妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋 作:ikkun
sideカゲチヨ
クリス「おい!真剣に探せよ!?」
カゲチヨ「わかってるよ・・・」
俺は今探しものをしている・・・
ヒサメ「あの二人何やってるの?」
ゼクス「なんかクリスがリルからもらった木の種をもらったらしいんだけどカゲチヨがそれを落としたらしいぞ。」
クリス「絶対見つけろよ!!」
フィーア「相変わらず私たち娘のことになると必死ですね。」
見つからないだろこれ・・・
カゲチヨ「だいたい種なんて見た目はどれも一緒だろ?」
クリス「あれは全然違うんだよ!リルがオーバーテクノロジーの品種改良で作ったものだからあれはもう宝石だ!宝石探せ!!」
んな無茶苦茶な・・・
カゲチヨ「あ、もしかしたらあのトンネルに入っちゃったのかもしれないな・・・」
ゼクス「あぁ、俺とフィーアで開通させたコンビニ行くためのトンネルか・・」
カンナ「ヒサメちゃんは!シディに昼ごはん作ってもらうとき時々フィーアの分をこっそり自分のタッパーに移してる!!」
なんとトンネルの中からカンナの声が!
フィーア「そうだったんですか!?」
ヒサメ「お腹空いてるときはちょっとだけ・・・」
カンナ「カゲチヨは引けないのにギターを置いている!!」
ほっとけ!!
カンナ「いやー!スッキリした!」
ヒサメ「カンナちゃんなにやってるの?」
カンナ「あぁ、これは秘密にしないといけないときにはここで叫んでるんだ。」
クリス「王様の耳はロバの耳って奴だな。」
カンナ「まさにそうだね・・・」
分かってなさそうだな・・・
ゼクス「確かギリシャ神話の物語でロバの耳の王様がいたんだけどその秘密を知った床屋が誰かに言いたくなって大声で穴に秘密を喋るんだ。」
カンナ「もしかして皆も秘密を喋りに来たの?」
いや・・・
カゲチヨ「俺は今クリスに無賃金で強制的に働かされてたんだ・・・」
カンナ「え!?ど、どうしよう・・・ものすごい言いたい・・・秘密が重いほど言いたい気持ちが暴れだす!!」
フィーア「口軽すぎでしょ・・・」
カンナ「こうなったら・・・お父さんは労働法違反!!」
クリス「法律持ち出した!!」
これで探さなくて済むぞ!
sideフィーア
ユカ「フィーアお姉さま!このツイッターはどういうことですか!!」
フィーア「な、なんでこのつぶやきを・・・」
ユカ「私のことをヨ―メイ狂いといった呟き・・・今すぐ消してください!」
フィーア「わ、わかりましたよ!でもなんで知れたんですか!」
ユカ「昨日トンネルの近くに木が生えててそこからカンナお姉さまの声が聞こえたので知ることができたんです。」
もしかして・・・
カゲチヨ「俺が落とした木の種が成長したのか!?」
ゼクス「物語でも叫んだ穴から生えた葦が秘密を喋るんだよな。」
クリス「まぁ、品種改良されてたしない話じゃないな・・・」
そうしてすぐに行くと・・・
フィーア「本当に生えてますね・・・」
ヒサメ「でも本当に秘密を喋るのかな・・・」
木「この前ヒサメちゃんはカゲチヨに耳かきしてもらってたー!!」
ヒサメ・カゲチヨ「あわわわわ!!」
ゼクス「まじか・・・」
フィーア「ラブラブですね・・・」
カゲチヨ「こここ、これにはわけがあってだな・・・」
ヒサメ「っていうか何でカンナちゃんは知ってるの!?」
カンナ「本当に穴で喋ったことを木は覚えてるんだね。」
木「ゼクス君のお面は実は手作りー!!」
ゼクス「な、何でわかったんだ!?」
手作りなんですね・・・
木「フィーアは狩りをする前に毎回感謝の祈りと行水をする!」
な、なぜそれを!!
カゲチヨ「どういうジャンルの秘密?」
木「お父さんはよく髪型をセットしては元に戻して遊んでいる!」
クリス「た、たまにははっちゃけても良いじゃん!!」
まぁいいですけど・・・
カンナ「アルミホイルを丸めてシンクに入れておくとぬめり取りの効果がある!」
それ唯の豆知識じゃないですか!
カゲチヨ「カンナの!カンナの秘密はないのか!?」
ヒサメ「このままじゃ不公平だよ!」
カンナ「甘いね!自分の秘密を叫ぶと思ってたの?」
ふふふ・・・
フィーア「こんなこともあろうかと私も叫んでおいたんですよ!カンナの秘密を!」
カンナ「そ、そんな!」
ゼクス「なんて言ったんだ!?」
それはですね・・・カンナちゃんの角は・・・
カンナ「やめてー!!」
木「毎日やすりかけをして綺麗にしているー!!」
カンナ「恥ずかしい―!!」
ヒサメ「恥ずかしがるポイントおかしすぎる!!」
でも効果的なんですよね。