妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋 作:ikkun
sideカゲチヨ
その日俺たちはクリスに呼び出された・・・
クリス「実は今日は頼みたいことがあってね・・・」
ヒサメ「依頼なら受けるけど・・・」
カンナ「なんか巨大な装置あるけど・・・」
フィーア「嫌な予感がします・・・」
クリス「ちょっと江戸時代にタイムスリップして文化とか生活調査してくれない?」
なんかいきなり話が壮大になったんだが!?
シディ「どうしてだ?」
クリス「江戸時代はリサイクル精神にあふれてて古紙を買う業者がいたり使い終わった油も買い取る業者がいるほどだったから詳しく調べていけば現代で活かせる制度とかあると思って。」
ヨ―メイ「責任重大すぎませんか!?」
クリス「じゃあタイムスリップ!」
カゲチヨ「ちょ・・・ぎゃぁああ!」
まだ心の準備がぁああ!!
sideヒサメ
いたたた・・・
カゲチヨ「ここは・・・木造建築にちょんまげ・・・」
シディ「さらには男は肩を出した着物姿・・・」
カンナ「完全に江戸時代だね・・・」
フィーア「侍とかいますかね・・・早速道場破りに行ってきます!」
ヒサメ「秒で切り捨てごめんにされそうだからやめて。」
カゲチヨ「でも強さ見込まれれば侍ルート行けるかもな・・・」
でも取りあえず拠点を探さないとね・・・
ヨ―メイ「とはいえこの時代でどうやって・・・」
おばさん「ねぇ、あんたら住む場所ないのかい?」
ヒサメ「はい・・・どこかに長屋とかあったら教えて欲しいんですけど・・・」
おばさん「ちょっと源さんどこか知ってるかい!?」
源「なに!?ちょっと3丁目のヤス呼んで来い!」
おばさん「5丁目のところなら面倒見てくれるんじゃない?」
源「あぁ、そうだな。」
な、何が起きてるの!?
ヨ―メイ「なんかトントン拍子に話が進んでいきますけど・・・」
シディ「優しい人たちが大勢いて良かった!」
カゲチヨ「優しいのレベル通り越してる気がするけどな・・・」
取りあえず私たちは近くの長屋に厄介になることになった・・・
sideカンナ
江戸時代の朝は早い・・・
管理人「おい、いつまで寝てんだ!居候はお客様じゃねぇんだぞ?」
フィーア「すみません・・・」
管理人「せっかくの朝餉が冷めちまう。」
ヒサメ「朝ごはんまですみません・・・」
管理人「目の前で腹ぐうぐうならされても困るしな。」
おぉ、まさに江戸の人情って感じ!
カンナ「歴史小説で知ってたけどやっぱり人情深いよね。」
ヨ―メイ「まぶしすぎます・・・」
えっと・・・朝ごはんは・・・
シディ「白米とみそ汁と漬物だけか・・・」
カゲチヨ「マジで一汁一菜だな。」
ヒサメ「よく噛んで食べないと・・・味噌汁具がない・・・ごはんと漬物かんでなんとかしないと・・・」
フィーア「ぐっ・・・知っていましたが甘いものが無いのはきつい・・・ぜんざい・・・団子・・・」
管理人「なら働き口見つけないとな!」
でも贅沢言わなければ結構優しくていい食事かもね。
アーシたちは管理人さんにアーシたちの経験してる何でも屋を長屋をお客さんの相談の部屋として使わせてもらう許可が出た。
シディ「江戸時代は困ってる人がいるから結構な頻度でお客さんが来るな!」
カゲチヨ「でも依頼ない日はマジで無一文になる危険性があるから定職にもつかないとな・・・」
ヒサメ「あぁ・・・やっぱり禁止されてても肉は食べたいよ・・・」
カンナ「江戸時代では猪肉をぼたん、鶏肉をかしわってよんで食べてたみたいですし漁師とかに分けてもらうか最悪フィーアちゃんが狩るしかないね。」
フィーア「そうですね・・・狩り以外の収入源をどうするか・・・」
おばさん「あらあんたたち、何でも屋以外でも働き口探してるのかい?源さん!仕事探してるんだって!」
源「なに!?働く場所がない!?おい!誰か呼んで来い!」
ヨ―メイ「またデジャブです!」
結局仕事もトントン拍子で傘作りの仕事が決まった・・・しかも内職OKの・・・
カゲチヨ「もう江戸っ子の世話焼きが怖くなってきた・・・」
シディ「自分達でなんとかしようという精神で満ち溢れていて俺は好きだぞ!」
シディ江戸っ子向いてそうだもんね・・・
sideフィーア
こうして昼後に仕事が始まるので私たちは長屋に帰ってきました・・・
管理人「仕事見つかったんだな!じゃあ昼飯食って精をつけないとな!」
お昼は・・・魚があります!
ヒサメ「やったー!」
管理人「まぁ、昼を豪華にすんのが常識だからな!」
カゲチヨ「やっぱ魚は新鮮でうまいな!」
管理人「近所の奴からもらったいわしだからな!」
フィーア「こういうのも乙だな・・・」
ヨ―メイ「初仕事もなんだか頑張れそうです!」
そうしてお昼後私たちは頑張って働きました!
上司「いや~そこの金髪の子がものすごいスピードでこなしてくれたから助かったよ!」
シディ「傘を作るの楽しかったな!」
カンナ「唐笠もオシャレだしね。」
ヨ―メイ「単純作業ですけどフィーアさんがいれば楽勝でしたね!」
上司「じゃあ新入りたちには今夜晩飯食べさせてやる。」
カゲチヨ「まじっすか!ありがとうございます!」
そうして出されたのは・・・
ヒサメ「お茶漬けにたくあん・・・まさに一日の終わりって感じだね。」
ヨ―メイ「夜はもうちょっとガッツリでもいいんですけどね。」
上司「お前たち食いしん坊なんだな。そもそも一日三食はつい最近で菜種油が安くなったから夜にも活動しやすくなって三食の文化が根付いたんだ。」
カゲチヨ「なんか優しいものばっかり食べてるから眠くなってくるな・・・」
やっぱり江戸時代って健康に良さそうですね。
sideカゲチヨ
そうして仕事をしばらくしてるが大分早くこなせるようになった!
ヒサメ「ふぅ・・・もうお昼なんだね。」
カンナ「やっぱりネットも娯楽もすくないと時がたつのが遅いと思ってたけどやるべきことをやって効率的に動いてるからかなんか早く感じるね。」
フィーア「でも用意しないといけないのは面倒ですね。」
上司「なら外食するか?」
屋台か・・・
ヒサメ「そばに天ぷら・・・しかも安い!」
シディ「そばは・・・16文?」
カンナ「現代なら480円・・・ワンコインより安い・・・」
ヨ―メイ「てんぷらは四文・・・120円・・・!」
物価がすごすぎる・・・
上司「迷ってるなら寿司にすっか!」
それも気軽に食べられるなんて!
シディ「屋台の寿司か!楽しみだな!」
そうして出された寿司は・・・
ヨーメイ「す、酢飯が多いですね・・・」
ヒサメ「でも刺身の部分も大きいしおにぎりだねもう・・・」
これだけでお腹いっぱいになりそう・・・
カンナ「でも味は現代と一緒だね・・・でもサイズがサイズだけに値段は張りそ・・・」
店主「あぁ、それ6文ね。」
やっす!!
上司「締めにウナギでも食うか!」
う、ウナギ!?
ヒサメ「そうか・・・江戸時代はまだウナギ沢山いたから・・・」
ヨ―メイ「うなくし・・・最高です・・・」
カゲチヨ「現代と変わらぬ味・・・流石たれが現代に受け継がれるだけあるぜ・・・」
江戸最高すぎ・・・
sideクリス
さて・・・そろそろ戻すか。
きゅいんん・・・
クリス「あれ?ヒサメなんか痩せてない?カゲチヨもなんか顔色いいし・・・」
カゲチヨ「あぁ、江戸時代で結構眠る時間が多かったり健康的に働いたからな。」
ヒサメ「現代よりも健康的になっちゃった!」
なるほど・・・江戸の食事にはそんな効果が・・・
カンナ「あ、江戸時代は自治もしっかりしてて人情の町だったよ!職探し全然困らなかったし!」
ヨ―メイ「現代では高めの食事も全然安かったです!戻してください!」
なるほど・・・俺も暮らしの一部を政治に取り入れないとね・・・