妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋 作:ikkun
いま構想を練っています。
カンナの泳ぐ姿はヒサメが空を飛ぶ感じです。
sideヒサメ
今日は皆で海に来ていた。
「綺麗な水平線!輝く太陽!そして美味しそうなグルメの香り!」
ホントにたのしみだったんだから!
「ヒサメは元気だな。」
シディも笑顔で私のテンションに同意してくれる。
「ほらっ!ヒサメちゃんもフィーアちゃんも日焼け止め塗ってよね!」
「はーい」
「別に日焼けとか気にしないんですけど・・・」
カンナちゃんに注意されて私たちは日焼け止めを塗る。
ちなみに私は水色、フィーアちゃんは白、カンナちゃんは黒の水着だ。
「…似合ってるな。」
「ん?何か言った?」
「何でもねーよ!」
カゲが何か言った気がしたが聞こえなかった。
「カゲチヨ大丈夫ですか?」
「お、おう・・・」
カゲは日差しが嫌なのか戸惑った様子だった。
「もうお前ら遊んで来いよ。」
「え?カゲは?」
「ちょっと休憩したら行くよ。」
カゲは荷物番ということで遊ぶことになった。
sideフィーア
ということで遊ぶわけなのですが・・・
「まずはビーチフラッグ!」
「用意がいいな。」
そう、ヒサメちゃんが色々と準備していたのに私たちは驚きました。
「あれ?そういえばカンナちゃんは?」
ヒサメちゃんが聞くと
「ああ、カンナならもう海で」
「あははははは!楽しー!」
シディさんが指した先にあったのは
手を水でできたひれに変えてジェットスキーのように泳ぐカンナちゃんの姿でした。
「何あれ?」
「水しぶき凄すぎだろ・・・」
他の人も驚いています。おそらくリヴァイアサンの能力ですね・・・
「うむ、楽しそうだな。」
「まぁぶつからないように気を付けるだろうし私たちもやろう!」
まぁ確かにそうですね。
するとヒサメちゃんが
「ただ勝負するだけじゃつまらなくない?」
と言ってきた。
「こうやって勝負するなんて滅多にないんだし本気でやろうよ。」
「なるほど・・・」
シディさんも乗り気ですね・・・!
「いいんですか?本気で走ったら二人とも抜いちゃいますよ?」
「じゃあ負けた方がジュースおごりね!」
「望むところだ!」
私たちは走り出しました。
そして
「ふふふ、私の勝ちですね。」
「やはりフィーアは速いな・・・」
「くやし~もう少しだったのに!」
けど砂浜がボコボコになりましたね・・・
「私とシディさんで治しておきます。ヒサメちゃんはその間にジュースを買ってきてください。」
「いいの?私も手伝うよ?」
「大丈夫だ。カゲチヨの様子も見てきてくれないか?」
「わかった。」
「あ、じゃあアーシも行く!」
カンナちゃんも上がってきたので一緒に向かいました。
すると
「さっきのビーチフラッグすごくかっこよかったです!よかったら遊びませんか?」
さっそくシディさんがナンパされる。
「これから後かたずけをしないといけなくてな・・・それに友人と来てるんだ。」
シディさんはそう言って断りますが
「知り合いってその子とさっきの二人ですか?私たちのほうが良くないですか?」
懲りずにアピールしてきてます。ホントにしつこいですね・・・
しかしシディさんは考えたのち
「では頼む。」
「シディさん!?」
私は驚くがシディさんは彼女たちとともに片付けをし始めた。
は~・・・やっぱそういうことですよね。
sideカンナ
アーシたちはカゲチヨの様子を見にパラソルのところに来た。
「調子どう?」
「大丈夫だ。そもそも海は眺めて楽しむもんだって。」
「なんか陰キャぽい・・・」
「うるせぇ!」
ホントにお似合いだよね~!あの二人!
「じゃあ、アーシたちはジュース買ってくるから!」
「おー」
こうしてアーシたちはジュースを買ってきたんだけど・・・
「あれ・・・?私たちのパラソルどこだっけ?」
「うーん一旦シディのところ行くあそこならまだ穴があるから目立ってるんじゃない?」
「そうだね!」
アーシたちが向かおうとすると
「あれ~もしかして迷子?」
「よかったら俺たちと遊ばな~い?」
まさにテンプレ的な不良のナンパが来た・・・
「もう迷子じゃないので結構です。」
「人を待たせてるので・・・」
アーシたちが断ると
「親切心を無下にしようとするの?」
そういってアーシたちを連れて行こうとする。
すると
「俺の連れにちょっかい出すの辞めてもらっていいすか?」
カゲチヨが現れた。
「あん?痛い目見たくなかったら貸してくれよ?俺たちに勝てないだろ?」
「それはどうかな?」
一触即発の空気に陥ってしまったけどその時
「おーい!二人とも。」
「探しましたよ・・・あれ?貴方たちって・・・」
シディとフィーアちゃんがやってきた。
すると男たちは怯えた様子で
「げっ!?お前は!」
となんか二人のことを知ってる様子だった。
「どこかで会った気がするんだが・・・」
「ほらシディさん、あの勇敢な少年のお姉ちゃんをもてあそぼうとしたアイツ等ですよ。」
「ああ!思い出したぞ!それで俺の仲間に何の用だ?」
シディが威圧すると
「すみませんでした!あなたたちの連れとは知らずに!」
「さようならー!」
男たちは去っていった。
「シディ、フィーア・・・お前たち何やったんだよ・・・」
「それは後で話します。」
「ねえカゲ・・・助けに来てくれてありがとう・・・」
ヒサメちゃんがお礼を言う。
「別に・・・アイツ等追い払ったの二人だし・・・そもそもカンナと一緒なら余裕だっただろ?」
「そんなことないよ!滅茶苦茶カッコ良かったよ!ね!ヒサメちゃん!」
「うん・・・嬉しかったよ・・・」
「そ、そっか・・・」
sideカゲチヨ
数時間楽しんだ後俺たちは帰る準備をしていた。
すると
「ねぇ・・・カゲは今日楽しかった?」
ヒサが急にそんなことを聞いてきた。
「なんだよ?急に?」
「カゲが日光ダメなのに私たちだけ楽しんでちゃってたのかなって・・・」
気を使わせちまったな・・・
「大丈夫だっての。」
「ねぇカゲちょっと海岸まで行こう!」
そういってヒサは俺を押して行った。
そして
「えい!」
「何すんだよ!」
「カゲもちょっとは遊ぼうよ!」
俺は替えの服もないのに水を掛け合った。
それがひとしきり終わるとヒサが
「またどこかに遊びにいこうね。」
と笑顔で言ってくれた。それが俺にとって最高の思い出になった。