妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋 作:ikkun
sideモブ転売ヤー
俺はエリート転売ヤーだ。高値のつくプレミア商品を買い占めてバカな連中にバカみたいな値段で売りつける仕事・・・最高すぎる!
そして俺は今日もSNSで情報を収集する!話題の商品情報をいち早く収集するのも仕事だ。
転売ヤー「新しいVRのヘッドマウントディスプレイか・・・」
凄い話題になってるし高値で売れそうだな!発売日は並んで買い占めないと・・・
でも一個四万円か・・・でもそれ以上の高値で売るからな!
そうして俺は色んな店で買い占めた!
転売ヤー「一体いくらになるんだろうなー!早速フリマアプリやオークションサイトで・・・」
そうして時間がたったんだが・・・
転売ヤー「あ、あれ・・・?どうして一つも売れてない・・・って安く売ってる人がいる・・・しかも定価より安く!?」
ー数か月前ー
sideクリス
社員「今回のゲーム商品は単価は一個2万円にしようかと・・・」
クリス「いや倍の4万でいくぞ。」
ユカ「高すぎな気がしますけどなにか考えが?」
クリス「大量に売れるでしょ、話題さえつかめれば転売ヤーに。」
社員「なるほど!」
本来のユーザーには次々と安い新商品を発表して本当に必要なユーザーに届ける戦略だ!
社員「そこまでユーザーを考えて・・・」
クリス「それに爆死を見るのは楽しいじゃん。」
ユカ「そうですね・・・」(やっぱり・・・)
sideモブ転売ヤー
来月から新モデル発表・・・返品しようにも店側が対応してくれないし・・・
転売ヤー「赤字になった・・・」
けど今度こそ・・・
転売ヤー「来た!ライブチケット!席数に限界のあるライブチケットは硬い!必ず売れるぞ!」
そうして買いまくった!
転売ヤー「今回は20枚買えた!才能が怖いな・・・出品だ!」
ー少し前ー
sideカゲチヨ
クリス「今回のライブは電子チケットのみの販売にするからネットに詳しいカゲチヨに協力して欲しいんだ。」
カゲチヨ「電子チケットなら発券の手間もかからないし楽だよな。」
クリス「何より転売ヤーを爆死させられるしな。」
クリスの会社の商品で転売は無理そうだな・・・
クリス「今回からライブ会場に入る際の身分確認を徹底する。しっかりと告知するし身分確認はカレコレ屋にも協力してもらうつもりだからね。」
了解だ!
sideモブ転売ヤー
あぁぁああ!
転売ヤー「どれだけ値段を下げても売れない・・・」
今までこんなことなかったのに・・・あ・・・身分情報と違った場合入場できません・・・」
そんなぁ!!
なんでことごとく失敗するんだ・・・
転売ヤー「今度こそ・・・遊園地のアトラクションチケット・・・これなら実物もあるし身分確認もされないから需要あるし使える!」
三十枚・・・これで負け分を取り返す!
sideクリス
クリス「このチケット・・・かなり怪しいな・・・・一度に30枚も申し込まれてるなんて怪しすぎる・・・」
社員「その番号オークションにも流れてます!」
やっぱり転売ヤーか・・・
シディ「クリスは熱心だな。子供たちが乗れるように熱心にあんなことを・・・」
クリス「あぁ、それにチケットが止められたら転売ヤーが絶望するでしょ?」
フィーア「懲りない奴らですね。お父さんの前で転売なんてできないのに。」
全くだ・・・
sideモブ転売ヤー
転売ヤー「あぁぁああ!チケットが全部無効にぃぃぃ!」
どうしてバレたんだ・・・
生活費が・・・・
sideクリス
ゼクス・ミナヅキ「はぁ・・・」
クリス「どうした二人とも。ため息なんてついて・・・」
ゼクス「お気に入りのプラモデルが最近品薄でどこに行ってもないんだ・・・」
ミナヅキ「あるのは人気がなくて売れ残った不良在庫だけ・・・」
なるほどな・・・ならいい考えがある。
sideモブ転売ヤー
ここ最近赤字だから本気出さないと・・・
転売に良さそうな商品は・・・
転売ヤー「ロボットのプラモデルか・・・あんまり詳しくないがゲームに出るくらいなら!」
急いで買い占めないと!
sideクリス
従業員「ありがとうございます!不良在庫が全て売れた!」
転売ヤーに商品知識がない奴の方が多いSNSで騒げば売れない在庫も一掃されるってわけだ。
クリス「お礼にプラモデルもらえたし。SNSでの広報ご苦労様二人とも。」
ゼクス「いや流石の策略だ・・・」
ミナヅキ「一生ついていく・・・」
sideモブ転売ヤー
そんなぁあああ!!
転売屋ヤー「おのれオタクどもめぇ・・・!騙してくれたな・・・また生活費が・・」
そろそろ本当にヤバいぞ・・・
転売ヤー「くそ・・・トレカのパックか・・・これは大丈夫か・・・?そうだ!売られてるところを確認!」
よし!海外のプレイヤーたちも高値で取引されてる!
いけるぞ!!
sideクリス
従業員「本当に感謝します!プラモデルだけでなくカードまで・・・でもどうやって売らせたんですか?」
クリス「流石に警戒されてるからね。今回は有志たちが高額で出品したり海外のプレイヤーに協力してもらったんだ。」
俺の策略とカゲチヨのオタク情報網とシディのコミュ力のたまものだ。
従業員「そこまで!?」
クリス「だって協力してくれた人の気持ちは一緒・・・誰だって爆死してる転売ヤーを見るのは好きだからね。」
海の向こうでもSの心は広がっているんだ!
従業員「そっちですよねー・・・」
sideモブ転売ヤー
ぎゃぁああ!また騙されたー!!
借金までしたのに・・・もうあれをするしか・・・
sideクリス
うんうん・・・今日も健全なユーザーに俺達の商品が行き渡っているな・・・
あれ?なんかあの人なんかやせ細ってるな・・・
クリス「あの、大丈夫ですか?調子悪そうですけど・・・」
転売ヤー「あぁ・・・大丈夫ですよ・・・最近色んなものを売って楽に大金稼いだんで・・・」
クリス「まさか・・・・」
転売ヤー「今では大金持ちですよ・・・」
はぁ・・・
クリス「転売ヤーなんてやめてまっとうな仕事を・・・」
転売ヤー「臓器売ったんです・・・」
想像以上にやばかった・・・