ・・・これで動きにくくなったでしょ?カゲの腕頂戴・・?」

 

カゲチヨ「がはっ・・・」(ヤバい・・・シャベルを抜いて再生する間に腕を切られる・・・」

 

カンナ「ヒサメちゃん落ち着いて!」

 

アーシが炎で迎撃する!

 

ヒサメ「カンナちゃん!邪魔するなら容赦しないよ!!」

 

カンナ「普段からため込んでるものが一気に噴き出してるよ・・・天才に敵うかなーアーシ・・・」

 

そうしてアーシたちは氷と水の刃に打ち合いを始める!

 

ぎゃんぎゃん!!

 

ヒサメ「流石カンナちゃん!ウォーターカッターでどんどん氷が削られてる!刃こぼれ待ったなしだね!」

 

カンナ「よく言うよ・・・ヒサメちゃん全然切られてないじゃん・・・アーシちょっと掠ってるのに・・・」

 

何か使えるもの・・・よし!ヘルメットがあった!

 

カンナ「アーシはヨ―メイの次に頭が固いの!!目を覚ましてヒサメちゃん!!」

 

ヒサメ「うわぁああ!?」

 

アーシは頭突きをヒサメちゃんに叩き込んだ!

 

ヒサメ「う・・・私何やって・・・でも腕は欲しい・・・」

 

大分落ち着いたけどまだ効果が・・・

 

カゲチヨ「カンナ、サンキュー・・・なんとか再生出来た・・・ヒサ、拒絶して悪かったな。元に戻るまでなら好きにしていいよ。」

 

ヒサメ「カゲ・・・ありがとう・・・」

 

やれやれ・・・人騒がせな・・・

 

sideヒサメ

 

ん・・・うーん・・・

 

ヒサメ「朝・・・?」

 

カンナ「あ、ヒサメちゃん起きたー?もう式とっくに始まってるよ!」

 

へ?式?

 

フィーア「いやーめでたいですね!二人の結婚式!」

 

カンナ「もろ酔い飲み過ぎないでよ・・・」

 

クリス「めでたいなー・・・全く。涙で前が・・・」

 

シディ「洪水みたくなってるな・・・」

 

皆も!?どういうこと!?

 

カゲチヨ「あー・・・ヒサ元に戻ったか?スイッチ押したお前が結婚式開きたいって言ったから・・・」

 

ヒサメ「そうなの!?」

 

何してんの依存症の私―!!

 

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