妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋 作:ikkun
sideカゲチヨ
俺達はオーナーの依頼でまた厩舎の管理をすることになり金田さんのレイワホースを鍛えることになったのだが・・・
実況「さぁ!始まりました!放送局周囲2キロを走るこのミニマラソン!解説さんは誰に期待しますか?」
解説「やはりレイワホースですかね~もともとは劇用馬でしたがG1で多様性枠で出走!どんな役でもなりきる特徴を生かしなんとあの妖精王の森で作られたカイソクコウテイにあと一歩のところまで迫りましたからね!」
実況「確かに!今や今年を代表するタレントとなっておりますがこの芸能界の走り自慢たち相手でもその実力を見せてくれるのか!?」
そう、レイワホースは今や時の馬すっかり芸能界に引っ張りだこになっていた・・・
フィーア「ふふふ・・・期待値は上場ですね・・・」
カンナ「いい?ももは高く上げて腕を大きくふるの!」
金田「昨日も撮影でしたし無理しない方が・・・」
カンナ「何を言ってるの!ぶっちぎりでゴールしてスポーツメーカーからCM契約を取れるんだよ?」
金田「でも・・・何か大事なことを忘れているような・・・」
ヒサメ「そういうのは案外大事でないことが多いので大丈夫です!」
そうしてレースがスタートした!
パンっ!
シディ「頑張れ!レイワホース!」
解説「いきなり飛び出したのはやはり元陸上選手の鴨鹿隼人!そして期待のレイワホースは・・・」
カゲチヨ「な、何!?ビリッけつだと!!」
カンナ「なにやってるの!もっと腕を振って!」
ヨ―メイ「やっぱり休ませるべきだったんですよ!台本無しでも走れるようになったからって調子乗り過ぎだったんですよ!」
くそっ・・・なんてこった!
金田「何か・・・忘れているような・・・」
実況「すでにヘロヘロになっているレイワホース」
ヒサメ「頑張ってレイワホース!」
子ども「ねえねぇ、なんでお馬さんなのに二本足で走るの?」
え?
レイワホース「!」
ピュー!!
フィーア「やった持ち直しましたよ!」
実況「おぉ!レイワホース!ものすごい追い上げだ!四本足ですごい追い上げだ!」
カンナ「いけー!させー!」
金田「はっ!思い出した!」
実況「さぁ!どっちになるのか・・・」
ダダダっ!!
実況「これは・・・レイワホース優勝です!!」
やったー!!
カゲチヨ「これでスポーツメーカーのCM契約が取れる!!」
金田「いやしませんよ!契約なんか!」
カンナ「え?どういうこと?」
金田「見なかったんですか?レイワホースのあの走りを!」
フィーア「あぁ、四本足で犬みたいに走ってましたよね・・・私の教えた走りじゃないですけど・・・」
金田「いや、馬です!それにレイワホースは競走馬ですよ!」
ヨ―メイ「すっかり忘れてましたね・・・」
金田「だからもう一度チャレンジしましょう!競馬に!」
ヒサメ「競馬に?」
金田「だってもうレイワホースは競走馬の顔になってるじゃないですか!」
そうだった・・・もともとこの依頼は厩舎の依頼だった・・・
カンナ「すっかり芸能人のマネージャーみたいなことしてたね・・・」
シディ「うむ!またやろう!」
こうして俺たちは年末の大一番有馬記念を目指すことになったのだった!