妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋 作:ikkun
sideカゲチヨ
買い出し途中で話題のアプリについて話していた・・・
フィーア「二人の画像を読み込むとその二人の間に生まれる子供の顔を予測してくれるんですって。」
ヨ―メイ「結構リアルだって評判ですよ。」
カンナ「おーホントだ!ヒサメちゃんとカゲチヨでやったらそっくりだ!」
ヒサメ「何勝手にやってるの!?」
俺がやるまでもなかったな・・・
フィーア「ぷははは!カゲチヨとヨ―メイの子供・・・陰キャ丸出しでウケます!!」
ヨ―メイ「ちょっと!?何勝手にやってバカうけしてるんですか!!」
シディ「二人とも完全に気に入ってるな・・・」
ん?赤ん坊の泣き声が聞こえるぞ。
カンナ「全くどこの誰が・・・ぶくぶくぶく・・・・」
ウチだった上に・・・
フィーア「シディさんとヒサメちゃん、カゲチヨにそっくりな二人なんですけどどういうことですか?」
ヒサメ「し、知らない知らない!!?」
フィーアが怒気をはらみ始めカンナが泡を吹き、ヒサが慌てふためくもはやカオスな状況だ・・・
sideヒサメ
ヨ―メイ「三人が積極的になってたとしてもこんな短期間で二人産めるもんなんですか?」
カンナ「うーん・・・人体の神秘?」
ヒサメ「だから違うってば!」
フィーア「そうですよ。何かの間違いですよ。そうだと言ってくださいよねぇ二人とも?」
ちょっとフィーアちゃん首絞めないでぐえええ!!
ヨ―メイ「何で私までぎょおおお・・・」
カンナ「ヨ―メイがアイテム持ち出したからだと考えてるんじゃない?」
ヨ―メイ「冤罪ですー!!」
シディ「取りあえず親を探してみるか。」
カゲチヨ「いや警察に届ける方が先だろ。」
カンナ「自分達そっくりな子を警察に届けようものなら育児放棄とか疑われるからやめた方がいいよ。」
シディ「それよりも何か匂わないか?」
っておもらしじゃん!!
フィーア「こんなこともあろうかとおむつとミルクは用意してありますよ!」
ヨ―メイ「流石ショタコン・・・」
カンナ「でももしかしたらシディの子かもしれないのに良いの?」
フィーア「大丈夫です。二人とも男の子・・・つまりシディさんの方を私好みにしてしまえばいいだけですから・・・」
やっぱりまだ怒ってる!!?
ヨ―メイ「源氏物語の逆バージョン!」
カンナ「もう子供をさらう天狗や姑獲鳥になりかけてない?」
とにかく早く探さないと・・・・
フィーア「ほらー!シー坊。抱っこしてあげますからねー!」
シー坊「あー!あー!」
ヨ―メイ「フィーアさん流石ですね。っていうかその名前は?」
ヒサメ「私がつけたの!カゲに似てる方がカー坊ね!」
カゲチヨ・カンナ(ネーミングセンス昭和だ・・・)
sideヨ―メイ
そうして私たちはミルクをあげました。
シディ「おぉ、元気よく飲んでるな。」
フィーア「本当ですね。貴方。」
もう二人でシー坊を育てる気満々じゃないですか!
カンナ「狂人はほっておいてカー坊の方は全然飲んでない・・・」
シディ「ヒサメに飲ませてほしいんじゃないか?」
ヒサメ「え!?甘えん坊さんなんだね。」
カンナ「シー坊はしっかりものなんだ。ますます三人の性格と一緒じゃん。」
フィーア「大丈夫ですよ、今に私にも似ますから。」
フィーアさんもしかしてシー坊整形するつもりじゃないですよね!?
ボティス「なんじゃ騒がしい・・・眠れんぞ。」
カンナ「よしここは数多の幼児化したカレコレ屋を相手してきた伝説のおもちゃ係ボティスさんの出番だ!さぁカー坊にシー坊!綱引き大会だよー!」
カー坊・シー坊「あぁ!」
ボティス「うぎぃ!?」
ボティス様になんてことを!?
カゲチヨ「でもユカもよくボティスで遊んでるし問題ないんじゃねーか?アイツまだ生まれたてだし。」
見た目がおとなな上にあれはタダの嫌がらせですよ!
シディ「にぎやかでいいな。将来俺達にも家族ができて楽しくくらせたらいいな。」
フィーア「そうですね。その時はゴブアツさんにもご報告をしないと・・・」
シディ「?そうだな!」
ヒサメ「ダメだ、シディ順調に外堀を埋められているのに気づいてない・・・」
うぅう・・・どうすれば・・・
sideカンナ
そうして数日たったんだけど・・・
カンナ「ダメ!数日たったのに全然見つからない!!」
カゲチヨ「カンナ妙に焦ってるな・・・」
カンナ「当たり前だよ!身元も分からないのにシディとカゲチヨにそっくりな子供なんて気絶と大丈夫の間だよ!吐き気はするのに気絶できないんだよ?二人の子供って言われた方がまだ気絶しなくていいからましだよ!」
カゲチヨ「だから子供じゃねーって!」
フィーア「私はこのままでもいいですよ。理想の子供を育てるのも悪くないとポジティブな気分になれてきたので。」
ヒサメ「人様の子になんてことを・・・」
早くなんとかしないと・・・
ヨ―メイ「フィーアさん勘弁してくださいよ。全員依頼の時は私が育てないといけないんですよ?」
フィーア「お世話できることに感謝してください。」
ヨ―メイ「何故上から目線!?」
そういえば今日も倉庫整理の依頼だったよね・・・
そうして倉庫に向かったんだけど・・・
カゲチヨ「ヒサ、依頼なんだったけ?」
ヒサメ「全員で倉庫整理だったんだけど・・・」
フィーア「明らかに倉庫なんて機密情報の塊って言わんばかりの黒服がいるんですけど・・・」
カンナ「皆わかってないな・・・これはおそらく小麦粉って言われる粉を運ぶ仕事で実際には薬ってパターンだよ!」
カゲチヨ「いやそれ言ったらダメな奴!?」
黒服「死ねおらー!!」
カンナ「水で転覆ー!!」
アーシは水球で男たちを閉じ込めた!
黒服「ぶくぶく・・・」
ヒサメ「はぁ!」
フィーア「角材があったのでフルスイングしてあげます!」
黒服「寒い―!!」
黒服「ぎょお!腰の骨が・・・」
後はヒサメちゃんの吹雪とフィーアちゃんの角材が折れるレベルのフルスイングで制圧できました・・・
カゲチヨ「何で俺たちを襲った?カー坊とシー坊なら警察に届けたぜ?」
黒服「何ッ!?」
シディ「やはり二人関連か・・・」
さてヨ―メイに連絡してみるか・・・
カンナ「もしもし、ヨ―メイちゃん無事?」
ヨ―メイ「ふぁ、ふぁい。なんですか?」
ん?
カンナ「もしかして寝てた?薬盛られたの?お父さんに特訓受けてたのに?」
ヨ―メイ「ひぃいい!不意打ちだったんですよ!!あ、カー坊とシー坊がいなくなってる!」
カンナ「了解、ユカとデートね。」
ヨ―メイ「待ってくださいぃいぃ!!?」
さて電話も切ったし・・・
カンナ「ねぇ、アジトはどこ?子供もそこにいるんでしょ?答えないとアンタも腰の骨が折れる上にウイルス入り込んで骨髄炎になったら地獄の痛みだよ?」
黒服「ひぃい!分かった!」
フィーア・カゲチヨ(さりげなく脅迫に使われた・・・)
そうしてアジトに乗り込むと護衛が全員倒れていたので探したんだけど・・・
ヒサメ「いないね・・・」
シディ「最後の部屋にもいなかったな・・・」
フィーア「もしかしたらカレコレ屋にいるかもしれませんね。赤ん坊って思わぬところに隠れてるので見つけられなかったのかもしれませんし。」
うーん・・・まぁ一理あるか・・・
sideカゲチヨ
ユカ「うーん・・・ヨ―メイちゃんの記憶を見る限り眠らされるまでは二人はいたみたいですね。」
カンナがユカを連れてきて記憶をたどるがやっぱり予想通りだった・・・
ヨ―メイ「お、おでこを重ねる必要はあるんですか?」
ユカ「繊細に読み取るには必要なんです!」
やらしい顔になってるぞ・・・
ピンポーン!
ん?来客?
女性「あの子たちは無事ですか!?」
ヒサメ「あの子たちってことは・・・カー坊とシー坊のお母さん?」
カンナ「全然似てない・・・」
カゲチヨ「なんか落ち着いてるな・・・居場所が分かってるのか?」
女性「いつもの部屋と違うところはありませんか?」
フィーア「うーん・・・あ、ボティスが三人いる!」
カンナ「いつの間に分裂能力を!!やっぱり解剖させてくれる!?」
ボティス「嫌に決まっとるじゃろ!」
カンナに反応したのは本物・・・ってことは・・・
ボンッ!
フィーア「まさかユカやお父さんみたいに変身能力を持っていたとは・・・」
シディ「それでさらわれそうになった時にボティスに化けたってことか。」
ユカ「化ける・・・ってあー!そういえばそんな妖狐の暗殺者と戦いましたね!」
女性「はい、実は私がクリスさんに頼み込んで記憶を消すのはなくなって三人とも無事だったんですけど今度は暗殺者組織に狙われてしまい・・・そんな時夫がカレコレ屋のことを教えてくれたんです。」
ユカ「まぁ、今更お父様に頼めませんもんね。」
フィーア「ってことはこの見た目は・・・」
女性「あぁ最近話題のアプリの写真を化けてもらったんです。似てたらショタコンの聖女か誰かが親身になるって夫が。」
カンナ「その結果今度はフィーアちゃんから狙われ・・・いたたたた!」
フィーア「良かった・・・本当に良かったです!」
源氏作戦は失敗したけどホッしてる・・・っていうかお人よしって思われてるのは癪だけどな・・・
ヒサメ「この後は?」
女性「妖狐の里に帰ります。いつ狙われるか、わかりませんし。」
そうして女性は帰っていった・・・
ユカ「子供ですか・・・いつか欲しいですねヨ―メイちゃん❤」
ヨ―メイ「ひぃいい!本当に産めそうで怖いです。」
フィーア「ふう・・・やっぱり直接産んだ子の方がいいですよね!うん!」
シディ「?なんの話だ?」
カゲチヨ「シディは知らなくていいぞ・・・」
ヒサメ「でもやっぱり憧れるなぁ・・・」
カゲチヨ「ヒサの子供・・・食費がかさみそうだな。」
ヒサメ「この・・・馬鹿!」
ごめんなさい!