妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋   作:ikkun

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勉強すると・・・

sideカゲチヨ

今日は昼ごはんを食べていた・・・

 

ヨ―メイ「私なんかと食べてたら雰囲気悪くならないですかね?」

 

ヒサメ「ネガティブすぎるよヨ―メイちゃん・・・」

 

あー・・・

 

ヨ―メイ「どうしたんですか?あの人。」

 

ヒサメ「来週テストあるから勉強したくないみたいなの。」

 

なんで勉強ってしなきゃならないんだよ・・・

 

ヒサメ「ほらカゲ!終わったら勉強するよ!今日中にわかんないとこ洗い出して明日先生に聞きに行かなきゃなんだから!」

 

カゲチヨ「そういえばカンナとフィーアは?」

 

ヒサメ「二人とも図書館で勉強して外でお昼取ってると思うけど。」

 

くそー!勉強の虫め・・・って質問・・・それだ!

 

そして翌日・・・

 

 

教師「ここはこの公式でやるんだ・・・」

 

ヒサメ「なるほどー。ありがとうございます!」

 

カゲチヨ「先生!僕も質問があります!」

 

教師「えーと妖精王と一緒にいる・・・カゲチヨくんだったな?」

 

クリスいなかったら存在忘れられてる発言・・・

 

カゲチヨ「どうして勉強しなきゃならないんでしょうか?」

 

教師「そりゃ勉強する場所だからだろ。そもそも将来大変だぞ。いい仕事を選べなかったり。」

 

カゲチヨ「いい仕事って?」

 

教師「働く時間の割に高い給料がもらえる職業だ。基本的に頭を使う仕事は体力だけの仕事より高い給料がもらえるからな。」

 

カゲチヨ「でも社長でも中卒の人はいますよね。」

 

教師「それは生存者バイアスがかかっているな。なんらかの成功した事象のみを基準として失敗した事象が見えなくなることだ。経験談を残してるのは成功者だがその人が中卒だからといって勉強せずに何者にもなれなかった奴らはどれだけいると思う?」

 

それは・・・

 

教師「そもそも学校の勉強は報われる確率が高いんだ。学校の勉強程努力が報われるものなんてないと思うぞ。」

 

はぁ・・・

 

sideヒサメ

 

ヒサメ「何?さっきの質問。」

 

カゲチヨ「なんで勉強しないといけないのか気になってさー・・・」

 

で、どうだったの?

 

カゲチヨ「いまいちピンとこなかったな・・・」

 

ヒサメ「私は勉強は努力する練習でもあると思う、先生も言ってたじゃん報われる確率が高いって。努力した経験って大切だと思うんだよね。学生時代運動頑張った人が成功する確率が高いってそういうことだと思うし、学校の勉強も頑張れない人に何ができるのかって話よ。」

 

カゲチヨ「うぐっ・・・運動頑張るし。」

 

カゲ運動嫌いじゃん・・・

 

ヒサメ「考え方も養うことができると思うんだけど?課題を解決するときに考え方を鍛えているとできる人とできない人って別れると思うけどな。」

 

カゲチヨ「え?勉強って言われたことを言われた通りにやることじゃないの?」

 

ヒサメ「違うよ!自分の頭で考えてうるんだよ!?」

 

確かに日本の教育はそういうところ多いけれども!

 

sideカゲチヨ

 

ダメだ!ヒサは勉強が出来過ぎて喋っているわけがわからねぇ!

こうなったら勉強と縁遠いやつに聞こう・・・

 

カゲチヨ「シディ!フィーア!」

 

フィーア「どうしたんですか?テスト中に。」

 

シディ「フィーアの勉強を見てたんだがどうした?」

 

カゲチヨ「なんで人は勉強するんだ?」

 

フィーア「随分哲学的ですね・・・」

 

シディ「?それは楽しいからだろ?何かを学ぶということは世界の見え方が変わるということだ。世界の見え方が変わるというのは楽しいだろ?」

 

な、なるほど?

 

シディ「それに人類の知恵をいい感じにまとめたものを俺たちは簡単に学ぶことができるんだぞ?お得でもあると思うがな?」

 

フィーア「私は実生活でも十分に役に立つと思うからですよ。そもそもカゲチヨがいつも考える策だって科学や数学が無ければ成り立ちませんし相手を騙すのだって国語力が無ければできません。貴方だって無意識に勉強してることを出してるんですよ。」

 

うぐっ・・・そう言われると確かに・・・

 

フィーア「それに戦闘でだって血液の弾丸を撃つ角度の計算によって味方を傷つけることなく制圧可能ですし科学の知識で血液の成分を利用した技だってできるんですよ?」

 

そうだった・・・シディは知らないことは多いけど勉強は嫌いじゃなかったしフィーアだって戦闘脳だけど拳法使ったり戦い方は結構頭脳派だった・・・

 

シディ「俺は勉強は人生をよりよくする技術だと思うぞ。」

 

フィーア「参考になったら幸いです。」

 

そうして俺は自分の部屋に戻ろうとしていると・・・

 

カンナ「あれー?カゲチヨじゃん!今日はキモ5と遊ばないの?」

 

カンナが本を抱えてこっちに来ていた・・・

 

カゲチヨ「凄い量だな・・・それは学校の図書室で借りた奴か?」

 

カンナ「そうだよ?面白そうなのばっかなんだ!」

 

カゲチヨ「・・・カンナはさ、勉強は何のためにすると思う?」

 

カンナ「そうだなー・・・好きなものを知るためにあるものかな?カゲチヨってゲーム好きでしょ?」

 

そりゃまぁ・・・

 

カンナ「そのゲームを作った会社の歴史、どうしてこのゲームを作ろうと思ってのか。何か大きな事件があってそれでどうやって危機を乗り越えて今このゲームを出したのかとか知るとよりゲームも面白くなると思わない?」

 

確かにそのためにゲーム雑誌では開発者インタビューとかあるもんな・・・

 

カンナ「それにゲーム機がどう動いてるのかや昔のゲームを知ればそれを元に新しいゲームを作れるかもしれないし昔にはこんなゲームがあって面白そうって思うことができるから勉強はして損じゃないんじゃない?」

 

なるほどな・・・

 

カゲチヨ「ありがとな、あと良かったら勉強教えて欲しいんだけど・・・」

 

カンナ「!?カゲチヨにしては珍しいね・・・テスト明日からだけど大丈夫?」

 

カゲチヨ「え?1週間前じゃ・・・」

 

カンナ「興味ないからそうなるの。とりあえずスパルタだね。」

 

そんなー!持ててきたところだったのにー!!

まぁでも皆の勉強に対する意見を聞けて良かったかな・・・

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