妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋 作:ikkun
sideカゲチヨ
俺とカンナ、ヨーメイは急遽クリスに料亭に呼び出されていた・・・
クリス「お前らを呼んだのは他でもない・・・奴がついに動く。」
カンナ「・・・お父さん、それは確か?」
クリス「間違いないよ。奴の周りには常に俺の密偵が張っている。奴もそれに感づいてなりを潜めていたけど我慢比べは俺みたいな年の功が物を言う。我慢できず動き出した。」
ヨ―メイ「クリスさん・・・本気なんですね?」
クリス「当然だよ。僕はもう後手に回るつもりはない、多少強引でヒサメやシディなんかがガタガタ言うなら僕は腹を切る覚悟だ・・・決戦だよ。奴の企てだけじゃない、奴自身も潰す。」
カンナ「そう・・・お父さんがそのつもりならアーシたちの命も預けるよ。」
クリス「ふっ・・・期待してるよ。」
・・・・・・
カンナ「ところでさ、一つ確認したいことがあるんだけど・・・」
ヨ―メイ「奇遇ですね、私もです・・・」
カンナ・ヨ―メイ「奴って誰かな?」
カゲチヨ「やっぱり知らなかったのかよ!?」
俺何も知らないのに三人ともシリアスだから言えなかったけどよ!!
奴の正体がわからないまま翌日になってしまい俺たちは遊園地の入り口に来ていた・・・
七田「おーリル!悪い悪い遅れちゃって。」
リル「ううん、私も今来たところだよ。」
七田「あ、よかったー実は電車がさ・・・」
クリス「ふざけんなよ・・・くそ中学生が。リルはなぁ・・・お前が来るのを一時間も待ってたんだよバカヤロー・・・!!どうしてくれんのかな。人が手塩に掛けて育てた娘の人生を一時間も無駄にして・・・残りの人生全てで償わせてやろう。」(ライフル構えながら)
カゲチヨ「待てやぁああ!!もしかして奴って娘の彼氏か!?」
クリス「彼氏じゃねーよ!!あんなチャラついたサングラスかけた肌の黒い異宙人なんて絶対認めねーよ!!」
カゲチヨ「やかましーわ!俺はお前を王様だなんて認めたくねーよ!!」
カンナ「カゲチヨ!アーシもアンタがカレコレ屋のリーダーなんて認めないよ!」
お前は黙ってろ!
カゲチヨ「冗談じゃねーよ・・・こっちは学校も仕事も休みだから来たのに娘のデート邪魔するなんてやってられるか・・・」
クリス「ちょっと待って誰がそんなこと頼んだの?僕はただあの男を抹殺したいだけだ。」
もっとできるか!
クリス「あんなチャラ男にリルを幸せにできると思う?確かに年上だし異宙人だってことも加味したよ・・・色々悩んだ結果・・・もう抹殺しかないなって結論に・・・」
カゲチヨ「色々考えすぎだろ!マフィアかお前は!」
クリス「俺達の組織なんてほとんどマフィアみたいなもんだよ。」
カゲチヨ「大株主と王様がとんでもないこと言ったよ・・・」
クリス「それに父親は娘のためなら仏にもマフィアにもなるんだよ。」
カゲチヨ「ダメだ・・・話にならない・・・ヨ―メイこの親バカに何か言ってやってくれ。」
ヨ―メイ「誰がヨ―メイですか・・・殺し屋シープ13と呼びなさい。」
お前もかよ!?
ヨ―メイ「リルさんはこんな私にも優しくしてくれて陰キャの気持ちによりそってくれた人なんですあんな男にはやれません!!」
クリス「よし行くぞ!ヨ―メイ!」
お、おい!!
カゲチヨ「ヤバいぞ・・・アイツ等本当にやりかねない・・・カンナ、止めに行くぞ。」
カンナ「誰がカンナよ・・・アーシは殺し屋カンナ13・・・面白そうだからついていくねー!」
おいぃぃぃ!!
ーメリーゴーランドー
リル「あはは!」
七田「すげーなこれ!」
クリス「やりやがるなアイツ・・・馬が上下に動くからライフルや霊槍で狙いが定まりにくい・・・」
ヨ―メイ「それにスコープ越しだから気持ち悪くなってきました・・・」
カンナ「それよりこれいつになったら追い付けるの?」
追い付けるか!これメリーゴーランドだぞ!!
カゲチヨ「この土台ごと回ってるんだからな!永遠に周り続けろ!!っていうか早まったことしないであの二人引き裂く方法考えればいいんだろ?方法はいくらでもあるだろ?」
カンナ「なに?勝手についてきて?もしかして殺し屋同盟に入りたいの?」
お前らが血迷ったことしないか見張りに来たんだよ!!
ーコーヒーカップー
カゲチヨ「俺はお前らみたいに外見だけで判断はできないんだよ。」
ヨ―メイ「どう見ても悪い男ですよあれ!だってピアスで全身穴だらけですよ!生物なんて穴だらけなのにそこに自ら穴をあけるなんて理解できません!!」
お前の言ってることも理解できねーよ・・・
カンナ「ああいう年頃の娘はちょっと悪そうな男にコロッと行くものなの・・・そして火傷して大人になっていくの。」
カンナ、お前ホントにヒサと同い年か?
カゲチヨ「まぁ、恋なんて幻想ってことも多いしそれが壊れれば夢から覚めるでしょ。」
幸いここはうってつけだしな・・・
ージェットコースター ー
七田「俺駄目なんだよね・・・こういうの・・・」
リル「そうなの?私は乗ってみたいな!お父さんがこういうところは事故が多いからって止められてたし・・・」
七田「お前の親父っていつの時代の人間?まぁ、気持ち悪くなるし一人で・・・」
カンナ「動くな。」
七田「!?」
カンナ「騒いだら穴がもう一つ増えることになるよ?」
七田「や・・・やっぱり乗るか・・・」
リル「やったー!!」
よし・・・作戦は上手く言ったな・・・
クリス「大丈夫なのか?こんなんで。」
カンナなら大丈夫だろ・・・
カンナ「う〇こしろ、ジェットコースターが帰ってくるまでにしなかったら顔が焼けただれることになる・・・」
七田「えぇええ!?」
リル「どうしたの?嫌なら降りる?」
カンナ「降りたら焼け・・・」
七田「大丈夫ぅぅぅ!!」
そうしてジェットコースターは発車して終わった・・・
リル「七田さん・・・座高が高くなってない?」
七田「へへ・・・お前絶対引くだろ・・・ちょっともらしちゃった・・・」
ヨ―メイ「悪く思わないでくださいね・・・これもリルさんのため・・・」
リル「良かった~実は私もなの。」(嘘)
えぇえええええ・・・
クリス「おいぃぃ!どういうことだ!ますます仲良くなってるじゃねーか!!」
カゲチヨ「しらねーよ!って言うかリルどんな嘘ついてるの!!アンタの教育の方がどうなってんの!!」
そうして俺たちはしばらく休憩することにした・・・
クリス「なんてこった・・・まさかあれで嫌わないなんて・・・我が娘ながら盲目ってのは怖い・・・」
ヨ―メイ「平気で汚い嘘をつくことと言いこれは本気で・・・」
カンナ「やばいよ!お父さんあれ!観覧車の乗ろうとしてる!!」
クリス「なんだとぉぉぉ!!観覧車なんてキスするために作られたようなもんだぞ!!」
ヨ―メイ「急いで止めないとぉぉぉ!!」
三人とも走り去ってしまった・・・
カゲチヨ「愛や恋か・・・とっくに割り切ってたんだけどな・・・」
覚悟決めるか・・・
七田「リル、お前すげーよ・・・彼氏が脱糞したなんてもう終わったと思ったよ・・・」
リル「私はそれくらいで嫌いになったりしないよ!私が漏らしたって言っても引かなかったし。」
七田「そ、それはお前のことが・・・」
ばばばばば・・・
リル「へ、ヘリコプター!?」
七田「な、なんじゃありゃ!?」
クリス「殺し屋13お命頂戴する!」
七田「なに無茶苦茶なこと・・・」
リル「誰か助けて・・・」
がちゃ・・・
ヨ―メイ「な・・・邪魔をするんですか!!カゲチヨ!!」
カゲチヨ「誰だそりゃ?俺は愛の戦士、ブラッド13人の恋路を邪魔する馬鹿は消え去れ。」
ずごぉぉん!!
カンナ「血液のバズーカでプロペラを・・・ぎゃぁああ!!」
ドパーン!!
七田「ブラッド13!?」
リル「カッコいい・・・」
カゲチヨ「二人でいつまでも仲良くやりな・・・」
ふん・・・偶には悪くないかもな・・・
リル「待って!ブラッド13様!こんな脱糞野郎とは別れるから私と付き合ってください!!」
・・・・愛なんて・・・