妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋 作:ikkun
side同級生
今日は先生とデートの日なんだ!
「先生やっと会えたー!平日喋れなくて寂しかったよー」
「外では先生禁止。」
「あっ・・・ごめん・・・でももっとオープンに付き合いたいよ。」
「卒業したら堂々と付き合えるだろ?」
よーしもっと積極的に
「卒業したら一緒に住もうよー!」
「お前家事とかできんのかー?」
うっ・・・
「今から練習するもん!」
「分担すればいけるか。」
そこに同じクラスのカゲチヨが老人の荷物を背負っていた。
「お、おめぇ・・・」
「無理しなくていいんだよ・・・?」
「いえ依頼なので・・・」
すると偶然目が合ったので会話になった。
「なにしてんの?」
「お、俺カレコレ屋っていう何でも屋みたいなのやってるから・・・」
カレコレ屋?つまんなそーだな。
一方私はイケメンの先生とデート!
世の中って不平等よねー
「私たちこれからデートなんだ。」
「そ、そうなんだ・・・楽しんで。」
そう言っていなくなると先生が
「今の奴知り合い?」
「ただのクラスメイト。」
「同じ学校なのか・・・」
どうしたんだろう・・・?
sideカゲチヨ
俺は無事に荷物を運び終えて今から帰るところだった。
そして道を歩いていると
「ヒック!!ヒック!!」
さっき通り掛かったクラスメイトが泣いていた。
なんかほっとけないな・・・
「大丈夫か?」
「なんだお前かよ。」
「なんかあったのか?」
「・・・あのさカレコレ屋って依頼したらなんでもやってくれるの?」
依頼したいみたいだったのでカレコレ屋に連れていった。
sideヒサメ
カゲがクラスメイトの女の子を連れてきた。
「アレ俺の女友達。」
「カゲチヨに女友達がいたとは初耳だ。」
嘘っぽいことをいいシディに驚かれている。
「友達じゃねーよ。」
「ごめんね~アイツ意地っ張りだから。」
「カンナそれは言わないでくれよ!」
案の定指摘されてカンナちゃんにボロクソ言われる。
「それでどうかしたの?」
私が聞くと、
「私先生と付き合ってたんだよね。」
「先生と!?」
「向こうから告白されて、ラブラブだった・・・なのに今日のデートでいきなり別れを切り出されて・・・しかも
結婚してるって言われて・・・」
「つまり向こうが不倫してたってことですね。」
「年下の少女の気持ちをもてあそぶとは・・・」
シディとフィーアちゃんが分析すると
「先生のこと悪く言わないで!!なにか事情があるの!だからお願いもう一度先生と付きあわせて!」
でも、先生って・・・
「結婚してるんだよね・・・?」
「それは親の事情かなんかで・・・」
「生徒に手を出してる時点でアウトですけどね。」
フィーアちゃんが指摘すると
「うるさい!私には先生しかいないの!」
どうやらこの子は自分のことを自分に自信がもてていなくて
それが先生と付き合い始めたから変われたっていってるけど・・・
「誰かに依存してそれを自分の存在意義にするなど間違ってる。」
「それに結婚してるのに手を出す先生なんて辞めた方がいいよ。」
シディと私は言ったけど
「選ばれた側の人間にはわかんないわよ。依存して何が悪いの?私のは先生しかいないんだから!」
そう言って依頼人は出て行ってしまった。
「なんか自信のなさそうな子だったよね~カゲチヨにはあんなに強気だったのに。」
「うん・・・」
カンナちゃんと話していると
依頼人を追いかけていたカゲから協力の連絡がきた。
sideカゲチヨ
とりあえず依頼人との作戦通り先生を呼び出し俺は隠れていたのだが・・・
「俺は女子高生と恋愛ごっこしたいだけなんだよ。結婚しちまうと刺激が少なくなってなだからお前みたいに自信のない依存しやすい生徒ひっかけて遊んでただけだから。」
ガチでくずだな・・・!
「それにもう俺アイツと付き合ってるから。」
教師はそういって黒髪の女子に夢中になっている。
これで依頼人は夢からさめたようだ。
すかさず俺が出てくる。
「おやおやー生徒と教師の不倫すか?まずくないすかー」
どうやら俺のことを覚えていたらしくすぐに証拠がどうとか
自分はかっこよくていい先生だから信じると言ってきた。
「俺は特別になれるように頑張ってる何もせずに特別になりたいの~とか嘆いてる女振ったところで何とも思わないね。」
その瞬間俺は拳を教師に叩き付けていた。
「何が特別だよふざけんなただテメーは人を騙して傷つけただけじゃねーか努力とヒトを虐げていいかは別問題だろ。」
「お前何やってんだ!退学だぞ!」
この期に及んでそう叫ぶ教師だが
「こんにちは~先生、実は今のやり取りカゲチヨが先生殴ってるところ以外録画と録音してたんですよね。
証拠はしっかり納めましたよ。」
カンナがスマホを見せて教師に言う。
そして
「そういうこと。他のも証拠はあるから女の子泣かしたことしっかり反省して。」
「う、うそだろ・・・」
黒髪のカツラを被り教師に近づいたヒサも正体を見せた
そのあとも男はすがって依頼人に助けを求めようとしたが
「汚い手で彼女に触れないでください。」
フィーアに腕を捕まれそれもできなかった。依頼人も拒絶したことで依頼は完了した。
side同級生
なーんかバカバカしくなっちゃたな・・・
あいつに依存してた自分が一番つまらなかった。
「カゲチヨくんありがとう。おかげで新しい友達もできそう!」
「それは良かったよ。」
まず初めの一歩でカゲチヨと仲良くなろう!そう思った私なのであった。