妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋 作:ikkun
sideカゲチヨ
今日は異宙のバーチャルシュミレーションで微生物になれるのを体験する依頼か・・・
シディ「何になるか楽しみだな!」
カンナ「楽な役割のやつならいいんだけど・・・」
ヒサメ「そんなのあるかな・・・」
フィーア「まぁ、頑張っていきましょう・・・」
ー乳酸菌ー
先輩「乳酸菌は全員ホワイトスーツに着替えるんだ!」
見た目はホワイトそうな部署だな・・・
先輩「俺たちはヨーグルトとして腸内のオフィスに出勤する。」
ヒサメ「数が多すぎじゃないですか!?」
フィーア「苦しいです・・・」
先輩「このオフィスには100兆の細菌たちがいるからな!」
シディ「ここで人を健康にするのか!」
先輩「少し違うな・・・」
え?
日和見菌「マジだり~やることないし寝てようかな・・・」
カンナ「ほとんどサボってるじゃん・・・」
先輩「100兆のうち70兆は全然働かないからな。」
カゲチヨ「まさかの置物社員・・・」
先輩「みろ!うちのエースの姿を!」
悪玉菌「やってられるか!」
ヨ―メイ「まぁまぁ、駆け付けいっぱい!」
フィーア「何やってるんですか?」
先輩「ああして悪玉菌に乳酸をお酌して回ることで悪玉菌の動きを鎮静化することなんだ。」
まさかの飲み会のお酌要員・・・
ーキノコー
sideフィーア
ここがキノコ課ですか・・・
先輩「よろしくね。」
さてどんな仕事でしょうか・・・
先輩「僕たちは森林の木にこびへつらい寄生することだ。」
カッコ悪かった・・・
先輩「あぁ、いつもお世話になっております。」
木「なんだよキノコかよ・・・ほらよ。」
先輩「ブドウ糖にアミノ酸まで・・・」
私には向かなそうですね・・・
フィーア「はぁ・・・枯葉を分解するのも大変ですね・・・」
木「またキノコが貢物持ってきたぞ!」
木「アイツ等の窒素とリンでパーティだ。」
アイツ等・・・良い度胸ですね・・・
木「おい!お前!なんでチェーンソー持ってるんだ・・・ぎゃぁああ!!」
カンナ「そういえばフィーアちゃんは?」
ヒサメ「キノコなのに森林伐採したからシュミレーションから一時的にシュミレーションからはじき出されたって。」
ーアメーバー
sideカンナ
何をするんだろ・・・
先輩「俺たちは下水処理場に向かうんだ。」
ゲスイ・・・
カンナ「うぅ・・・ヌメヌメしてるしマスク越しでもやばいよ・・・」
先輩「何をためらっている!活性汚泥として綺麗にする必要がある!その汚くてヤバいものに抱き着いて分解するんだ!!」
そんなぁああ!!
ー数時間後ー
なんとか分解できた・・・
先輩「次の浄化にいくよ。」
毎日地獄じゃん・・・
ーカビー
sideカゲチヨ
なんだここ・・・熱いし湿気がすごいな・・・
サトウ「よく来たな!ここは根性が全てだ!」
スズキ「俺たちの仕事は大豆の表面にまとわりついて酵素を作ってタンパク質を分解。うまみを作り出すことだ。」
シディ「くさすぎるぞ・・・」
サトウ「まぁ、鼻が麻痺するまで頑張れ!」
いやこれおしくら饅頭みたいだしなんかねばつくんだけど・・・
シディ・カゲチヨ「ぎゃぁあああ!!」
こうして味噌は出来上がっていくのだった・・・
ーミドリムシー
sideヒサメ
み、皆大変そう・・・
カゲチヨ「ヒサはミドリムシなんだろ?あそこが一番きついところらしいぞ。」
えぇええ!?
上司「栄養素を明日までに作ってもらう!59種類だ!」
先輩「!?」
上司「返事ははいかイエスかワンだけだ!」
先輩たち「ワンワン!!」
ここイエスマンしかいないの?
なんとかできた・・・
上司「よし!明日までに油をつくれ!」
ヒサメ「えぇ!?流石に無理が・・・」
先輩「はい!やらせていただきます!」
そんな・・・そうして48時間働かされた・・・
ヒサメ「し、死ぬ・・・」
上司「次はプラスチック生産と若返らせる業務、さらに二酸化炭素吸収で地球を救え!」
どんだけあるの!!
先輩「私たちはあまりにも小さな微生物です・・・」
上司「ミドリムシのプライドを持つんだ!」
先輩「そうだ・・・そのプライドだけは譲れない!!」
とんだブラックな生物だよミドリムシ・・・
そうして可能性の塊のミドリムシは様々なものを作るのだった・・・