妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋 作:ikkun
sideカゲチヨ
俺達はなんとか夏休みの宿題を終えることができていた・・・
アサヲ「しゅ、宿題終わったー!!」
マチャソ「凄い解放感じゃわい!!」
チダイ「これぞ我らの連携だな!」
ゼクス「そもそも夏休み最終日まで溜めとくからそうなるんだろ・・・」
ルイ「ゼクスはずるいよ!毎日こつこつして!卑怯者!」
ゼクス「卑怯じゃないだろ・・・」
カゲチヨ「自由研究ってやらなくていいならやりたくないぞ!」
ゼクス「僕に言うな・・・そうだ!読書感想文は何にした?やっぱり名作か?それともマイナー系か?」
ちっ・・・読書オタクめ。
ゼクス「今なんか思ったか?そういえば絵日記はどうしたんだ?」
マチャソ「一日で終わらせるために嘘を描いたに決まってるじゃろがい!」
ルイ「日記なんて適当で大丈夫だよ!」
ゼクス「そんなことないぞ。アンネの日記は第二次世界大戦中のドイツのユダヤ人の少女の描いた日記だけど世界的に読まれてるんだ。だから嘘なんて書いたらダメだろ?」
アサヲ「じゃあこの最高傑作を書き直せと?」
日記の概念を覆す作品なんだ!!
ゼクス「嘘なんだろ?なんて書いたんだよ・・・」
チダイ「我は公園で温泉を掘り当てたとかいたぞ。」
アサヲ「俺も公園で鬼不在のかくれんぼをしたって書いた。」
カゲチヨ「俺は公園に行ったけどゲームしてたって書いたぞ。」
ゼクス「まぁカゲチヨらしいな・・・ってなんで全部黄色なんだ?」
カゲチヨ「黄色のペンしかなかったんだ。」
ルイ「僕はチダイの腹筋が9個に割れましたって書いたよ。」
無理じゃね?
カゲチヨ「しょうがない・・・事実にするか。」
ゼクス「嫌な予感しかしない・・・」
sideゼクス
そうして僕たちは公園にやってきた・・・
ゼクス「何で全身まっ黄色なんだ!?」
カゲチヨ「俺が黄色一色で書いたからな!」
ルイ「僕の腹筋の奴はどうする?」
生物学的に無理だろ・・・
マチャソ「ふんっ!出来たぞ!」
気持ち悪い・・・
クリス「ん・・・?アイツ等こんな時間に子供だけで出歩いて・・・注意しないと・・・どこから注意すればいいんだ!?」
アサヲ「よし!鬼不在のかくれんぼや温泉を掘り当てるぞ!もういいかい!」
チダイ「ふんっ!ふんっ!」
クリス「珍しい不良だな・・・見なかったことにしよう!」
絶対書き直した方が早いだろ!!
そうして最終日の内容は・・・
全身を黄色にしたことと温泉を掘り当てたこと、かくれんぼをしたことと腹筋を割ったことを書いた・・・
ゼクス「本当のことを書いてるのに・・・」
クリス「気にするな・・・」