妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋   作:ikkun

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銀魂のいくつになっても歯医者は嫌からです。


歯医者は嫌だ前編

sideフィーア

チクタク・・・早く・・・早くやってください・・・

お願いだから私にとどめを刺してください。

どうせ・・・私は助からないんでしょ?もう二度とここから出ることはできないんですよね?何故とどめを刺さないんですか?じらしてなんの意味があるというのですか。

 

フィーア「殺してくださいよ!!やるならさっさとやってください!そうやってもてあそんでそんなに楽しいんですか!?頼みます!こうしてただ忍び寄る死を待つのは辛すぎるんです!気が遠くなりそうなんですよ・・・お願いです!!」

 

看護師「あのフィーアさん・・・すみませんけどお静かに願えますか?ここ歯医者なので。」

 

私は今日虫歯を治療するためにここに来ました・・・けど

 

嫌だ・・・嫌すぎますよ歯医者この独特な臭いに鳴り響くドリル音・・・そして何より辛いのはこの死刑執行を待つようなこの待ち時間。

 

フィーア「嫌すぎますよ・・・今すぐ帰ってシディさんに抱き着きたい!モフモフしたい・・・」

 

でも歯は痛いし・・・帰ってきたらシディさんに失望されるかもしれないし・・・

っていうか何で今さら虫歯なんかに・・・確かに甘いものと虫歯は切ってもきれませんけど・・・大体ドリルなんて医者が一番突っ込んじゃいけないものなのわかってるんですか?

 

ヤバいですよドリル口の中に入ってるときにくしゃみしたら死ぬんでしょうか?削りカス吸い込むのに舌巻き込まれたら死ぬんでしょうか!?

 

フィーア「ダメだ・・・こうなったらオシャレ雑誌でも読んで落ち着きましょう・・・趣味じゃなくても気がまぎれ・・・」

 

あれ?誰かと一緒に持って・・・

 

ヒサメ・フィーア「あれ?」

 

そこには汗を大量に書いたヒサメちゃんがいた・・・

 

フィーア「出かけるっていってたけどまさか同じ歯医者とは・・・」

 

ヒサメ「私はまだ浅かったし・・・っていうかフィーアちゃんはそんなに膨らむまで放置したの?」

 

フィーア「強がらないでくださいよ。ヒサメちゃんも結構膨れてますよ・・・」

 

まずいですね・・・いい年して歯医者怖いなんて知られたくない・・・

 

フィーア「汗かいてますけどヒサメちゃんもしかして怖いとか?」

 

ヒサメ「ま、まさかそんなことないよ。むしろドリル突っ込んで欲しくてコンテスト出てるくらいだし!」

 

フィーア「わ、私だってマイドリルあるけどたまには歯医者のもいいかな~と思っただけですよ!」

 

フィーア(ドリルコンテスト!?出たくなさすぎる・・・恐ろしいよヒサメちゃん!!)

 

ヒサメ(マイドリル!?なんて恐ろしいコレクションしてるの!?)

 

「おや二人とも珍しいですね。」

 

あんたは確かヒサメちゃんがおたふくかぜのときに受診した医者・・・

 

ヒサメ「医者が虫歯とか笑えないですよ。」

 

医者「ははは・・・おしゃる通りで・・・ここの治療は痛いですから教訓になります。」

 

・・・・・・

 

医者「いやーここなら一回の治療ですむって聞いたから来てみたけど痛いのなんの・・・声上げそうになっちゃいましたよ・・・」

 

歯医者「すみませーん、まだですか?」

 

医者「あ、すみません。というわけで覚悟決めておいた方が良いですよ。」

 

そ、そうか・・・痛いんですね・・・

 

ヒサメ「フィーアちゃん顔色悪いね・・・」

 

フィーア「いや全然・・・」

 

医者「ぎゃあぁあ!!」

 

歯医者「あんまり暴れないでください。じっとして。」

 

・・・なんか尋常じゃないくらい苦しんでるんだけどどんな治療を?

 

歯医者「あ、脈が。電気ショックを与えて。そうそう。」

 

ヒサメ(電気ショック?なんでそんなものが必要なの!?)

 

歯医者「衝撃であれが取れましたね。」

 

何が取れたんですか!?

 

医者「いやぁ!嘘みたいに痛みが取れましたよ・・・しかも親切に歯ブラシもつけてくれて・・・」

 

いや腕に歯ブラシついてますよ!?

 

ヒサメ「何か飛んでもないのを失ってるよ・・・」

 

先生「おやヒサメさんにフィーアさん。貴方たちも治療に来てたんですね。」

 

あ、貴方はクラス替えの時のスキンヘッドの先生!

 

先生「良い歯医者でしたよ。すっかり良くなったし電動歯ブラシもつけてもらいましたよ。」

 

頭についてるじゃないですか!!しかもその腕医者のじゃないですか!?

 

看護師「お大事に~」

 

アンタたちが患者を大事にしてくださいよ!!

 

ヒサメ「ど、どうなってるの・・・」

 

フィーア「歯を直すどころか改造手術まで施されてるじゃないですか・・・」

 

sideヒサメ

 

早くフィーアちゃん帰ってよ!ここはもうショッカー本部なんだよ!?そしたら脱兎のごとく逃げるから!!

 

フィーア(空気読んでくださいよ!あなたが逃げないから私も逃げれないんですよ!!)

 

看護師「じゃあ次のかたどうぞー!」

 

フィーア「さーて今回のドリルはどこまで私の中に抉りこむんでしょうか・・・私の魂にまで届くんでしょうかね・・・」(いやぁああ!行きたくない!!なに?魂まで届くドリルって意味がわかりません!!)

 

ヒサメ「人は何故穴を掘る進めるのか・・・そこにドリルがあるからだよね・・・」

 

何言ってるの!!?もう歯医者怖いって言えば済む話なのに女の意地が勝手にぃぃ!!

 

フィーア(ちょっとぉぉお!誰かあぁ!!)

 

私たちを止めてぇええ!!

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