妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋   作:ikkun

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出来る人とは?

sideヒサメ

今日は動画を撮影しようってことで公園に来たんだけど・・・

 

カゲチヨ「皆準備はばっちりか?」

 

シディ「カゲチヨ、それより撮影機材はどこにあるんだ?」

 

カゲチヨ「やべぇ・・・忘れた。」

 

カンナ「YOUTUBERが撮影機材を忘れて何をしろっていうの。」

 

カゲチヨ「すぐに取ってくる!」

 

ー数時間後ー

 

ヒサメ「カゲ、遅すぎない?」

 

フィーア「荷物の持ちすぎで職質でも受けてるんじゃないですか?」

 

カンナ「もうご飯食べにいかない?」

 

シディ「カゲチヨに伝言を書いておこう。」

 

そうして私たちは立ち去った・・・

 

カゲチヨ「はぁはぁ・・・あれ?皆どこだ?」

 

sideカンナ

そうしてカレコレ屋に集合したんだけど・・・

 

カゲチヨ「何で待っててくれないんだよ!」

 

カンナ「待てど暮らせど帰ってこなかったじゃん。」

 

カゲチヨ「仕方ないだろ!職質受けたり謎の英会話教室の先生にレッスンを受けるし獏の大群が道を塞いで通れないで!」

 

フィーア「ダメですよ・・・私たちあまりに仕事が出来なさすぎます・・・」

 

ヒサメ「そうだね・・・皆でなんとかしようよ。」

 

シディ「うむ、そうだな。」

 

ヤヨイ「皆さん!こんにち・・・あれ?何しててるんですか?」

 

カンナ「実は・・・」

 

アーシはヤヨイちゃんに事の経緯を話した。

 

ヤヨイ「なるほど・・・でも皆さん心配無用です!ジャーナリストとして数々のリーダーを見てきた私が必ずや皆さんをイケてるリーダーに変えてみせます!」

 

カゲチヨ「よろしく頼む!」

 

ヤヨイ「まずは身だしなみからですね。普段の町の人たちの依頼ならその服装でもいいですけど政府や警察の人も偶にカレコレ屋に来るんですよね?」

 

ヒサメ「まぁ、確かに変な依頼もあるけどね・・・」

 

ヤヨイ「まずはみんなで体にあった仕立ての良いスーツを着てください。」

 

ということで着てみた。

 

カンナ「おぉ!なんか社会人って感じがして引き締まるね!」

 

カゲチヨ「すげぇ!動き一つ一つが洗練されてるみたいに見える!」

 

ヒサメ「これがスーツの力!」

 

シディ「なんだか苦しいがこれなら舐められないということか?」

 

ヤヨイ「その通りです。スーツを着こなしていればカレコレ屋を騙そうとしてる客が来ても侮れないということで躊躇させる効果も期待できるんです!」

 

フィーア「確かに別人みたいだね!」

 

ヤヨイ「そしてもう一つ必要なことは・・・シディさん!25+17は?」

 

シディ「うぬ・・・32だな!」

 

カンナ「あれ?答えは42じゃ・・・?」

 

シディ「そうだったのか、カンナありがとう。」

 

カンナ「いやこちらこそ・・・ってなんでアーシまで感謝を!?」

 

ヤヨイ「そうこれもリーダーに必要なことなの!カゲチヨさんは答えるときは結構自信情けですし指摘されるとごまかそうとしてしまいますよね?」

 

カゲチヨ「うぐっ・・・確かに・・・」

 

ヤヨイ「だからシディさんの様に自信をもって答えて間違えたときは過ちを認めることができる人には必要なんです。」

 

フィーア「シディさんはお手本にぴったりということですね!」

 

シディ「なんだかわからんが褒めてくれてありがとう!」

 

やっぱり素直だ・・・

 

ヤヨイ「できる人は大胆な発想が必要なんです。カンナさん、今日は何がしたいですか?」

 

え?そうだな・・・

 

カンナ「ボティスの解体した後はゆっくり歴史の本でも読みたいかな?」

 

ヒサメ「すごい・・・ありふれた会話だったのに一瞬でサイコパスの解体と日常にやることを思い付いた・・・!」

 

ヤヨイ「良いですね!最後はスピーディーな仕事!カゲチヨさんできますか?」

 

カゲチヨ「ばっちり決めてやるぜ!確かトイレの電球が切れてたから変えてくる!」

 

sideカゲチヨ

 

ありゃ?できないな・・・

 

カゲチヨ「どうして入らないんだよ・・・」

 

ぶぶぶぶ・・・

 

カゲチヨ「くそぉおお!入れぇええ!!」

 

ぶぶぶぶぶ!

 

あれ?なんか羽音が・・・あ

 

カゲチヨ「脇の下に蜂の巣が出来た・・・」

 

ヒサメ「そもそもカレコレ屋の依頼がスピーディーに片付くのはまれだからね。」

 

カンナ「大体依頼が個性的だったり騙してくるのばっかだもんね・・・」

 

本当に出来る人ってどんな奴なんだろうな・・・

 

クリス「おーい!皆ー!今日は鬼ごっこでもして遊ぼうぜ!」

 

ヤヨイ「休日とはいえ大人が高校生を誘って鬼ごっこ!?大胆は発想ですね・・・」

 

ヒサメ「それよりもカゲの脇の下に蜂の巣ができちゃったの!お父さんなんとかできる?」

 

クリス「うーんそうだな。俺が一瞬で蜂の巣ごと蜂を細切れにして蜂の子炒めにするか!」

 

ヤヨイ「大きい声に自信たっぷりな意見!」

 

フィーア「待ってください。野生の蜂なので寄生虫がいるかもしれませんし蜂の子炒めは今度にしてください。」

 

クリス「そうか・・・悪かった。」

 

ヤヨイ「間違いを素直に認めた!」

 

クリス「そりゃ!」

 

ズババババっ!!

 

カゲチヨ「蜂の巣を素早く処理!!」

 

できる男だ!!

 

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