妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋 作:ikkun
sideカゲチヨ
カンナ「皆大変だよー!!」
カンナが大慌てでカレコレ屋にやってきた・・・
カゲチヨ「何が大変なんだよ。」
カンナ「この前ユカちゃんが女が支配してる会社を買収したのは知ってるよね?」
ヒサメ「確か男嫌いだったよね・・・」
カンナ「それに味を占めたユカが今度は小学生や幼稚園児の女子たちによる攪乱隊を作ろうとしてるんだよ!」
シディ「どういうことだ?」
カンナ「考えて見てよ・・・もしユカを今度怒らせたら・・・」
ー回想ー
ユカ「よくも私のグラビアを踏みましたね!かかれー!!」
女の子「わーわー!!」
カゲチヨ「うわぁあ!カレコレ屋が滅茶苦茶にー!!」
フィーア「あぁ!?それはカゲチヨが大事にしてるフィギュア!」
女の子「くらえー!」
カゲチヨ「ぎゃぁああ!!」
ヒサメ「あ、あれはシディがボティスさんのために用意したハンバーグ!!」
女の子「美味しいー!」
ボティス「ぬおおお!?何をしとるんじゃー!!」
ー回想終了ー
フィーア「考えただけで笑いが止まらないですね。」
笑えねぇよ!寒気がする!!
シディ「だが具体的にどうするんだ?」
ヒサメ「相手が子供だとシディは手が出せないしYOUTUBER的にも子供をグーや異能力でボコボコにするとかなり好感度下がるよ?」
カンナ「こうなったら子供が壊したくなくなるような部屋にしよう!」
早速ヤヨイに相談だな!
sideカンナ
カンナ「皆完成したよ!」
カゲチヨ「おぉ・・・って随分雑然としたな・・・」
カンナ「でも見て部屋の四隅には仏壇を取り付けたんだ。」
ヤヨイ「子供のころ仏間で騒いだらおばあちゃんとかに穏やかな笑みを浮かべながらも怒られたじゃないですか?」
ハヅキ「しかも仏壇に傷をつけようものならご先祖様の罰があたるかもしれないという抵抗感に子供は萎縮すること間違いないです!」
シディ「確かに子供も仏壇ではちゃんと祈っているしな。」
カンナ「さらには音楽室にある肖像画、視線を感じて落ち着かないでしょ?」
フィーア「確かに学校の怪談では肖像画は定番ですものね。」
その通り!
カンナ「さらにミナヅキがお菓子を出すんだけどチョイスがいまいちで子供はテンションが上がらない。」
ミナヅキ「いっぱい食べて・・・」
そして極めつけは・・・
カンナ「上級生の乱暴者!」
乱暴者「おいどこ見てるんだよ!」
カゲチヨ「痛っ!何すんだ!」
乱暴者「うっせー!」
ヒサメ「結局子供暴れてるじゃん!!」
あ・・・うっかりしてた・・・
フィーア「もっとシンプルかつ明確なコンセプトにしないとダメでしょ!」
うーん・・・そうだ!あれならいけるかも!
ヤヨイ「今度は病院にしてみました!」
ヒサメ「確かに子供にとって歯医者とかは嫌いだよね・・・」
カンナ「その通り!歯医者のドリルの音や小児科の注射やあのインフルエンザとかの綿棒を突っ込まれる痛みの恐怖は一度味わっていればもはやDNAレベルで刻まれてるもの・・・子供は一秒たりとも診察室にはいたくならないはず・・・」
ハヅキ「そして医者は元帝国陸軍軍医金沢亥史郎102歳!」
金沢「元帝国陸軍軍医!金沢亥史郎!着任してまいりました!」
カゲチヨ「よろしくお願いします・・・」
金沢「あぁああ!なんてこった!腐敗している・・・すぐに切断しなくては!」
カゲチヨ「どういうことだよ1」
金沢「顔が腐ってしまっている・・・首を切断しなくては!」
カゲチヨ「「いや普通死ぬだろ!」
フィーア「カゲチヨがゾンビウイルスに侵されてるのは体の中ですしね・・・」
金沢「あぁ!柴田連隊長・・・お久しぶりです!」
ヒサメ「誰もいないけど・・・」
金沢「うぐううぅう・・・!」
ミナヅキ「お迎えだった・・・」
シディ「すぐに救急車を!!」
sideフィーア
カンナ「子供の居心地の悪さは大人も居心地が悪い・・・それを思い出させるエピソードだったね。」
ミナヅキ「不幸中の幸いだったのは仏壇が丁度あったこと・・・」
やっぱ二人ともサイコですね・・・
カゲチヨ「他人事すぎる・・・」
カンナ「つまりは騒ぎたくない雰囲気ならいいんだよ!」
これって・・・図書館ですか?
司書「しーっ!」
カゲチヨ「おい、これなんだよ・・・」(小声)
カンナ「図書館の雰囲気だよ。少しでも騒ごうものならすぐに司書さんがとがめてくるけど自分の好きな本を見つけたらこれほど集中できるところはないよ。」
ヒサメ「なるほどね・・・」
ユカ「皆さーん!ヨ―メイちゃんはどこですかー!」
司書「しー!!」
ユカ「あ、すみません。ってなんですかこれ?」
ヤヨイ「ふふふ・・・これで女子の攪乱隊も封じたも当然ですよ。」
ユカ「あぁ、あれなら中止したんですよ。集まらなかったですし。」
カゲチヨ「マジか・・・」
シディ「今日はヨ―メイは帰らないぞ?」
今日は平和ですし本でも読みますか・・・