妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋 作:ikkun
sideカゲチヨ
俺達は学校も休みということでゾンビ映画を見ていた・・・・
ヒサメ「怖かったね・・・」
カンナ「ハラハラしたよねー・・・でもトッププレデターのゾンビ軍団も混血児ほどじゃなくてもかなりの脅威だよね。」
まぁ、確かにな・・・
クリス「皆―!いるか?」
シディ「どうしたんだ?」
突然クリスが尋ねてきたのでシディが質問する。
クリス「実はマズミのデータを基にゾンビをホムンクルスを使って作ってみたんだけどその検証を一緒に見届けて欲しいんだ。」
フィーア「えぇ!?お父さんまさかゾンビ軍団とか考えてるの?」
クリス「違うよ、敵のゾンビをもっと詳しく研究しておけば百戦危うからずでしょ?ヒビキのクローンにも許可取ってあるからお願い!」
まぁそういうことなら・・・
クリス「というわけでゾンビ山秀夫!来ていいよ。」
秀夫「うぉおおお・・・」
カンナ「大丈夫なの?見境なく嚙みついたら・・・」
クリス「大丈夫大丈夫・・・」
秀夫「おしぼり~・・・」
フィーア「あ、ありがとうございます。映画で興奮してたので丁度欲しかったんですよ・・・」
秀夫「お茶~・・・」
カゲチヨ「さ、サンキュー・・・なんか優しいな・・・」
クリス「だろ?ゾンビ山秀夫は人を襲うどころかおもてなしに余念のないホスピタリティ溢れる性格にしてみたんだ!」
シディ「なるほど!これなら危なくないな!」
sideヒサメ
ということで秀夫さんを街で歩かせることにした・・・
秀夫「うお~・・・」
ゼクス「げほげほ・・・のどの調子が悪いな・・・」
秀夫「飴~・・・」
ゼクス「喉飴・・・僕にくれるのか。ゾンビなのに良い奴だな。森で作られたゾンビなのか?」
ゼクス君鋭い・・・
カンナ「でも流石のホスピタリティだね・・・」
ゼクス「ありがとな、すっかり良くなった。お礼にこのスイカをやるよ。」
そうして秀夫さんはスイカを持って帰ってきた!
ヒサメ「凄いよ!スイカをもらって帰ってきちゃったよ!」
カゲチヨ「確かに凄いけどなんか兵器としては微妙なんじゃ・・・」
クリス「いやこれはゾンビは兵器以外の可能性を持つというデータになるぞ・・・」
フィーア「確かにそうですね・・・」
ということで今度はもっと人通りの多いところに行くと・・・
秀夫「ツョートケーキ・・・!」
ケーキ屋「あぁ!本当だ!字が間違ってる!通りで注文が変なわけだ!」
カンナ「あんな細かなことまで見つけられるなんてすごいよ!」
カゲチヨ「人間並みじゃねぇか!」
ケーキ屋「シュークリーム持ってって!」
秀夫「ツュ―クリーム!」
ケーキ屋「あぁ!本当だ!」
そうして秀夫さんはシュークリームも持って帰ってきた!
シディ「賢いなゾンビ山は!」
ヒサメ「シュークリームだー!」
クリス「こうなったらホスピタリティの限界のデータを取らせてみようか・・・あの高級レストランに向かわせてみよう!」
カゲチヨ「あの縁のないと思ってたレストラン・・・お食事券とかもらえたりして・・・」
フィーア「とにかくレッツゴーです!」
私たちはもう完全に目的を忘れてた・・・
sideフィーア
さーて・・・秀夫は・・・
お客「全く・・・どうなってるんだ。お冷も何もこないじゃないか!」
お客「もう店を替えた方が・・・」
秀夫「お冷とメニュー・・・」
お客「おぉ!ありがとう・・・じゃあこれとこれ・・・」
もうすでに店員気取りで注文を取り始めた!
カゲチヨ「でも凄い速さのメモだ!」
しかも・・・
赤ちゃん「うあぁああー!」
夫「すみません!すみません・・・・」
妻「静かにね・・・」
秀夫「こちらに個室が・・・」
赤ちゃん連れにも適切な対応・・・!
ヒサメ「ナイスな判断!」
シディ「やはり凄いな・・・」
経営者「凄いな・・・君名前は?」
秀夫「ゾンビ山秀夫・・・」
経営者「じゃあ君は・・・」
何を話してるんでしょうか・・・
そうして秀夫が戻ってきた・・・
クリス「で、どうだった?」
秀夫「明日からバイトに来てと言われました・・・」
カゲチヨ「マジか!仕事を貰ってきたのか!」
カンナ「思わぬところでカレコレ屋の収入源ゲットだね!」
そうして秀夫を働かせることになったのですが・・・
秀夫「行ってきます・・・」
カンナ「なんか元気ないね・・・」
働いて数日後に変化が起きました・・・
フィーア「死んでるからじゃないんですか?」
カゲチヨ「にしたって様子がおかしいだろ・・・」
そうして店の様子を見てみると・・・
クリス「皿洗いとして働かされてる!ウェイター向きなのに何でだ?」
カンナ「そうか・・・ゾンビだから間違った部署に配属されたんだね・・・」
シディ「どういうことだ?」
カンナ「だってゾンビだけに生かされてない(活かされてない)から!」
ヒサメ「なるほどね・・・」
こうして秀夫は妖精王の森経営の飲食店の店員に移すことになったのでした・・・