妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋 作:ikkun
sideストーカー
なんで・・・どうしてなんだ・・・
僕はどこで間違えたんだ・・・
ヒサメたん、僕はただ君がすきだっただけなのに・・・
嫌いっていうなんて・・・
「貴方は間違っていませんわ。あなたは自分の思いに従ったまでそこになんの間違いがあるのでしょう?」
いきなりラクダにのった異様な女が現れた。
「・・・ここは独房って聞いたけどお前は誰だ?」
そうここは異宙人関連の刑務所のはずだ。
「ただの恋バナをしにきた乙女ですわ。」
「消え失せろ・・・」
「あー、ただ勘違いしないでくださいね。私面白半分でする恋バナって嫌いですの。
どーせ、するなら恋が成就する話にしませんとね。」
「何・・・?」
「自己紹介がまだでしたね私ソロモン72柱が1柱、グレモリーと申します。」
「その高名な悪魔が僕に何の用だ。」
「だから建設的な恋バナをしに来たといってるでしょう?世界を滅ぼす代わりに付き合えるとしたらどうしますか?」
「それが提案だっていうのかい?」
「もちろん比喩です世界を滅ぼしたら貴方も思い人も消えてしまいますからね。この国の人間を全員殺してください力は私が与えます。大勢の人を好きな人のために犠牲にする覚悟がありますか?」
「何を言ってるんだ?お前の言う通り僕は間違ってないなのにヒサメたんと付き合えないなら間違ってるのは世界だ。」
「友達や家族は?」
「皆死んで当然だ!僕をなめるな!」
「やはりあなたを選んで良かった・・・私の術を使えば貴方は人間じゃなくなりますわ。お覚悟は?」
「ヒサメたんと一緒になれるなら・・・」
「悪魔は契約を破りません。」
ヒサメたん!今この間違った世界から解放してあげるからね!
sideカゲチヨ
今俺はヒサとシディに服を引っ張られていた。
「いーよ!俺は別に服とかいらねぇから!!」
「駄目っ!カゲいつもYOUTUBEのTシャツばっかじゃん!しかもよれよれだし!」
「今引っ張られてるからだよ。」
「二人とも無理強いはいけませんよ私だってあまり服にはこだわりませんし。」
フィーアが援護してくれるが
「フィーアちゃんのもアーシが選んであげる!」
「はい・・・」
カンナの無邪気な笑顔と発言で撃墜される。
するとボティスの様子が変だった。
「そんな・・・馬鹿な・・・」
「どうしたのだ?」
シディが聞くと
「ワシと同じソロモン72柱の悪魔のグレモリーが地球にきておる・・・しかもワシとは違い本来の力を使いおる・・・」
おいおい・・・ってことは
「ヤバいんじゃないの?」
カンナがきく確か使いようによっちゃ世界を滅ぼせるって・・・
「すでに力を使った気配を感じるんじゃ。シディ力を貸せ!場所はワシが案内する。」
「どういう風の吹き回しですか?貴方がこんなに積極的なんて・・・」
フィーアの言う通りだ
「らしくねーな・・・なに企んでんだ?」
「ただあのドブ女だけは許せんのじゃ・・・やることすべて邪魔しないと気が済まんのじゃ・・・」
どうやら二人は因縁を持った相手のようだ。
「俺はボティスを信じるぞ。ボティスは正直だからな。」
「まぁたしかに自分の欲望に対してはシディさんの言う通りですね。」
フィーアとシディは行くようだ。
当然俺たちも現場に向かうとそこには
巨大な怪物とそれと戦う自衛隊の姿があった。
しかし怪物に火をはかれ蹴散らされるので俺は血液操作で吹き飛ばされた隊員を救出して退避させる。
するとヒサが
「カゲ!あの顔って・・・」
そう叫んで指した指の先にあったのはヒサに付きまとってたストーカーの顔だった。
「マジかよ・・・どんだけしつこいんだよ!」
「あれってヒサメちゃんのストーカーだよね・・・」
カンナがいうと
「おそらくグレモリーがその男に目を付けて契約したんじゃな。」
「ボティスどうすればいい?」
シディが聞くと
「ドブ女の作る化け物はカゲ男並みの再生力を持っておる。」
「カゲチヨ並みってことは再生力がすごい分弱点があるってことですね・・・」
フィーアも臨戦態勢をとる。
「ああ、契約した人間の心臓である核を破壊することじゃ。」
「それって殺すってことだよね・・・」
ヒサが答える。ここは俺がやるしか・・・
そう思ったとき
グサッ!!
「ぐああぁぁぁ!?」
巨大な槍が奴の体を地面に縫い留めた。
あの槍は・・・
「まさか、娘に蔓延ってたストーカーがここまで醜くデカくなるとはな・・・」
氷のように冷徹な目をして殺気を放つ妖精王だった・・・
side妖精王
さて普通なら問答無用なのだがこの男の心の声を聞いておこう
ーヒサメたん・・・ー
ーなんでなんだ・・・ー
ー僕がキモいからか?ー
ーカゲチヨめ・・・!ー
ーやり返すなんて間違ってる。ー
どれもヒサメの執着ばかりだったが
そこにはイジメを受けてたことや親が助けてくれなかったこともあった。
そして心の底にあったのは
ーキモくなんかないよ?何かに夢中になってる人はカッコいいよ。ー
周りのキモいという自分に対しての娘の何気ない一言であった。
なるほどね・・・恋愛は勘違いっていうけどここまでくると清々しいな。
しかもそれを確認もせずに一方的に・・・
「ここまでくると尊敬するレベルだな。娘を怖がらせたこと後悔させてやるよ。」
そして俺は霊槍を操り
ー暴君の嵐ー
第一形態のまま奴を切り刻んだ。
「ぐわぁぁぁ!お前は誰なんだよ!?」
「教えてやるよ。あの五人の保護者だ。」
「だったら邪魔をするなぁぁ!」
そういって炎で焼こうとするが
「はっ!俺は過保護なもんでね。」
パレン・ガーデンでガードし増殖で台風のような連撃で切り刻む。
しかし再生力がすごいな・・・
するとボティスがこちらにやってきた。
「おい!核を破壊せんと倒せんぞ。」
「なるほどな・・・」
じゃあ一気にやるか。
ドカっ!バキ!
「ぐはっ!?」
まずは守護獣で上空に殴り飛ばすそしてサンフラワーの光線で奴の体すべてを核ごと消滅させた。
「いやだあぁぁぁぁ!」
ドカァァァァン!
消滅する間際も奴は執着を残したままだった。
そして俺カレコレ屋のところに行こうとすると
「まさか私の怪物を苦もなく倒すなんて・・・面白いかたですわね。知り合いですか?ボティスちゃん。」
いつの間にか女性がそこに立っていた。どうやらボティスの知り合いらしい。
「ちゃん付けするな。」
「えー、私たち恋バナした仲じゃないですかー」
「そのことをいうな。」
まぁ仲は悪いみたいだが、
「あなたお名前はなんて言うのかしら?」
「俺は妖精王クリスだ。娘たちを狙ったことどうやって落とし前を付ける気だ?」
「私はグレモリーといいます。それは誤解ですわ偶然契約した男があなたの娘さんを狙ってただけですもの。それに私戦いは嫌いですの。」
「そうかよ・・!」
俺は攻撃したが奴は煙のように消えてしまった。
「また恋バナしましょうねボティスちゃん。」
「・・・あのドブ女が!」
ボティスをイラつかせる一言を残して・・・
「お父さん!大丈夫だった?」
ヒサメの声とともに
カレコレ屋が駆け付ける。
「ああ、奴は核ごと消滅させたからもう安心だ。」
「そうか・・・それでグレモリーは?」
シディが質問する。
「逃げていった。食えない奴だよ。」
「でも、これで町は一安心だね!」
カンナが町の被害が最小限で済んだことを喜んだ。
「ありがとうお父さん今回は私たちがやらなきゃいけなかったのに・・・」
「いいんだよ。こういうのは父親の仕事なんだから。」
「では、帰りましょうか。」
フィーアの声で俺たちはカレコレ屋に帰るのだった。