妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋   作:ikkun

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母親代行!

sideカゲチヨ

俺とハヅキはクリスに呼び出されていた・・・

 

クリス「今日お前たちに来てもらったのは他でもない・・・この少子高齢化時代に子供を沢山生んでくれた母親に敬意を表して行う大事業のテスターになってもらう!」

 

ハヅキ「どういうことですか?」

 

クリス「お前たち二人は今日から一週間13人家族のママになってもらう!」

 

カゲチヨ「俺達男だぞ!?」

 

クリス「技術班の認識改変装置で母親がいなくなったことも気づかれずに安心して休めるという画期的なサービスだ!シディやゼクスは他に依頼があっていないしそれに混血の女性陣に任せたら家がカオスになるだろ?」

 

ハヅキ「ぐうの音も出ない正論。」

 

確かにそういう大家族の母親だと父親が休みで任せても落ち着かないことってあるし赤ん坊は母親の存在に敏感だけど・・・

 

ハヅキ「僕たち二人だと母親が二人いることになるんじゃ・・・」

 

クリス「設定を調節して一人でやってるように見えるからレッツゴー!」

 

そうして俺たちは依頼をした母親の家に行くのだった・・・

 

sideハヅキ

まさか朝五時に勤務とは・・・

 

カゲチヨ「ねみぃ・・・四時に準備させられて連れてこられるとは・・・」

 

早速朝ごはんと子供の弁当を準備しないと・・・

 

長男「あぁ、おはよう母さん。今日朝練早くてさ。30分後には出るから。」

 

カゲチヨ「嘘だろ・・・まず長男から取り掛からないとな・・・」

 

カゲチヨは長男のオーダーを聞きつつ弁当を用意する。

 

カゲチヨ「メチャクチャ材料使うから袋開けるだけでも結構ロスだな・・・」

 

空けてる時間すらもどかしいですもんね・・・

朝食のサンドイッチ作るだけでも結構手間ですね・・・

 

ハヅキ「卵サンドは作ったし・・・次はツナとか入れますか?」

 

カゲチヨ「でもシディが塩分にも気を付けた方が良いって言ってたからそれは・・・」

 

ヤバい・・・間に合わないけど子供が食べるから気にしないとまずいですね・・・

 

長女「お母さんおはよう。」

 

カゲチヨ「おはよう。」

 

長女「なんかゆうきがぐずってるよ。」

 

えぇ!?この子は末っ子ですよね・・・あぁ・・・でも長男の弁当も詰めないと・・・

 

長男「あぁ、なら自分で詰めとくから。」

 

長女「じゃあゆうきは私が見ておくよ。」

 

カゲチヨ「ありがとう!」

 

ハヅキ「やっぱり上の子たちはしっかりしますよね・・・」

 

依頼してくれた母親に感謝です・・・

 

sideカゲチヨ

 

朝食と弁当の仕込みが終わったら子供たちが学校に行く前にやらないといけないことを超特急で片付ける!

 

ハヅキ「体操着の詰め込みに連絡帳も書かないと・・・」

 

10冊もあったらもう事務員雇うレベルじゃね?

 

カゲチヨ「全然落ち着かねぇ…」

 

長女「おかあさん!かずととりかが喧嘩してる!」

 

えぇ・・・下の子たちはやっぱそうだよな・・・

 

ハヅキ「まずいです・・・他のこたちも連鎖的に切れ始めました・・・」

 

あるあるとはいえやめてくれ・・・

 

赤ん坊「うえぇええ・・・!」

 

長女「あぁ・・・ゆうきも泣き始めた・・・」

 

カゲチヨ「なんでぷ〇ぷ〇みたいに連鎖するんだよ・・・」

 

ハヅキ「せめて一連差で泊まってください・・・」

 

sideハヅキ

 

さぁ!朝食も片付いて次は送迎ですね!って車デカすぎませんか・・・大型の免許持ってるからいけますけど・・・

 

長女「自分で買ったのになに戸惑ってるの?」

 

さて・・・運転を・・・うぐ!

 

ハヅキ「大型久しぶりでちょっと怖いですね・・・」

 

長女「えぇ?この前まで気に入ってたのに?大家族とかは電車とか新幹線はお金がかかるし下の子がどっか行くからこの車しかないって言ってたじゃん。」

 

まぁそうですよね・・・

 

sideカゲチヨ

さて洗濯だけど・・・子供あやしながらだと全然落ち着かない・・・しかも・・・

 

赤ん坊「うえ~!!」

 

盛大にもらすから二度手間・・・

 

カゲチヨ「まぁ洗濯機二台あるしいけるか・・・ってそうだ朝の分の洗濯物がまだ・・・ついでにやるか・・・って重た!!」

 

もうこれで重量上げできるだろ!!

 

カゲチヨ「くそ・・・絶対依頼料上げてもらう!」

 

あれ?これ洗濯機15キロしかいれられない・・・けどこれ60キロくらいあるから・・・

 

カゲチヨ「5回回さないといけない感じ?」

 

いやぁあああ!!

 

sideハヅキ

 

帰ってきたらカゲチヨが真っ白になりながら洗濯してたので掃除を手伝ったのですが・・・

 

ハヅキ「二人係でも3時間近くかかるとは・・・」

 

カゲチヨ「恐るべし13人家族・・・」

 

そうだお昼食べてなかった・・・

 

カゲチヨ「コーヒー飲みながら食べるか・・・」

 

赤ん坊「うえぇええ!」

 

嘘でしょ・・・さっきまであんなにぐっすりだったのに・・・

 

カゲチヨ「何で泣いてるか全然わからない・・・もう手あたり次第にやるしかない!」

 

それからしばらくして・・・

 

ハヅキ「はぁ・・・はぁ・・・全力で楽しませたらやっと寝た・・・」

 

カゲチヨ「結局昼飯食えなかった・・・・」

 

泣きたくなるのはこっちですね・・・

 

そうして買い出しに行きます。

 

ハヅキ「13人分ですし・・・なるべく買っていきましょう。あ、このうどん特売ですね。腹に溜まるから大家族の味方ですね。」

 

いつもミナヅキと一緒に買い出ししてる経験が活きますね、ヤヨイ料理とか買い出しのセンスは全然ないですからね・・・

 

店員「合計5万です。」

 

うぐっ・・・見切り品や特売を買ったのに・・・恐るべし大家族・・・

 

そうして二人で荷物を運びますが・・・

 

カゲチヨ「はぁ・・・はぁ・・・絶対筋肉痛だこれ・・・」

 

ハヅキ「そうですね・・・やっとあの車の意味がわかりました・・・」

 

デカい車最高です!

 

ハヅキ「しかもこれだけ買って四日しか持ちませんからね・・・」

 

カゲチヨ「四日したらまたこの地獄を繰り返すのか!?」

 

下手したら一生筋肉痛と戦い続けることになりそうですね・・・

 

sideカゲチヨ

そうして晩飯を作ることになったが・・・

 

カゲチヨ「やっぱ炊飯器も鍋もハイキングや定食屋で見かけるのしかねぇな・・・」

 

ハヅキ「今日は中華にしましょう。一気に作れて大家族でも対応可能です。」

 

子ども「わーわー!」

 

うぐ・・・喧嘩したり連絡することで全然レシピとか見れない・・・

四苦八苦しながら名前のついた皿に料理を盛り付けて食べ始めたが・・・

 

長男「野球やるのか・・・」

 

長女「バラエティー見たいんだけど。」

 

次男「俺アニメみたいんだけど・・・」

 

やっぱなるよなチャンネル争奪戦・・・それが終わったら皿洗いだが・・・

 

ハヅキ「皿の量がもはや飲食店のバイト並ですね・・・」

 

給料良いからって飛びつくものじゃないよな全く・・・

そうして反省していると・・・

 

長女「・・・・」

 

長女が無言で手伝いをしてくれた・・・

 

カゲチヨ「あ、ありがとな。」

 

長女「まぁね、お小遣いのためにもこういうところでポイント稼いでおかないと。」

 

長男「ほらこうやって畳むと早いんだよ。」

 

次男「すげー!」

 

・・・・

 

ハヅキ「騒がしいけど楽しいですね。」

 

あぁ・・・そうして一週間過ごした・・・

 

クリス「で、どうだった?」

 

カゲチヨ「ちょっとヒサたちを育てたクリスを凄いと思ったよ・・・」

 

ハヅキ「事業としては良いと思いますよ。それにやりがいはあるので良いと思いますよ。」

 

クリス「おぉ、じゃあ報酬はそのやりがいってことに・・・」

 

カゲチヨ・ハヅキ「するわけない。」

 

クリス「ですよね~」

 

 

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