妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋 作:ikkun
sideカゲチヨ
くそー・・・今日の動画撮影は失敗だったな・・・
カンナ「お父さんの新商品を公園に設置したまでは良かったけど公園管理事務所のおじさんに叱られてしまったのはまずかったね・・・」
ヒサメ「新商品開けてみただし私たちもどんな能力かわからないアイテムの箱を開けようとしただけなのに・・・」
フィーア「それじゃ許可でないのは当たり前では・・・?」
ヨ―メイ「皆さんが許可取らないから一日無駄にしたじゃないですか!」
シディ「すまない、クリスにどんな効果か聞いておくべきだった・・・」
こうして喧嘩になっちまっているが・・・
シディ「おぉ!三平さんじゃないか!」
シディと同じ系列の配達業の会社の社員三平さんが神社にいたんだ。
三平「また動画撮影の帰りですか?」
カゲチヨ「あぁ、今日は失敗だった・・・」
ヒサメ「それより神社に営業ですか?」
三平「いや・・・」
どうしたんだ?顔を赤らめて・・・
カンナ「賽銭泥棒ですか?」
三平「違うよ!縁結びの神様に祈願しに来たんだよ!」
フィーア「あぁ、三平さんもいい年ですもんね。」
三平「まぁ・・・今年で45歳ですけど・・・」
すみません・・・
三平「田舎のおふくろもいい加減身を固めてくれって言うんですけれどなかなか良縁に恵まれなくって・・・」
ヨ―メイ「おかしいですよね・・・確かに見た目は微妙ですけどドケチで気に入らないことがあれば途端に態度が悪くなって変な顔するだけですよね?」
三平「うん、それが原因だよ・・・」
自覚あるなら直した方が良いんじゃ・・・
カゲチヨ「っていうか理想が高すぎんだよ・・・歳のころは20代前半でハーバード大学卒業。元なでしこジャパンのFWで握力30キロで現在は宇宙物理学の研究員で山林王の一人娘じゃないとだめなんて・・・」
フィーア「自分の事をもっと知った方が良いですよ。」
三平「酷すぎませんか!?二人とも!」
カンナ「それに今お参りしても意味ないし。」
三平「なんでだい?」
カンナ「だって今神無月で地球と異宙の神様は島根の出雲に会議に行ってるからね。」
ヒサメ「だから島根だけは神在月って呼ばれてるんだよね。」
三平「島根か・・・でも一人で行くの怖いな・・・」
シディ「なら俺達と一緒に行くか?」
三平「本当かい!?」
そうして俺たちは島根に行くことになった・・・
sideヒサメ
さて島根についたわけだけど・・・
三平「そのご縁の神様はどこにいるんだい?」
カンナ「そうだそうだ、ヤヨイちゃんの神様の見えるメガネを使えば・・・」
やっぱり便利だね。
カゲチヨ「うおぉぉぉ!なんだこの数!!」
フィーア「八百万の神って言いますしね・・・異宙の神様も合わせたらもっといそうですよね・・・」
三平「えぇ!?じゃあこの沢山の神様の中からご縁の神様を探せというのかい!?」
ヨ―メイ「そうなっちゃいますね・・・」
三平「もうおわりだ・・・僕の婚期はドンドン遠のく・・・こんちくしょー!!」
シディ「あぁ!三平さんの機嫌が悪くなってしまったぞ!!」
顔がとんでもないことに!!
カゲチヨ「落ち着くんだ三平さん!!」
女性「どうされたんですか?」
三平「あぁ・・・縁結びの神様に良縁祈願に来たんですけどどこに行けばいいかわからなくて・・・」
女性「でしたら一緒に行きませんか?私も良縁祈願にきたので。」
三平「ぜ、ぜひお願いします!」
良かった・・・女性と話して落ち着いたみたい・・・
sideヨ―メイ
そうして女性にメガネを渡してさ一緒に縁結びの神社に来ると早速神様を見つけました!
三平「神様!」
神様「え!?見えるの?」
三平「それよりー・・・素敵な女性に合わしてください!!」
神様「あぁ、いいよ。」
三平「やったー!!」
神様「でもお賽銭ないと・・・」
三平「やばい・・・100円しかない。細かく崩してきます!!」
神様「100円でいいんだけど・・・」
ドケチですからね・・・5円じゃないと許せないんでしょうね。
神様「えぇっと・・・そちらのお嬢さんも良縁祈願に?」
女性「はい・・・でももういいんです。見つかっちゃいましたし・・・」
まさか・・・
女性「はい!三平さんです!」
フィーア「えぇ!?」
カンナ「あんなドケチで微妙な見た目なのに!?」
女性「ドケチで・・・微妙な見た目な人が好みなんです。」
ヒサメ「すごいミラクル!!」
シディ「だが三平さんの理想は高いぞ・・・」
そうでした・・・
ヨ―メイ「歳のころは20代前半でハーバード大学卒業、元なでしこジャパンのFWで握力が30キロ、現在は宇宙物理学の研究員で山林王の一人娘じゃないとダメだって言うんですから望みすぎですよね・・・」
女性「まぁ!私、20代前半でハーバード大学卒業でなでしこジャパンの元FW、宇宙物理学の研究員で山林王の一人娘です!!」
えぇえええ!!?
カゲチヨ「凄すぎだろ・・・」
三平「遅くなりましたー!!」
フィーア「三平さん!もう祈願しなくていですよ!」
三平「どういうことですか?」
女性「私三平さんが理想なんです!」
カンナ「しかもこのゆみこさん理想とほぼドンピシャなんだよ!」
三平「え・・・僕でもいいんですか?」
ゆみこ「私で良ければ・・・」
三平「でも握力は・・・」
女性「23キロです。」
三平「じゃあダメだわ!!」
何言ってるんですかこの人・・・