妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋 作:ikkun
sideカゲチヨ
俺とヒサ、シディとカンナはフィーアにカレコレ屋の防犯を高めるということで集まった・・・
フィーア「よくぞ来てくれました!」
ヒサメ「フィーアちゃ防犯を高めるってどうやって?」
フィーア「あぁ、おかえりなさい皆さん、経費の使用許可をもらってテレビで紹介されていたグッズを買ったんです!」
カンナ「テレビショッピングね・・・にしてもベタな・・・」
フィーア「最近カレコレ屋には怪しい依頼を持ち込んだり留守中を狙う奴も多いので粘着玉やカーペット、コンビニのカラーボールやあとフラッシュのトラップとかを経費で買っちゃいました!」
うーん役に立つのか・・・?
カゲチヨ「つーかこんなにいらねーだろ!確かに敵は多いけど無断で大量に買い込みすぎだ!」
カンナ「カゲチヨ!すぐにクーリングオフしよう!」
フィーア「えぇええ!もしかしたら鈴の吸血鬼をこれで捕まえられるかもしれないのに~!」
ヒサメ「これ私たちも引っかかる量だよ・・・」
シディ「うむ、クーリングオフしてこよう・・・」
よし、警備グッズ半分くらいだな。
フィーア「悪かったですからせめて性能見てから判断してくださいよ~!」
sideフィーア
フィーア「何ですか皆の馬鹿!!」
脳筋ってバカにしてくるから凄い防犯グッズで見返そうと思ったのに・・・
フィーア「あれでもし鈴の吸血鬼を捕縛できても知りませんからね・・・ん?」
あれは鈴の吸血鬼用の刀の妖刀血吸・・・
私は質屋で買い手を探してみましたが・・・
質屋「うーん、これ妖刀だね・・・うちそういういわくつきのものはちょっと・・・」
質屋「対吸血鬼用・・・ちょっとマニアックすぎるかなー・・・」
全く売れませんでした・・・
フィーア「あぁもう!何なんですか!全く売れません!!」
大体経費はカレコレ屋の役に立つものを買うものじゃないですか!
節約してたら防犯なんてできませんよ!
私はムカついて手刀の斬撃を空に向かって放ちまくっていたら・・・
フィーア「ぎゃぁああ!鳥が沢山降ってきました!!」
そうして鳥をなんとか復活させた私は佇んでいました・・・
フィーア「カゲチヨの大事なもの持ち出してしまいました・・・もう帰るに帰れませんよ・・・」
蜘蛛の異宙人「おい、その武器と手刀珍しいな。」
ガキン!!
私はとっさに手刀で受け止めます!
フィーア「何ですか?貴方?」
蜘蛛の異宙人「俺はメタルスパイダー・・・異宙の珍しい武器やその材料になりそうな生物を狩るもの・・・その刀はもちろんだが一番欲しいのはお嬢ちゃんの空をも割る斬撃を放つその腕・・・切り取らせてもらうぞ!」
いかれてますね!
ズゴン!
私はとっさにメタルスパイダーを橋から蹴り落としました!
そして・・・
フィーア「警察の皆さん、この人私を狙ってくる変質者です。なんか鳥のたちもビビらせて落下させてました。」
警察官「何ィ!動くんじゃない!」
メタルスパイダー「なっ!ちょっと待・・・」
警察官「逃がさないぞ!!」
さてこれからどうするか考えないと・・・
sideヒサメ
フィーアちゃんには悪いことしちゃったなぁ・・・
ヒサメ「買い込みすぎだったけどどれも役に立ちそうだったし・・・」
シディ「そうだな、フィーアも考えて買ってくれたというのに・・・」
カゲチヨ「甘いんだよ・・・鈴の吸血鬼やトッププレデターたち相手ならもっと強力な罠じゃねーとダメだろ?まぁ頭ごなしに否定したのは悪いと思ってるけど・・・」
だよね・・・
カンナ「まぁ、謝るのは決定として最近武器狩りが流行ってるの知ってる?」
何それ?
カンナ「なんか最近横行してるみたいなんだけど犯人は異宙最強を目指して珍しい武器やその材料になりそうな生物を狩ってるらしいんだよ。」
シディ「異宙最強とはまた大きな目標だな・・・」
カゲチヨ「最強ね・・・地球が転生しても男の馬鹿さ加減は変わらねーよな。皆YOUTUBEの見過ぎなんだ。俺だけじゃねーんだ、だからヒサが俺のYOUTUBEの視聴時間のことを注意するのは間違ってるんだ!」
ヒサメ「結局そこに着地するんだ・・・っていうかよそはよそうちはうちだから!」
カンナ「まぁでもこのメンツで狙われるって言ったらやっぱりシディかフィーアちゃんじゃない?なんたって素手で兵器レベルの威力だせるんだし。」
シディ「俺は昼の間だけだけどな。」
すごいよね・・・
sideフィーア
メタルスパイダー「待て!俺は武者修行の傍ら最強の武器を求めて放浪してんだ!そしてさっきみて分かった!あの威力を放てる腕を材料にした武器なら最強になることができるだろう!」
冗談じゃないですよ!ビルの屋上までくるなんて!
フィーア「両腕切り落とされたら明日からどうやってご飯食べたらいいんですか!」
私は話しながら落ちてた木材を蹴り飛ばして応戦しますが・・・
メタルスパイダー「甘いな!」
すべて糸でからめとられて・・・
フィーア「ならこれでどうですか!」
私は血吸を思いっきり叩き付けますが・・・
メタルスパイダー「甘いな!」
ぐっ・・・首を捕まれました・・
メタルスパイダー「俺は運が良い・・・珍しい武器に強い肉体を持つ生物に出会えたんだからな・・・」
これはバチなんでしょうか・・・人の物を勝手に持って行って売ろうとしたから神様が私をしばこうとしています・・・
でも神様聞いてください・・・その人たちは私のことを脳筋と馬鹿にするだけでなくスイーツを勝手に食べる食いしんぼうや宿題のノートを勝手に写すクズ、隙あらば武器の試し切りをしようとするサイコパスと私の恋心がまるで伝わらない鈍感男なんです・・・さらには役に立つと思った提案も無常に却下される始末・・・
もういっそ刀を渡してその隙に逃げてしまおうか・・・
いやそれだと私はあの人たち以下になってしまいます・・・皆あの年だと性格を改善するのは難しい・・・なら私だけでも改善の一歩を・・・
フィーア「大人になるの!私!」
私は思いっきり奴の腹を蹴り飛ばしてビルから落ちます!
メタルスパイダー「だぁあ!?なんてことを!」
奴がのぞき込みました!
フィーア「隙ありです!!」
私は顔面に思いっきり手刀を叩き込みました!
メタルスパイダー「げぼおお!!」
顔面が変形して気絶しましたか・・・
フィーア「ちゃんとこの刀は返しましょう・・・カゲチヨのところにあった方が一番輝いてますし・・・」
そうしてカレコレ屋に帰ると皆がさっきは頭ごなしに否定してごめんと誤ってくれました・・・
カゲチヨ「そういえば妖精王から荷物が届いてさーなんと全員分の血吸が届いたんだよー!!」
カンナ「おぉ!この赤い模様!カッコいい!」
フィーア「え?これってカゲチヨ専用のものじゃ・・・」
シディ「クリスが量産体制を敷いたらしいぞ!」
ヒサメ「これで鈴の吸血鬼も怖くないね!」
・・・・
カゲチヨ「あれ?それ俺の予備の奴じゃ・・・」
バキッ!
カゲチヨ「あー!!何で折ったの!?」
皆・・・私もう疲れました・・・