妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋   作:ikkun

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カンナのアボカドの言い訳

sideカゲチヨ

今日はカンナが肉じゃがを作ってくれるというので俺たちはカレコレ屋で待っていたんだが・・・

 

シディ「カンナお帰り!」

 

ヒサメ「じゃがいも買ってきたの?」

 

カンナ「いや、ジャガイモが売り切れてて代わりにアボカドを使おうと思ってるの。」

 

フィーア「えぇええ!?」

 

ヨ―メイ「合うんですかそれ!?」

 

カンナ「皆落ちぶれてよ。」

 

なんだと!?

 

カンナ「あぁ、間違った落ち着いて。これには訳があるの。アーシは最近凄い法則を聞いてきたの。アボカドに関する法則なんだけどファラデーアボカドの法則というものなの!」

 

カゲチヨ「ファラデーアボカドの法則?」

 

sideカンナ

 

昔々の話・・・

 

カンナ「ファラデーというお侍がいたんだけど・・・」

 

ヒサメ「えぇ!?外国人っぽいのに侍だったの!?」

 

カンナ「きっと帰国子女だったんだよ。侍の株を買って侍になったんだよ。」

 

ヨ―メイ「ファラデーって蝋燭と科学で有名な人間じゃなかったんですか!?」

 

でもファラデーは自分は侍じゃなくて弁当の路上販売屋の方が向いていると思っていたの・・・だから父親である徳川家康に相談しました・・・

 

カゲチヨ「徳川家康の息子にファラデーっていうのなんて聞いたことないんだけど!?」

 

カンナ「きっと隠し子で養子だったんだね。そうしてファラデーは・・・」

 

ファラデー「家康父さん!僕お弁当の路上販売がしたいんだ!」

 

すると家康は・・・

 

家康「YES!」

 

と答えました。

 

シディ「良かったな!」

 

ヒサメ「ダジャレじゃん!!」

 

フィーア「どんどん言い訳がカオスになってきましたね・・・」

 

そうして認めてもらったファラデーは早速オリジナルのお弁当を考案して売り出しマンデーからファラデーまで働いても売れませんでした。

 

フィーア「フライデーですよね?」

 

とうとう商売も行き詰ってしまいました・・・

 

ファラデー「ああ・・・侍だったころは刀を振り回して金品を脅し取ってもお咎めなしだったのに・・・」

 

ヨ―メイ「前の評判があるから売れないんじゃ・・・」

 

もうやめて年収五千万の領主に戻ろうかと考えていたころでした・・・

 

ヒサメ「最低すぎるボンボンじゃん・・・」

 

一人の老人が現れました!

 

カゲチヨ「この展開・・・老人は仙人か精霊ってのがおちだよな。」

 

向かいで小料理屋を営む大山田久左衛門と申します。

 

カゲチヨ「身元しっかりしてた!?」

 

久左衛門「思うのですが、アボカドを使うのはどうでしょうか?私の店ではアボカドサラダが女性に大人気でアボカドを使えば間違いありませんよ。」

 

と親切にも教えてくれたのです。

 

シディ「優しい人間なのだな。」

 

ファラデーはそんななれ馴れしいおいぼれが許せなくなり余ったお弁当を久左衛門の顔にたたきつけました!

 

シディ「うぬ!?どうしてだ!?」

 

ヨ―メイ「どこまで最低な奴なんですか!?」

 

ひと暴れしたファラデーは目の前の犬を蹴飛ばしながら家に帰ると近所の子供が持っていた紙風船を踏んずけて眠りにつき翌朝ためしにアボカドを入れてみました。

 

ヒサメ「結局入れるんだ!?」

 

フィーア「もう帰る途中にも息を吸うかのように最低好意を行っててヤバいです・・・」

 

するとどうでしょうか!?全くと言っていいほど売れなかったお弁当が女性にバカ売れ!それからはもう商売が面白いのなんの!

 

ファラデー「やっぱり街角(まちかど)にはアボカド!」

 

ヨ―メイ「言いたいだけでしょ!?」

 

やがてファラデーは路上販売をやめて店舗展開に乗り出しチェーンを拡大していきました。

 

カゲチヨ「もう言い訳でもいいからどうなるのか気になってきた・・・」

 

ある日ファラデーは一件の小料理屋にいました・・・

 

ファラデー「悪いことは言わねぇ、店を俺達に譲りな。」

 

もはやファラデーの要求を拒むことはできません・・・それほどまでに店は勢いに乗っていたのです。

 

老人は怒りに震えていた老人は言いました。

 

久左衛門「あんた・・・!アボカドのアドバイスの恩を忘れたのか!」

 

シディ「久左衛門さんの店だったのか!?」

 

ヒサメ「マジで最低だね!?」

 

さらに久左衛門さんの孫娘を奪い自分の嫁にしてしまいました。

 

カゲチヨ「普通ならそこで娘と協力してファラデーを討つ展開だと思うけど・・・」

 

残念ながら孫娘もアボカドのトリコになりました。

 

ヨ―メイ「とんだ尻軽・・・いや舌軽女ですね・・・」

 

カゲチヨ「アボカドが凄いのかファラデーのコミュ力が凄いのかわからなくなってきたぞ!?」

 

ある日雑誌のインタビューを受けたファラデーはこんな質問を受けました。

 

取材陣「アボカドを入れたらいいというアイデアはどこから?」

 

シディ「それは久左衛門さんの・・・」

 

ファラデー「えぇ、僕のひらめきですね。」

 

全員「「ファラデー!!」

 

それ以降ファラデーアボカドの法則と呼ばれるようになりファラデーは死ぬまで君臨し続けたそうです。

 

sideカゲチヨ

 

カンナ「あははははは!!」

 

ヨ―メイ「爆笑しすぎでしょ!?」

 

ヒサメ「もう生きるのが嫌になってきた・・・」

 

フィーア「もう肉じゃが・・・じゃなくて肉アボカド食べましょう・・・」

 

カゲチヨ「絶対マズイ気がするけど・・・」

 

カンナ「大丈夫大丈夫!ちょっと改造すればいいだけ・・・まずご飯と海老とアボカドを一緒に握ってその後醤油じゃなくてマヨネーズをかければ・・・」

 

それ海老アボカドの寿司じゃねーか!!

 

 

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